こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 本質とは?を知りたい人
- 物事を深く理解出来るようになりたい人
- 人生を深く味わいたい人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。
※ヨットはこんな人です。(Twitterフォロワー数は2020/11/11現在です。)

はじめに:本質とは?

はじめに「本質とは?」について考察していくことにしましょう。
性質や要素とも言えるでしょう。
「抽象度を上げた時に様々な内容に応用可能な事象」とも言えるでしょう。
本質を押さえる力は何故大切なのか?
これを読んでいるあなたは会社の上司などから「本質を押さえろ!」とよく指導されていることかと存じます。(私もその昔はよくご指導頂きました。笑)
本質を押さえる力は何故大切なのでしょうか?
例えですが、「日本人にしか理解出来ない文化」と「世界中の誰もが理解出来る文化」があったとしましょう。
どちらが本質を押さえているかと言えば、「世界中の誰もが理解出来る文化」です。
「日本人にしか理解出来ない文化」は枝葉での独自の事象です。
応用性、世界での再現性、拡張性は低くなります。
「世界中の誰もが理解出来る文化」は「人間」という括りでの本質を突いているということです。
応用性、再現性、拡張性は高くなります。
要は根底の部分に何を据えるかで、その後の進め方や質が大きく変わってくるということです。
よく本質の重要性が語られる理由はここにあります。
本質を見抜く力を持つ思考法 6選

本質の正体が分かったところで、「本質を見抜く」思考法を解説していくことにしましょう。
会社に必ず1人はいる、本質をズドンと突いて、周囲をリードするハイパフォーマー。
私の自動車メーカー時代の上司がそのような人でした。
そのような人には思考法の定石があります。
今日はその思考法の定石をご紹介して行きましょう。
本質を見抜く思考1:共通点をまとめる
本質を見抜くために意識したい思考法1つ目は共通点をまとめてみることです。
※帰納法ってなんだっけ?という方がおられましたら、別のサイトが分かりやすく説明して下さっていたのでご確認下さい。
複数の事案に共通することが本質部分
これはベン図で考えてみるとイメージしやすいです。

「何が本質なんだっけ?」と迷ったら、類似事案2つほどを引っ張り出して考えてみましょう。
基本的に何かしろの共通点が見つかるはずです。
このような思考法を知っておくと、本質にたどり着くまでの時間が非常に早くなります。
本質を見抜く思考2:抽象度が高い部分から考える
本質を見抜くために意識したい思考法2つ目は抽象度が高い部分から考えてみることです。
例えるならば、スマートフォンのケースを設計するのに、対象のスマートフォンを何にするか決めずに設計を始めてしまうイメージです。
これを聞くと笑い話のように聞こえますが、実際の仕事でこれをやっている人は非常に多いです。
必ず抽象度の高い部分から段階的に考えるようにしましょう。
抽象的な内容と具体的な内容を両方意識する
ハイパフォーマーの思考法の共通点は抽象的/具体的を常に両方見据えていることです。
このような思考が染み込んだ頃にはあなたもハイパフォーマーの仲間入りです。
これを読んで勉強しているあなたですから、その日も近いでしょう。
本質を見抜く思考3:多角的に考える
本質を見抜くために意識したい思考法3つ目は多角的に考えることです。
事象というのは、必ずと言っていいほど両義性や2面性を帯びています。
ある人から見れば、Aという事象でも、別の人から見れば、Bという事象だったりすることは日常茶飯事です。
多角的に考えることの重要性
最近、私が思考をしていた時に多角的に考えることの重要性を感じたテーマがあります。
それが「平等」です。
平等というのは、偉大な先人達の努力により生み出された素晴らしいシステムです。ここに議論の余地はありません。
一方で多角的に考えてみると、様々な指標に対して平等に評価されるがゆえに、「平等の過激さ」に攻撃されている被害者もいる訳です。
是非試してみて下さい。
本質を見抜く思考4:歴史から学ぶ
本質を見抜くために意識したい思考法4つ目は歴史から学ぶことです。
人類の歴史というのは非常に長いです。西暦だけでも2020年の歴史がある訳です。
それにも関わらず、歴史から学ぼうとする人が非常に少ないのは勿体無いことです。
現在の流行は本質的には歴史のオマージュ
直近の流行などを考えるとすぐに分かりますが、直近の流行は本質的には歴史のオマージュであることが分かります。
例えば、最近流行しているオンラインサロンなどは中世ヨーロッパのカルヴィニズムなどと本質的な仕組みは全く同じです。
ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いました。
まさにその通りです。
歴史を学びましょう。
本質を見抜く思考5:自然から学ぶ
本質を見抜くために意識したい思考法5つ目は自然から学ぶことです。
何かを考える時は人間界という括りで考えてしまいがちですが、人間より歴史が長いものがあります。
それが自然です。
例えば、全宇宙でも唯一無二の存在である太陽で考えてみましょう。
太陽が唯一無二の神に等しい理由の本質を考えてみると、見返りを求めずにひたすらエネルギーを分配するからです。
これを人間社会に置き換えてみましょう。「愛情」や「時間」のエネルギーを無条件に分配している人は間違いなく愛されますよね。
このように本質のヒントは自然界にあるのです。
太陽は一例です。身の回りの様々な自然を観察してみましょう。
人間界に応用出来る様々な気づきがあると思います。
本質を見抜く思考6:長く続くこと、もの、会社から学ぶ
本質を見抜くために意識したい思考法6つ目は長く続くこと、もの、会社から学ぶことです。
「自然に学ぶ」の項目でもお話しましたが、長く続くということはそれだけ自然の摂理に則り、本質を押さえているということです。
あなたの身の回りに低空飛行ながら潰れない会社はないでしょうか?
そのような会社の仕組みを観察してみましょう。
そんな些細なことに気づける感性が必要です。
本質を理解すると見える世界が変わる

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
本質を理解すると見える世界が間違いなく変わります。
ご説明した思考法を是非お試し下さい。
今回は以上です。
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