こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 大量の仕事に忙殺されている人、自分の時間を確保したい人
- 仕事が速い人の特徴を知りたい人
- 仕事のスピードアップの方法/コツを知りたい人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterのフォロワー数は2021/1/12現在です。)

仕事が速いのは圧倒的なアドバンテージ

全てがリアルタイムに各種インフラ(情報・物流・その他)へ接続される現代社会では「速さ」という概念はその他を凌駕する圧倒的な意味を持ちます。
これはGoogleやAmazonなど、世界の超一流企業の仕事に共通することは「速さ」です。
Googleとその他の検索エンジンのスピードを比較すると、Googleの方が圧倒的に速いです。
Amazonとその他通販サイトの到着スピードを比較すると、Amazonの方が圧倒的に速いです。
仕事が速い利点:個人編

前章でのご説明で仕事が速いということが圧倒的なアドバンテージに繋がることは理解して頂けたと思います。
抽象度を少し下げて個人レベルで仕事が速い利点について考えてみましょう。
- 仕事が速いとストレスフリーに近づく
- 仕事が速いと失敗しても後がある
仕事が速いとストレスフリーに近づく
私自身が自動車メーカーに勤めていたので一次情報でよく分かりますが、新型車に搭載する技術は年々高度化していました。
また、開発日程も年々タイトになっていました。
高度な搭載技術とタイトな開発日程。
当然ですが、至る所で課題が頻発します。
しかし、決められたタイミングで新型車を投入出来なければ、会社としての利益を損失してしまいます。
そこで非常に重要になるのが、個人レベルの仕事の速さです。
実際のところ、即座に反応すれば80点くらいの仕上がりでも許されますし、逆に評価されるのが会社組織です。
いつも仕事で反応が速いと、会議での発言力も増します。
他部署の役職者にも名前を覚えられ、何か困った時に直接相談出来る直通社内ネットワークが出来ます。
このような状態を作り出せると、益々仕事を速くできる環境が整うという好のスパイラルになります。
また、いつも仕事が速いと、たまに多少遅れている案件があっても、「目処あり?」と一言確認されるだけなのでストレスフリーです。
仕事の速さは自分が仕事をしやすいストレスフリーな環境を整える一つの手段であるとも言えます。
仕事が速いと失敗しても後がある
恥ずかしながら、私は仕事で数々の失敗をやらかしてきました。(笑)
しかし、取り返しがつかない事態になったことは一度もありません。
運が良かったから?それもあります。(笑)
一つ自信を持って言えることは、他のメンバーよりも圧倒的にスタートタイミングやレスポンスが速かったということです。
仕事でどハマりするパターンというのは納期直前や生産開始直前に課題が顕在化して、処置不可能な状態で納品や量産に突入するパターンです。
このパターンにハマると、目も当てられません。
要は仕事をスタートするタイミングが速いと時間軸に余裕が生まれるので、多少の失敗なら何とかなってしまいます。
これは凡人の私には大助かりな利点でした。
「仕事が速い」を構成する3つの要素

仕事が速い人の特徴をご説明して行く前に、仕事の速さの構成要素についてご説明したいと思います。
「仕事が速違」を構成する要素には3つの要素があります。
- 物理的な速さ
- 思考の速さ
- タイミングの速さ
上記の3つです。
まずは物理的な速さを体に染み込ませながら、思考の速さやタイミングの速さに移行しましょう。
仕事の速さ1:物理的な速さ
物理的な速さとは、歩くスピードやタイピングスピード、ショートカットキーを使用するなどの物理的な速さです。
仕事の速さ2:思考の速さ
思考の速さとは、判断/決断の軸を事前に決めておく、パターン予測をするなどの行為で思考時間を短くするという速さです。
仕事の速さ3:タイミングの速さ
タイミングの速さとは、始めるタイミングの速さです。要はどれだけフライング出来るかということです。
仕事が速い人の特徴・スピードアップの方法/コツ

前置きが長く、すみませんでした。(笑)
ここからは私が自動車メーカー時代に一次情報として確認した仕事が速い人の特徴・スピードアップの方法/コツを解説していきます。
「仕事を速くする」と申し上げると、何か斬新なアイデアがあると思われる方も多いかと思いますが、全く逆です。
スピードアップの方法/コツ:物理的な速さ
- 1:歩くのを速くする
- 2:姿勢を良くし、スリムな体型を維持する
- 3:メールのレスポンスを速くする
- 4:昼休憩を短くする
スピードアップの方法/コツ:思考の速さ
- 5:デスクを常に整理整頓する
- 6:思考の型を持つ
スピードアップの方法/コツ:タイミングの速さ
- 7:出社時間を速くする
- 8:業務のスタートタイミングを速くする
- 9:会議室に入るタイミングを速くする
スピードアップの方法/コツ1:歩くのを速くする
スピードアップの方法/コツ1つ目は歩くのを速くすることです。
意外な盲点ですが、歩くスピードを意識的に速く出来ている人は多くありません。
Aさんは100m歩くのに80秒かかります。
Bさんは100m歩くのに40秒かかります。
同じ歩くという行為ですが、Bさんの時間密度はAさんの2倍です。
これが100回、1000回、10000回と積み重なった時、一体どれ位の時間の余裕ができ、歩くという行為から業務の付加価値に変換できるでしょうか?
申し上げるまでもありませんよね。
そんな小さなことで圧倒的な「速度格差」が生まれていることに気付きましょう。
そこからがスタートです。
スピードアップの方法/コツ2:姿勢を良くし、スリムな体型を維持する
スピードアップの方法/コツ2つ目は姿勢を良くし、スリムな体型を維持することです。
仕事が速い人は概して姿勢が良く、スリムな人が多いです。
スクーデリア・フェラーリのF1マシンが走っている時の姿勢というのは物凄く綺麗ですし、当然マシンのシルエットも芸術的に綺麗です。
我々、人間で言えば、日頃の姿勢や体型管理がそれに該当します。
背筋をピンと伸ばして、パソコンと向かい合っている人は概して仕事が速い人の傾向があります。
自動車メーカー時代の部長は物凄く仕事が速い人で姿勢も綺麗で体型も筋肉質でした。
これ以上申し上げる必要は無いでしょう。無意識を意識化するところから変化が始まります。
スピードアップの方法/コツ3:メールのレスポンスを速くする
スピードアップの方法/コツ3つ目はメールのレスポンスを速くすることです。
これは巷でよく言われることなので、解説不要かと思います。
メールは生き様が顕在化するツールです。
メールについては別記事でまとめてありますので、是非ご一読頂き、学んでおきましょう。
スピードアップの方法/コツ4:昼休憩を短くする
スピードアップの方法/コツ4つ目は昼休憩を短くすることです。
昼休憩を取るなと言っている訳ではありませんが、事実として仕事が速い人は昼休憩が短いです。
部長や頭の中に思い浮かんでいるハイパフォーマーの先輩2名は休憩時間が短かったです。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、確率99%以上の事実です。
これは少し考えれば当たり前の話です。
100%ノンフィクションの例え話で考えてみましょう。
Aさんはいつもスマホゲームをしています。
Bさんは昼一の会議の作戦を練っています。
Cさんは経済産業省のホームページを見て、様々な動向情報や税制措置を勉強しています。
成長速度がAさん<Bさん、Cさんになることはもはや申し上げるまでも無いでしょう。
大切なことはあなたがこれを読んだ瞬間から、どのコースで生きるのかを決めることです。
どれを選択するかは100%あなたの自由です。
これを読んで勉強している優秀なあなたがどれを選ぶかは何となく想像できますが。
スピードアップの方法/コツ5:デスクを常に整理整頓する
スピードアップの方法/コツ5つ目はデスクを常に整理整頓することです。
仕事が速い人のデスクは例外無く、整理整頓が徹底されています。
これは従業員1万人弱の自動車関連企業と自動車メーカーの2社で私が確認した一次情報なので、間違いありません。
これは少し考えればすぐに分かる話です。
机の上やパソコンのデスクトップ上すら綺麗に出来ない人が、習慣、思考、行動を整理整頓し、素早く行動出来るでしょうか?
出来るはずがありません。
これを読んで「私のことだ」と思った人は月曜日に早朝出社して、整理整頓をしましょう。
これを読んで、月曜日に即行動した人は人生が好転します。
「なるほどな」で終わらせないことが大切なのです。
整理整頓力については別の記事にまとめてありますので、そちらをヒントにして下さい。
スピードアップの方法/コツ6:思考の型を持つ
スピードアップの方法/コツ6つ目は思考の型を持つことです。
仕事が速い会社/個人には必ずと言っていいほど、思考の型があります。
例えば、全ての資料作成を毎回0ベースで作成していたらどうでしょうか?
いくら時間があっても足りません。
笑い話のようですが、仕事が遅めな人は思考や資料の型が無く、毎回0ベースで考えたり作成しています。
型化、仕組み化は別の記事にまとめてありますので、そちらをヒントにしてみて下さい。
スピードアップの方法/コツ7:出社時間を速くする
スピードアップの方法/コツ7つ目は出社時間を速くすることです。
仕事が速い人の共通言語は出社時間が速いことです。
100%ノンフィクションの自動車メーカー時代の実話をお話しましょう。
オフィシャルな始業時間は8:00でしたが、部長は6:20出社、ハイパフォーマーの同僚は6:30出社、ハイパフォーマーの先輩は6:40出社。(私は業務量がピークの時は5:50、通常は6:20〜40でした。)
速く出社することは目的ではなく、あくまで手段です。
何をメリットと捉えて、速く出社してくるのでしょうか?
いくつか理由があります。
- 車通勤の渋滞を避けられる
- 構内の出社渋滞に巻き込まれない
- 朝一に指示メールを飛ばすと、相手のメールフォルダの最上段付近に来るので、効率が良い
- 静かで思考する環境に最適
- ハイパフォーマーの同僚や先輩と本音の情報交換が出来る
株の運用など、何でもそうですが、タイミングをズラすという発想は人生を生きていく上で非常に重要な発想になりますので、覚えておきましょう。
リンク:【生活リズム:朝型のメリット】ハイパフォーマーはなぜ朝が早いのか?
スピードアップの方法/コツ8:業務のスタートタイミングを速くする
スピードアップの方法/コツ8つ目は業務のスタートタイミングを速くすることです。
陸上競技やF1ではフライングをするとペナルティーがありますが、仕事はいくらフライングしてもペナルティーはありません。
業務のスタートタイミングが速いということは「課題」を速い段階で炙り出せます。
これは非常に重要な発想です。
最初にもご説明しましたが、「失敗しても後がある」状態を作り出せるのです。
業務のスタートタイミングが遅いと「失敗したら後がない」状態になります。この状態で業務をこなしているとストレスやプレッシャーで業務効率は当然落ちます。
「まだ始めなくても大丈夫」ではなく「余裕がある今のうちに始めよう」という発想が大切です。
スピードアップの方法/コツ9:会議室に入るのを速くする
スピードアップの方法/コツ9つ目は会議室に入るのを速くすることです。
仕事が速い人はいつも会議室に入るのが速い人です。
仕事が遅めの人はいつも会議室に入るのが遅い人です。
これには例外はありません。
当日に緊急で発生した課題などが無い限り、会議に1秒でも遅れてくる人は論外です。
周囲からは自己管理能力が無い人と判定されてしまいます。
こんな小さな習慣で「保有情報の格差」が生まれ、ますます仕事の速さにも「格差」が生まれます。
これが社会の縮図です。
また、きちんとした上司であれば、誰がどの様な順番で入ってくるかを観察しています。
そして、誰が仕事が速い人で、誰に仕事を任せるべきかを観察しているのです。
月曜日からは一番乗りで会議室に入りましょう。
ホワイトボードやプロジェクターをセッティングする、会議室の机を並べ替えるなどの小さな気遣いも、もちろん優秀な上司の評価の対象です。
その様な小さな気遣いが出来る人物と遅刻してくる人物のどちらが出世出来るでしょうか?
間違いなく前者ですよね。
そんな些細なことに気付ける感性を育んで行きましょう。
リンク:【会社で出世する人の特徴】出世する人は何が違うのか?
仕事が速いと人生が充実する

最後まで読んでくださった勉強熱心な皆さん、本当にありがとうございます。
仕事が速いと時間や気持ちにゆとりが出て、人生が充実する確率が上がります。
読書などの自己研鑽の時間も確保できるでしょう。
リンク:【読書ができない、苦手な人へおすすめの読書方法】人生を豊かにする本の読み方のコツ
この記事でご紹介したスピードアップの方法/コツが、一つでもあなたの参考になっていれば嬉しいです。
今回は以上です。
内部リンク:【無形資産を保有する個人が強い時代】無形資産の作り方、具体例