【隠れた名著】おすすめの名著リスト 教養が身につく14冊

2020年10月3日

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【隠れた名著】おすすめの名著リスト 教養が身につく14冊

2020年10月3日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • 隠れた名著、おすすめの名著を探している方
  • 名著と解説をセットで知りたい人
  • 哲学書の名著を探している人
  • 自己啓発の名著を探している人
  • 教養を身につけたい人
この記事を読むと、おすすめの隠れた名著を知ることができ、あなたの人生の価値観を変えるヒントが得られます。また教養を身に着けるヒントが得られます。

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それでは「ヨット講座」始めましょう。

※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/5現在です。)

ヨットのプロフィール
■目次
  1. 名著とは?名著の定義について
  2. おすすめの名著リスト1:「死に至る病」著者:セーレン・キェルケゴール氏
  3. おすすめの名著リスト2:「自由からの逃走」著者:エーリッヒ・フロム氏
  4. おすすめの名著リスト3:「消費社会の神話と構造」著者:ジャン・ボードリヤール氏
  5. おすすめの名著リスト4:「情報化爆弾」著者:ポール・ヴィリリオ氏
  6. おすすめの名著リスト5:「成功の心理学」著者:デニス・ウェイトリー氏
  7. おすすめの名著リスト6:「僕は君たちに武器を配りたい」著者:瀧本哲史氏
  8. おすすめの名著リスト7:「プロメテウスの罠」著者:朝日新聞 特別報道部
  9. おすすめの名著リスト8:「豊田章男」著者:片山修氏
  10. おすすめの名著リスト9:「伝説の新人」著者:小宮謙一氏、紫垣樹郎氏
  11. おすすめの名著リスト10:「すぐやる力で差をつけろ」著者:千田琢哉氏
  12. おすすめの名著リスト11:「地に呪われたる者」著者:フランツ・ファノン氏
  13. おすすめの名著リスト12:「呪われた部分」著者:ジョルジュ・バタイユ氏
  14. おすすめの名著リスト13:「あらかじめ裏切られた革命」著者:岩上安身氏
  15. おすすめの名著リスト14:「生きた貨幣」著者:ピエール・クロソウスキー氏
  16. 名著はあなたの人生を変える!
書評不要で名著を確認したい方用

名著とは何か?名著の定義について

名著とは何か?名著の定義について

はじめに名著とは何か?名著の定義について考察していきましょう。

名著とは「本質を鋭く突いた内容、普遍的な内容が記載された本」であると考えています。

基本的な私の考え方として、流行要素の強い本は一切おすすめしません。

名著に記載された本質を鋭く突いた内容、普遍的な内容を学ぶことにより、どのような時代になっても鋭い考察、応用が出来ると考えているからです。

小手先のテクニックは応用しにくいですし、時代の変化によって使えなくなるテクニックも数多いからです。

そのような観点から私の人生に影響を与えたおすすめの名著リストを独断と偏見でご紹介するのが、今日の記事です。(笑)

ご自身の肌感覚に合いそうな名著があれば、是非読んでみて下さい。

おすすめの名著リスト1:「死に至る病」著者:セーレン・キェルケゴール氏

おすすめの名著リスト1:「死に至る病」著者:セーレン・キェルケゴール氏

おすすめの名著リスト1冊目はデンマークの哲学者、セーレン・キェルケゴールの「死に至る病」です。

この本には深海より深いくらい、かなりの思い入れがあります。(笑)

最初に購入した1冊目があまりにボロボロになったので、2冊目を再購入したくらいです。思い入れの深さが分かって頂けたでしょうか?(笑)

なぜなら私が病気で大手術をし、2ヶ月弱入院をした時に私を救ってくれた名著だからです。

病気で大手術をした私は絶望していました。

手術は本当に上手くいったのか?という不安、病気が再発しないかの不安、「なんで自分が・・・」という気持ち。様々な気持ちが入り乱れ、絶望の果てにいました。

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そんな時に出会ったのが以下の名言です。

絶望している人を考えないで、抽象的に絶望を考えようとすれば、我々は絶望は非常な優越であるといわなければならないであろう。この病に罹りうるということが人間が動物よりも優れている点である。

セーレン・キェルケゴール 「死に至る病」岩波文庫 P26より引用

この言葉には本当に救われました。

なぜなら、絶望しているということは、意思があるということであり、生きているということだと気づかせてくれたからです。

この考え方は様々な考え方に応用出来ることに気づけたことも、私の人生に多大な影響をもたらしました。

「自由という概念」「生き方という概念」「希望/絶望という概念」などは動物にもAIにも無く、人間の特権であることに気づかされました。

参考内部リンク:【AIと人間】人間にしかできないこと

参考内部リンク:【生と死】生きると死ぬということ

もし、今、悩んでいる人がいるならば、この名言を贈りたいです。

絶望が開かれたままになっているあらゆる瞬間に、救済の可能性もまたそこにあるのである。

セーレン・キェルケゴール 「死に至る病」岩波文庫 P125より引用

これからの長い人生では様々なことがあるでしょう。当然、悩んだり、絶望することもあるでしょう。そんな時に自分を救ってくれるのは言葉の力です。

そんな自分を救ってくれる言葉のストックをたくさん持てるように、沢山の名著と触れ合うようにしましょう。

内部リンク:人生の絶望を乗り越える3つの方法→絶望的な状況で人は成長する

おすすめの名著リスト2:「自由からの逃走」著者:エーリッヒ・フロム氏

おすすめの名著リスト2:「自由からの逃走」著者:エーリッヒ・フロム氏

おすすめの名著リスト2冊目はドイツの学者、エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」です。

自由とは何か?の定義について考えていた時に出会った名著がこの本です。

神話も人類の歴史のはじまりは、選択という行為にあるといっている。しかし、神話はこの最初の自由な行為が、どんなに罪深いものであり、またその結果生ずる苦悩が、どのようなものであるかをとくに強調する。男と女とはエデンの花園において、おたがい同士、また自然とも、まったく調和して生活している。そこは平和の楽園であって、働く必要もないし、選択も自由も思考もない。

エーリッヒ・フロム 「自由からの逃走」東京創元社 P43より引用

この名言には深く考えさせられました。

なぜなら、究極の自由とは「思考をやめること」ではないかという仮説が成り立ったからです。

そもそも、動物にも、植物にも、AIにも自由という概念がありません。

人間のみが持つ自由という概念。その概念がどこから発生するのか?を考えていくと意思であり、思考ということになる訳です。

自由を求めて考えすぎると、逆に自由からは遠ざかる。そんな洞察ができ、非常に興味深かったことを今でも覚えています。

更にこの名著の初版は1951年ですが、現代社会を鋭く見通した洞察をしています。

資本主義の経済的発展にともなって、心理的雰囲気にもいちじるしい変化が起こった。中世も終りに近づくころ、不安な落ちつかない気分が生活をおおうようになった。近代的な意味の時間観念が発達しはじめた。一分一秒が価値あるものになった。時間のこの新しい意味をよくあらわしているのは、ニュールンベルクの時計が十六世紀以来、十五分ごとに鐘を打つようになったことである。休日が多すぎることは一つの不幸と思われた。時間は非常に貴重なものとなり、つまらないことに時間を浪費してはならないと考えるようになった。

エーリッヒ・フロム 「自由からの逃走」東京創元社 P67より引用

社会の高速化に伴い、人々がどこか時間に追われている現代社会を予見しているように思えないでしょうか。

更に後半になると、「刷り込みされた自由」についても鋭く洞察しています。

かれらは自分の追求している目標が、かれら自身欲しているものであるかどうかということを考えない。かれらは学校ではよい成績をとろうとし、大人になってからは、より多くの成功、より多くの金、より多くの特権、よりよき自動車を求め、あちらこちらに旅行し・・・・・・などしようとしている。

エーリッヒ・フロム 「自由からの逃走」東京創元社 P277より引用

このように刷り込みされた自由を追っている人は非常に多いです。

空虚な幻想を追っているとも言えるのではないでしょうか。

自由になりたいと考えている人は非常に多いでしょう。

それは悪いことではありません。

しかし、一方で自由についての洞察を時間軸と空間軸を広くとって考えるべきだと私は思います。

すなわち表面的な刷り込みされた自由ではなく、自分自身が考える自由を新たな生み出すということです。

「自由からの逃走」はあなたが自由について考える際に深い洞察を与えてくれるおすすめの名著です。

参考内部リンク:自由に生きるために

おすすめの名著リスト3:「消費社会の神話と構造」著者:ジャン・ボードリヤール氏

おすすめの名著リスト3:「消費社会の神話と構造」著者:ジャン・ボードリヤール氏

おすすめの名著リスト3冊目はフランスの哲学者 ジャン・ボードリヤールの「消費社会の神話と構造」です。

※2015年に発売された新装版はハードカバーではないのが個人的に少し残念。(個人的な嗜好ですが。笑)

私が心酔する哲学者 ボードリヤールの代表的名著です。

この名著の初版は1979年です。

何が申し上げたいかと言うと、1979年に出版された本にも関わらず、2020年現在のリアルを深くえぐり、本質を鋭く突いているのです。

名著の著者達の本質的な洞察力というのは、いかに時代を超えて普遍かを思い知らされます。

消費者は自分で自由に望みかつ選んだつもりで他人と異なる行動をするが、この行動が差異化の強制やある種のコードへの服従だとは思ってもいない

ジャン・ボートリヤール「消費社会の神話と構造 新装版」 紀伊國屋書店 P0 帯より引用

上記の引用文で考察出来るのは、いかに我々が日常的な無意識に刷り込みをされているかということです。

インターネットに溢れる広告、都市部や電車に溢れる広告など、我々は無意識に刷り込みをされています。

一定の意味が作られ、一定の周期で意味が破壊される。そんな社会に我々は生きているのです。「幻想」で構成されたヴァーチャルリアリティーに。

私がTwitterなどで多用するワード「情報のシャットアウト」はこの名著にインスパイアされた考え方です。

更にボードリヤールは時間に関しても鋭く本質を突きます。

ところで、われわれのシステムの厳密な意味での時間的資本としてしか「解放」されていない。時間は、軽量されるという点で生産システムの抽象性という完全な抽象性に支配されている以上、もはや真に自由ではありえないのだ。

ジャン・ボートリヤール「消費社会の神話と構造 新装版」紀伊國屋書店 P262より引用

資本主義社会の激化により、我々は益々「時間の記号」に追われています。

仕事はもちろん、余暇さえも時間に追われている。もはや呪いにかかっているようにも思えます。

「呪い」は「どんな呪いにかかっているか」が分からないと解けません。

この名著は現代社会がかけられている魔術の解説書とでも言うべきでしょうか。

この名著を読んだ後には現代社会の構図を鋭く洞察し、世の中の仕組みが手に取るように分かるようになっていることでしょう。

個人的にはおすすめ筆頭の名著です。

参考内部リンク:本質を見抜く人の思考法 6選

おすすめの名著リスト4:「情報化爆弾」著者:ポール・ヴィリリオ氏

おすすめの名著リスト4:「情報化爆弾」著者:ポール・ヴィリリオ氏

おすすめの名著リスト4冊目はフランスの思想家、ポール・ヴィリリオの「情報化爆弾」です。

1999年に出版された、この名著はハードカバーをめくった帯に記載されたこんな序章から始まります。

「原子爆弾」の時代がおわり、近い将来「遺伝子爆弾」が出現するだろう。しかしそのどちらも、第三の爆弾、「情報化爆弾」の存在なしにはかんがえられない。

ポール・ヴィリリオ「情報化爆弾」産業図書 帯より引用

まだ、iPhone発売はおろか、日本でのパソコン世帯普及率が40%弱であった時代です。

そんなタイミングで出版されたこの名著の内容は圧巻です。著者ポール・ヴィリリオが2020年現在を「タイムマシン」で見てきたように鋭く洞察します。

彼は序章からいきなり深く切り込み、鋭く分析します。

そして今また、「ポストモダン」時代の科学は新しいタイプの、しかし以前とおなじくらい狂気にみちた競争にまきこまれている。それはロボット工学や遺伝子工学の領域での際限ない成果追求競争である。この競争はさまざまな分野の知を「ポスト科学的過激主義」の方向へとひきずっていく。それは最後には科学を核軍拡競争とおなじように全く道理を欠いたものにしてしまうだろう。

ポール・ヴィリリオ「情報化爆弾」産業図書 P3より引用

これは2020年現在、急速に進行する第四次産業革命のことを予言しているかのようです。

ロボット工学、AI、IoT、生物工学、遺伝子工学の急速な開発と実用化が進む現代社会。

これらを例えるなら、私はこう言います。「資本主義が引き起こした、第三次世界大戦」と。

ポール・ヴィリリオはすでに潜在的に始まっている「第三次世界大戦」に対しての警告を発していたように思うのです。

相互に接続されたネットワークの間では情報交換がリアル・タイムでおこなわれるが、この情報交換の同時性を舞台とする戦争が準備されているのである。

ポール・ヴィリリオ「情報化爆弾」産業図書 P187より引用

正に2020年に生きる我々の生活そのものではないでしょうか?

現代社会のテクノロジーの進化を様々な角度から多角的に考察した興味深い名著です。

参考内部リンク:【変化が怖い、不安な人必読】変化をチャンスに変える思考法

おすすめの名著リスト5:「成功の心理学」著者:デニス・ウェイトリー氏

おすすめの名著リスト5:「成功の心理学」著者:デニス・ウェイトリー氏

おすすめの名著リスト5冊目は自己啓発作家、デニス・ウェイトリー氏の「成功の心理学」です。

2012年に新訳で再販されたこの名著は、20代なら必ず読んでおく必読書です。

この名著は冒頭5ページを読んだだけで「あっ、元が取れた」と思えたくらいの名著です。

人生をスポーツの試合と比較してみるとおもしろい。人生は、たとえばアメリカンフットボールと同じではない。人生にはタイムアウトがないし、選手交代もない。時計は、一瞬のとどこおりもなく時を刻んでいる。

人生とは、シーズンの最後を飾る"ビッグゲーム"だとか、公式戦に向けての"練習試合"だと考えている人がいる。そして、人生も残り少なくなってきた頃になってやっと、実は歩んできた日々そのものが、まさしく"ビッグゲーム"だったことに気づくのである。

デニス・ウェイトリー氏「成功の心理学」 ダイアモンド社 PIⅱより引用

この真剣勝負の人生ゲームでは、やり直しがきかないし、夢は、何度も繰り返し壁にぶち当たったり、打ち砕かれたりすることがある。だが、恐れるには及ばない。ここに一つ、勇気づけられる事実がある。人生の勝敗は、最後の最後にならないと決まらないということだ。

デニス・ウェイトリー氏「成功の心理学」 ダイアモンド社 Pⅲより引用

真の"勝利"とは、ただ自分の持っている能力を、自分なりにとことん追求することを意味するのだ。

デニス・ウェイトリー氏「成功の心理学」 ダイアモンド社 Pⅴより引用

この名著のエッセンスはこの冒頭5ページだけで十分に分かるはずです。

あとはあなたがこの名著を読んで、その素晴らしさを確かめて頂きたいと思います。

人生を変えるおすすめの名著です。

参考内部リンク:【会社で出世する人の特徴】出世する人は何が違うのか?

PS.私がプロローグ以降で好きなのはP169から始まる「1日1日を大切に過ごす」の章です。

おすすめの名著リスト6:「僕は君たちに武器を配りたい」著者:瀧本哲史氏

おすすめの名著リスト6:「僕は君たちに武器を配りたい」著者:瀧本哲史氏

おすすめの名著リスト6冊目は京都大学 客員准教授でエンジェル投資家、故 瀧本哲史氏の「僕は君たちに武器を配りたい」です。

瀧本さんは2019年にお亡くなりになられてしまいましたが、「もっとこの人の名著を読みたかったな」と思える方です。

全著作は8冊なのですが、私は全て保有しています。

この「僕は君たちに武器を配りたい」は2011年に出版された名著です。

この名著は現代社会を生きていく上で大切な本質を教えてくれます。

重要なのは、まず資本主義の本質を理解すること。そして、そのメカニズムを正確に認識し、日々刻々を変わる情報を察知して、インプットを変えることで、アウトプットである自分自身の行動を具体的に変えることだ。

瀧本哲史氏「僕は君たちに武器を配りたい」 講談社 P7より引用

瀧本さんがこの名著の中で繰り返し強調しているのは「コモディティ」になるなということです。

資本主義社会かつボーダーレス社会が急速に進行する現代社会ではコモディティになった瞬間、賃下げや価格競争に巻き込まれてしまうからです。

資本主義の仕組みを正しく理解し、自分の特性をよく分析した上で、いかにコモディティにならないように差異を生み出すかを必死に考えることの重要性をこの名著は教えてくれます。

更に瀧本さんは本質をえぐります。

個人を相手に金融商品を売る会社にとって、いちばんありがたい顧客となるのは、「自分の頭で物事を考えない」人々だ。そしていつの時代もそうした人々はたくさんいる。

瀧本哲史氏「僕は君たちに武器を配りたい」 講談社 P158より引用

残酷ですが、これが世の中のありのままの現実です。

自分の頭で考えない人は現代社会ではカモにされてしまうのです。

最後に私が心に刻んでいる言葉をご紹介してこの名著の紹介を締め括ります。

ある会社や、ある個人が、みんなから悪口を言われて、たいへん厳しい状況にあるとき。そんなときこそ、投資を検討するまたとない機会だ。なぜならば、人は苦境に苦しんでいるときに応援してくれた人のことを、けっして忘れないものだからだ。

瀧本哲史氏「僕は君たちに武器を配りたい」 講談社 P252より引用

「この名著を読んでいなかったら、自分はどうなっていたのだろう」

そう思えるくらい、今までの人生において非常に役立ったおすすめの名著です。

参考内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?

おすすめの名著リスト7:「プロメテウスの罠」著者:朝日新聞 特別報道部

おすすめの名著リスト7:「プロメテウスの罠」著者:朝日新聞 特別報道部

おすすめの名著リスト7冊目は朝日新聞 特別報道部「プロメテウスの罠」です。

日本人が決して忘れてはならない災害、東日本大震災。

東日本大震災をトリガーに発生した、東京電力 福島第一原発事故。

朝日新聞 特別報道部が東京電力 福島第一原発事故を現地取材し、新聞に連載された記事が書籍化された本が「プロメテウスの罠」です。

まず、私はこの「プロメテウスの罠」というタイトルに引き込まれてしまいました。

「プロメテウス」は私が心酔する哲学者ボードリヤール、哲学者バタイユなどの著書にも度々登場する古代ギリシア神話の神です。

古代ギリシア神話によれば、全知全能の神 ゼウスの反対を押し切り、人間に火を与えた神と言われています。

プロメテウスが人間に火を与えた意味は生活の困窮を救う意味でしたが、人間は火を用い、武器/兵器を製作し、戦争を始めるに至りました。

原子力発電を「プロメテウスが仕掛けた罠」と喩えた記者の表現には畏敬の念を覚えてしまうのは私だけでしょうか。

少し余談になりましたが、この本はノンフィクションであるがゆえに、様々なことが深く学べます。

30代であれば、昇進で部下を持つ方も増えるでしょうし、早い人であれば、管理職になっている人もいらっしゃると思います。

そんな方には必ず読んで欲しい一冊だと考えています。(全9巻だが、1巻だけでも十分学べます。)

リーダーとは?、官僚とは?、イレギュラーの想定条件、自分の頭で考えることの重要性など様々なことが学べる名著です。

このお話は別の記事にもまとめていますので、興味が湧いた方はご一読下さい。

参考内部リンク:【教訓を生かす】3.11 東日本大震災から学んだこと

参考内部リンク:【リーダーとは何か?】現代社会のリーダーに求められるもの

おすすめの名著リスト8:「豊田章男」著者:片山修氏

おすすめの名著リスト8:「豊田章男」著者:片山修氏

おすすめの名著リスト8冊目はジャーナリスト 片山修氏の「豊田章男」です。

日本を代表する企業、トヨタ自動車の社長、豊田章男氏の人生記である。

この本は管理職に昇進したら、必ず読んでおくべき必読の名著です。

また、様々な悩みや懊悩を抱える人必読の名著でもあります。

豊田創業家の出身。誰もが羨む出自です。しかし、章男社長は幼き頃から苦悩に満ちていました。

感受性の強い章男は、つねに「豊田家の息子」のレッテルを貼られ、生きづらさを抱えていた。幼少期からイジメに遭い、自尊心が傷つけられた。御曹司の宿命を背負ってたのである。

片山修「豊田章男」東洋経済新報社 P25から引用

章男社長の深みのある「生き様」は実は幼少期に形作られたのかもしれません。

会社に入ってからもその苦悩は続いたようです。

3度会社を辞めようと考えるほど社内に居場所を見つけることができなかった。

片山修「豊田章男」東洋経済新報社 P53から引用

創業家出身がゆえの周囲の視線。嘲笑。ルサンチマン。

その苦悩は我々の想像を遥かに絶することです。(もしかしたら、この記事を読んでいる勉強熱心なあなたは名家のご出身かもしれませんので、お気持ちが分かるかもしれません。)

ですが、私は思うのです。そんな孤独な状況で自らに向き合い、もがき苦しみ、答えを探し続けたからこそ、章男社長の生き様はかっこいいのではないかと。

更に社長になってからも苦悩は続きます。

2010年のアメリカでのトヨタ車大規模リコール問題です。

アメリカの公聴会にも出席し、章男社長は逃げませんでした。(実際の公聴会の様子はYouTubeで見れます。参考リンク↓)

私はリーダーの仕事は「決断すること」「孤独と向き合うこと」の二つだと思っています。

口で言うのは簡単ですが、実際に実行するのは並大抵のことではありません。

章男社長は数少ない、体現者の一人です。

「豊田章男」という男の生き様から何を学べるか?はこの名著をあなたが読んで、考えて頂きたいと思います。

おすすめの名著リスト9:「伝説の新人」著者:小宮謙一氏、紫垣樹郎氏

おすすめの名著リスト9:「伝説の新人」著者:小宮謙一氏、紫垣樹郎氏

おすすめの名著リスト9冊目は小宮謙一氏、紫垣樹郎氏の「伝説の新人」です。

この本は20代のビジネスパーソンが必ず読むべき必読の名著だと思っています。(10代のうちから予習しておくと尚良いです。)

「当たり前基準を徹底的に高めよ P17」「チャンススパイラルにいち早く乗れ P30」「本気で成功したいなら3年間は徹底的に働け P39」「頼まれごとは、試されごと P63」「朝のゴールデンタイムを活かせ P126」「解決したいなら、悩み事は同期に相談するな P157」「虫の目、鳥の目、魚の目を持て P161」「会社は教わるための場所ではない P210」「読書習慣の有無が、10年後、埋められない差を生む P229」

小宮謙一氏、紫垣樹郎氏「伝説の新人」 集英社より引用

引用文で分かるように、金言の嵐です。

私が良い意味で「伝説の新人」になれたかはかなり怪しいですが(笑)、この本の内容の信憑性は間違いないと断言出来ます。

大切なことは2つあります。

1つ目は本を読むことです。2つ目は本に書いてあることを実行して、自分流にカスタマイズすることです。

簡単ですよね。

これができるだけで、上位10%なのが、日本のサラリーマンの現実です。

会社の看板は無くなる可能性があります。お金も無くなる可能性があります。しかし、自分の中に蓄えた知識と生き様だけは絶対に無くなりません。

昨今は起業やフリーランスブームですが、「伝説の新人」に書いてあるような初歩・基礎は絶対ないがしろにしてはなりません。

99%、時間差で躓きます。

難解な本を読んで自分で思考するのも非常に大切ですが、この名著に書いてあるようなシンプルな内容を徹底的に習慣化することも非常に大切です。

「伝説の新人」を目指しましょう。

おすすめの名著リスト10:「すぐやる力で差をつけろ」著者:千田琢哉氏

おすすめの名著リスト10:「すぐやる力で差をつけろ」著者:千田琢哉氏

おすすめの名著リスト10冊目は自己啓発作家、千田琢哉氏の「「すぐやる」力で差をつけろ」です。

2016年に書店で偶然出会ったこの一冊は私の人生に大きな影響を与えてくれた名著です。

読書初心者にも読みやすい、簡潔な自己啓発書ですが、中身は本質を突いています。

「急がなくていい。早くスタートして淡々とやるのだ。P14」、「すぐやる人は、ヒソヒソ話をしない。P30」、「すぐやる人には、すぐやる人が集まってくる。P46」、「二倍速を自分の標準にすると、人生にドカンとゆとりが生まれる。P186」、「頭のいい人ではなく、すぐやる人にチャンスは一極集中する。P198」

千田琢哉氏「「すぐやる」力で差をつけろ」 リベラル社より引用

私も自動車メーカー勤務時代にはお客様の立場だったので、よく分かりますが、「すぐやる人」のことは多少失敗してもすごく評価していました。

逆に「すぐやらない人」はこちらが時間を掛けて、フォローしなくてはならない上に出てくるアウトプットも質が低い傾向がかなり強かったです。

「すぐやる力」は仕事能力そのものだということをこの名著から深く学ばされました。

短い文章で鋭く本質を突き、行動に落とし込みやすい内容になっているので、20代の方は必ず読むべき名著です。

冗談抜きで人生を変える力を秘めている名著です。

「すぐに手に入れる」ようにして下さい。

参考内部リンク:【すぐやる人の特徴】すぐやるコツ 9選

おすすめの名著リスト11:「地に呪われたる者」著者:フランツ・ファノン氏

おすすめの名著リスト11:「地に呪われたる者」著者:フランツ・ファノン氏

おすすめの名著リスト11冊目は思想家、フランツ・ファノン氏の「地に呪われたる者」です。

著者がアルジェリア独立運動の経験を通じて考える「国家とは?」「民族とは?」「文化とは?」などの考察が鋭く記載されたこの名著は現代社会を思考する上で必読の名著です。

過去の植民地主義と現代の資本主義というのは少なからず共通点があります。

例えば、現代社会では生産性の向上、働き方改革などが叫ばれて久しいですが、この名著の一節にヒントが記載されています。

この処置がなされたとき、一ヘクタール当たりの収穫が三倍になることに人は気がついた。しかもフランス軍のたび重なる急襲・空爆や、肥料補給の困難にもかかわらずそうなったのである。収穫時に収穫物の検査秤量を行なった農民たちは、どうしてこのような現象が起きたのかを理解しようとした。彼らは、労働が単純な観念ではないこと、奴隷状態にあっては労働しえぬこと、労働は自由と責任と意識を前提とすることを、やすやすと発見したのであった。

フランツ・ファノン氏「地に呪われたる者」 みすず書房 P184より引用

これは現代の資本主義社会で生産性向上、働き方改革を考える上で深く考えさせられる一節です。

また、最近はグローバル化の進展により「英語」の重要性が叫ばれて久しいです。

植民地が暴力で本国の言語を強制されたように、現代社会では「資本主義」「グローバル化」という暴力で「英語」を合法的に強制されている。

そんな見方をしてみると、現代の資本主義社会の本質をより深く考察できるのかもしれません。

過去の植民地主義時代から現代の資本主義社会まで、変化せず、共通している内容はたくさんあります。

過去に原点回帰し、普遍的な本質を教えてくれる名著が「地に呪われたる者」です。

おすすめの名著リスト12:「呪われた部分」著者:ジョルジュ・バタイユ氏

おすすめの名著リスト12:「呪われた部分」著者:ジョルジュ・バタイユ氏

おすすめの名著リスト12冊目は哲学者、ジョルジュ・バタイユ氏の「呪われた部分」です。

この名著は「死」「経済の仕組み」などについて鋭い考察をしています。

色々と書きたいのですが、お気に入りの一部分を抜粋します。

実を言えば、死を呪うとき、我々は自分自身を恐れているのに過ぎないのだ。死は他ならぬわれわれの意志であり、その厳しさがわれわれを慄え上がらせるのだ。

ジョルジュ・バタイユ氏「呪われた部分」 二見書房 P44から引用

富の蕩尽にたいするわれわれの反応のこのような二重変質には一種の呪咀感がまつわりつく。怪物的形態を取りつつある戦争への反感、その伝統的形態が今後は不公平を意味するに至った奢侈的浪費への反感。富の増加がかつてない最大のものとなる瞬間、それはわれわれの目にそれが常になんらかのかたちで有した呪われた部分の意味をはっきり帯びるに至ったのだ。

ジョルジュ・バタイユ氏「呪われた部分」 二見書房 P49、50から引用

これは現代社会での「格差社会」という「呪われた部分」を暗示しているとも言えるでしょう。

また「環境問題」「民族紛争」「宗教戦争」などもこの「呪われた部分」の一種でしょう。

このような考え方はジャン・ボードリヤール氏の著作「透き通った悪」などにも強く影響を与えています。

「呪われた部分」を追放すると、ウイルスのように透き通り、我々の目には見えないものとなります。

現代社会の我々はこの「透き通った見えない呪われた部分」に攻撃されているとも言えるでしょう。

その攻撃により顕在化したのが社会の至る所で発生している問題なのです。

自分が激動の時代を生き残るため、世の中の本質的な仕組みを深く洞察するために必読の名著です。

内部リンク:【資本主義社会の本質】問題点→成長で成長を呼び寄せる虚構

おすすめの名著リスト13:「あらかじめ裏切られた革命」著者:岩上安身氏

おすすめの名著リスト13:「あらかじめ裏切られた革命」著者:岩上安身氏

おすすめの名著リスト13冊目はジャーナリスト 岩上安身氏の「あらかじめ裏切られた革命」です。

この本は岩上氏が1989年〜1994年までの6年間、旧ソ連・東欧圏を自ら取材して書き上げたノンフィクションです。

この本はノンフィクションであるがゆえに、人間の本質、社会の本質が全て詰まっていると言っても過言ではないほどの名著です。

そして、2020年現在も輝きを失っていない名著だと私は確信しています。

何やら不気味な「あらかじめ裏切られた革命」というタイトルは非常に深い意味を持ちます。

1985年に共産党書記長に、かの有名なミハイル・ゴルバチョフ氏が就任しました。

就任と同時に当時共産主義社会であった旧ソ連を改革するために様々な政策を推し進めます。

ペレストロイカ(政治改革運動)、グラスノスチ(情報公開)など。

その一環として、固定価格制度に基づく生産流通システムをそのままに、一部を自由市場に移行しました。

その結果、どうなったか?

国営商店からは食料品、衣料品などが姿を消し、自由市場や闇市場には物はあるものの、10倍以上の価格で取引されるようになりました。

完全にハイパー・インフレ状態です。

国民の生活は困窮し、不満は高まっていきます。

そんな国内事情を背景に、改革派からはみ出した民主綱領派が結成され、更にそれに刺激されるように保守派が政策集団「ソユーズ」を結成します。

そして、既得権益を守ろうとする保守派が1991年8月に引き起こしたクーデター

その試みが失敗し、旧ソ連は崩壊。

「これでやっと普通の生活ができる。」国民はそう思ったことでしょう。

しかし、これは「あらかじめ裏切られた革命」だったのです。

長く続いた共産主義システム、闇経済、権力構造は一夜にして変わりません。

物価の高騰は止まらず、旧共産党のメンバーが脱共産化に伴う動きに便乗し、私腹を肥やす。

それらを岩上氏はこう表現します。

美しい理想主義は、その空虚な美しさゆえに必ず裏切り、裏切られる。

史上、何度も繰り返されてきたこの悲喜劇が、またもや反復されている。

不透明な混沌の本質は、そういうことなのかもしれない。

八月政変を「八月革命」と呼ぶ人達がいる。

もしあの事件を民主主義者による「民主革命」とどうしても名づけるのならば、それは「あらかじめ裏切られた革命」であると言いそえておこう。

岩上 安身氏「あらかじめ裏切られた革命」 講談社 P116から引用

実は現代社会の至るところにも「あらかじめ裏切られた革命」は潜在化しているのではないでしょうか。

最近、話題のキーワードとして、ベーシックインカムやギグエコノミーなどがあります。

この「あらかじめ裏切られた革命」を読破してから、これらについて考察すると、本質が見えてくることでしょう。

いつの時代も本質というのはさほど変わりません。

人間社会の仕組み、構造などを本質的に考察できる名著です。

おすすめの名著リスト14:「生きた貨幣」著者:ピエール・クロソウスキー氏

おすすめの名著リスト14:「生きた貨幣」著者:ピエール・クロソウスキー氏

おすすめの名著リスト14冊目は小説家であり、思想家でもあるピエール・クロソウスキー氏の「生きた貨幣」です。

正直、この本は名著として紹介するかは迷いました。

翻訳者の兼子正勝さんが「ある種の奇書であると言いたい誘惑にかられもする」とおっしゃられている通り、私も最初に読んだ時は全くと言っていいほど内容が理解できずに苦しみました。(笑)

しかし、この本はかの天才哲学者 ミシェル・フーコー氏が「私たちの時代のもっとも偉大な本である」と断言している本です。

上述でご紹介したジョルジュ・バタイユや、モーリス・ブランショフリードリヒ・ニーチェなど「あれこれのやり方で重要であったものすべての道がひそかにここに通じていた」とフーコー氏は言います。

フーコー氏ほどの天才がここまで断言する本なので、読まない訳にはいかない訳です。

この本でクロソウスキー氏が追求していることはただひとつです。

それは「本来は伝達も共有も共有も交換も不可能である※情欲を、交換可能なものとして思考するためにはどうしたらいいか」ということを追求しています。

※情欲=欲情的快楽を伴う心の動き

何やら天才が形而上学的な発想で考えた内容に思えます。

しかし、現代社会の動向を見ると意外にも形而下学なのではないかと思えてくるのです。

現代の資本主義社会では広告などで情欲を刺激し、人々の中にファンタスム(幻想)を作り上げます。

ブランド、社会的地位、名声。そんなファンタスムを追い求める人々。

ファンタスムがシュミラークルを求れば求めるほど、シュミラークルはより強くファンタスムに作用し反応し、シュミラークルはより大きくファンタスムを発達させ、そしてファンタスムはより豊かになりーそして出費を必要とするものすべてが持つ重大さを獲得するのである。

ピエール・クロソウスキー氏「生きた貨幣」 青土社 P120から引用

「様々なイメージ、記号」を得るために「死んだ貨幣」になる人々。

そんな状況から解放されるにはあなたが「生きた貨幣」になればいい。

そんなクロソウスキー氏のメッセージが伝わってきます。

1970年に書かれた本ですが、現代社会を考察する上で全く色褪せていない内容ばかりです。

更に天才思想家の思考のレベルの高さに触れ、打ちのめされる。

そんな楽しみ方ができる一冊です。

名著はあなたの人生を変える!

名著はあなたの人生を変える!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

私の拙い文章で名著の魅力が伝わったかが、かなり不安です。(笑)

名著には不思議な力があります。今の自分に必要な名著が向こうから寄ってくるのです。少なくとも私自身の一次情報ではそのように感じますし、名著に出会って人生が変わったと言っても過言ではありません。

この記事で紹介したおすすめの名著があなたの人生を変えるキッカケになれば嬉しいです。

今回は以上です。

内部リンク:深い言葉・小説・映画を制作する人の共通点→インプットの質

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