こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 「時間が足りない」と思っている学生/社会人の人
- 仕事の納期がなかなか守れない社会人の人
- ハイパフォーマーの時間感覚について知りたい人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。(Twitterフォロワー数は2020/10/28現在です。)

時間感覚を制するものは人生を制す

時間感覚を制するものは人生を制す。
これは私のモットーです。(スラムダンクの「リバウンドを制するものはゲームを制す」のパクリなのはご愛嬌ということでお願い致します。笑)
それはなぜでしょうか?
時間は人間がコントロール不可能だからこそ、時間感覚が大切
こう言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、時間と言うのは神の領域です。
例えですが、人間が不老不死になったとしても時間の流れは支配・操作不可能です。
よく言われる例えですが、どんな億万長者も赤ちゃんも過ぎ去る1秒は平等です。
だからこそ、1秒を鋭く捉える時間感覚の違いで人生は大きく変わるのです。
資本主義社会では時間感覚=資産である
資本主義社会は「作り出すのにかけた時間(成果、物、サービス、ブランド)」に対して「いくらの対価」が払って貰えるかのゲームと言えます。
極端な話、100秒で100の項目を処理する人と1年かけて100の項目を処理する人では、どちらのお給料が高くなるでしょうか?
当然、前者ですよね。
このように現代社会では時間感覚、時間あたりの処理能力や仕組みの構築能力に対して対価が支払われます。
時間感覚を鋭くすると、対価を得られる確率が大幅に向上します。
綺麗事を抜きにすると、一定のお金は人生を豊かに過ごすためのツールとして有効です。(補足ですが、一定の資産保有額を超えると、逆に不幸になる例もあるので、とにかく多くあればいいという訳でもありません。)
人生は有限だからこそ、時間感覚が重要
2020年現在では人類の不老不死は成し遂げられていません。(個人的には不老不死は生命を冒涜する行為だと思っているので、成し遂げてはならない一線だと考えていますが、、、)
生命である以上、必ず「死」の瞬間は訪れます。
極端な話、今、これを書いている私が1秒後に生きている保証はどこにも無いですし、あなたが明日生きている保証もどこにも無いです。
生命とはそういうことなのです。
人生は有限だからこそ、時間感覚が重要。これを覚えておきましょう。
時間感覚とは?

前章のお話で時間感覚の重要性は理解して頂けたと思います。
相手の正体を知らないと、戦いようがないですし、鍛えようがないですからね。(笑)
時間感覚の正体→人間の概念
「時間」という概念があるのは人間だけです。
動物や昆虫には時間という概念はありません。
AIやロボットには時間という概念があるように思えますが、ありません。
あくまで2進数の「0」「1」というデジタル記号を保有しているだけです。
要は様々な概念があるのが、人間の脳の優れた部分だということです。
人間の概念は曖昧である
コンピュータの2進数デジタルデータなどと異なり、人間の概念というのは個人差が非常に大きいです。
この記事を読んで、時間感覚について勉強しているあなたと、YouTubeのエンタメ動画を漠然と見ている人では概念の理解度に差が出るに決まっています。
様々な概念を生涯をかけて考え、進化させていくという発想が非常に重要なのです。
時間感覚を鍛える方法 5選

ここからは時間感覚を鍛える方法をお伝えして行きます。
あまり、模範解答は出てこないかもしれませんが、間違いなく時間感覚を鋭く出来る方法を厳選したつもりです。
それでは5つの項目に分けて、ご説明して行きます。
時間感覚を鍛える方法:1秒のお給料を計算する
時間感覚を鍛える方法の1つ目は自分の1秒のお給料を計算してみることです。
前章でも申し上げたように資本主義社会では時間=資産です。
凄く不思議なことに人は時間にシビアな人は比率的に少ないですが、お金にはシビアな人が多いです。(笑)
私の場合は自動車メーカー勤務時代にこの「1秒の重み」を深く意識させられました。
自動車メーカーの製造ライン停止というのは、1秒停止するごとにコスト換算で数十万円の損失が発生します。(様々な観点から拡大解釈すると一説には数百万という説もあります。)
要は自分のプログラミングミスなどで、3秒自動車製造ラインを止めると、自分の一ヶ月のお給料分の額が吹っ飛ぶ訳です。(実際には製造現場や保全などにど叱られるだけで、会社からお給料は頂けますが。笑)
「1秒」判断・決断が遅れる度に数十万円の損失が加算されていく。
この感覚が染み付いてからは、日常生活でも、徹底的に1秒に拘るようになりました。
誰かに30分愚痴を言う時間、週末の飲み会で2時間をくだらない話で盛り上がる時間など、あなたは貴重な時間を垂れ流していないでしょうか?
1秒をお給料に換算して、日常の何気ない1秒の過ごし方を意識し始めた時から、あなたも時間感覚の鋭いチームの仲間入りです。
今日から意識しましょう。
時間感覚を鍛える方法2:時間感覚の鋭い人と付き合う
時間感覚を鍛える方法の2つ目は時間感覚の鋭い人と付き合うことです。
最初はしんどいかもしれませんが、そんな人たちの周りに意地でも寄っていくことです。
人間というのは凄く不思議なもので半径3m以内に誰がいるかで人生が変わります。
要は周りの人の癖や思考パターンが良くも悪くも伝染するのです。
基本的には教養のある人の周りには教養のある人が、お金持ちの周りにはお金持ちが、時間感覚が鋭い人の周りには時間感覚の鋭い人が集まります。
模範解答からは離れますが、時間感覚の鈍い人と関わると、自分の時間が奪われます。
自分の時間は命そのものです。
「命」を守るように常に意識しなければなりません。
これは時間感覚が鋭い人が例外なく徹底していることです。
今日から意識しましょう。
時間感覚を鍛える方法3:四季と触れ合う
時間感覚を鍛える方法の3つ目は四季と触れ合うことです。
日本というのは四季がある国です。
日本に生まれると四季があるのが当たり前ですが、これは非常に恵まれたことです。
なぜなら、日常の様々なシーンで時の流れを感じることが出来るからです。
夏の始まりにセミの声を聞くと、強制的に時の流れを感じられますし、夏の終わり目にセミの死骸を見る度に「自分の命が今あるのはありがたいこと。1秒1秒を一生懸命生きなくてはいけないな」と感じることができます。
秋の紅葉でも同じことです。紅葉が色付いて儚く散っていくのを見る度に時間の流れを感じることが出来ます。
そんな小さな日常を観察する感性を身に着けることです。
時間感覚を鍛える方法4:病気や人の死と向き合う
時間感覚を鍛える方法の4つ目は病気や人の死と向き合うことです。
これはあまり経験したくないことですが、自身の経験を踏まえてあえて書きます。
私は現在30代前半ですが、病気、事故等々で3回ほど死にかけています。(笑)
そしてつい最近、親しかった人が事故でお亡くなりになりました。
「1秒」というのは恐ろしいほどに重いのです。
不幸にもそのようなシーンになった場合には、ありのままの現実を受容し、逃げずに病気や人の死に向き合ってみることです。
向き合うと当然、苦しみます。(私自身も苦しみました。)
しかし、向き合った苦しみの果てには、「時間の重み」が見える景色があります。
これは模範解答からは離れますが、是非覚えておいて頂きたい内容です。
時間感覚を鍛える方法5:写真を撮る
時間感覚を鍛える方法の5つ目は「写真を撮る」ことです。
なんで写真を撮ると時間感覚が鍛えられるんだ?と思った方もおられると思いますので、解説して行きましょう。
写真はその瞬間を切り取り、表現する行為です。
すなわち写真の不動性で時間の流れ、動き、自然の摂理などに抵抗する行為だとも言えます。
その瞬間しかない唯一無二の景色の偉大さを感じ取れるようになった時には、あなたも時間感覚が鋭い人になっているでしょう。
写真・カメラの趣味は意外におすすめです。
時間感覚はあなたの資産

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
ご紹介した内容を一つでもお試し頂き、時間感覚を磨いて頂けますと幸いです。
現代社会では時間感覚は一生の資産になります。
今回は以上です。
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