こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 実力をつける方法のヒントが欲しいと考えている人
- 実力主義の会社、社会で生き残るヒントを手に入れたい人
- 実力を向上させたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【生活リズム:朝型のメリット】ハイパフォーマーはなぜ朝が早いのか?
内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?
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内部リンク:仕事で雑用ばかりという人へ→まずは雑用を完璧に仕上げること
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それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/12/16現在です。)

はじめに:実力とは何か?

はじめに、実力とは何かについて考えていきましょう。
意外に「実力とは何か?」と問われた時に即答できる人は多くありません。
まずは自分が伸ばしたいと考えている「実力の正体」について理解していきましょう。
実力とは?→実際に備えている能力、本当の力量
まずは実力とは何かの模範解答からいきましょう。
辞書などで調べると、実力とは「実際に備えている能力、本当の力量」のこととされています。
ここからは少し模範解答から離れて考えていきましょう。
実力とは?→社会、会社、個人がそれぞれ抱く概念
実力とは非常に曖昧で捉えどころがないものだということは上述でお話させて頂きました。
そして、この概念は社会、会社、個人によって大きく変化します。
また、時代によっても概念は大きく変化します。
ここまでで分かることは、実力とはかなり可変性の高い概念であるということです。
ここから導き出される仮説があります。
実力とは?→仮説1:適応力
社会、会社、個人、時代によって都度変化する「実力」という概念に素早く適応する力が「実力」だと言えます。
社会、会社、個人、時代が求める「実力」を都度把握し、求められている力を素早く発揮できた人が「実力がある人」と評価されるでしょう。
「実力をつけるヒントが欲しい」と考えているあなたはまず、この事実を覚えておきましょう。
※後述するニーズ志向ということです。
実力とは?→仮説2:問題創造力
もう一つ私なりに導き出した仮説があります。
それが「実力=問題創造力」という仮説です。
実力とは社会、会社、個人が抱く概念に過ぎないということは上述しました。
確実に「実力がある」という評価になるでしょう。
「実力をつけるヒントが欲しい」と考えているあなたは、この事実も併せて覚えておきましょう。
※後述するシーズ志向ということです。
実力をつける方法の前に考えたいこと

次に実力をつける方法の前に考えたいことをお伝えしていきます。
「実力をつける」という言葉は上述の通り、非常に曖昧模糊(あいまいもこ)なものです。
ということは、自分なりに前提条件をきちんと定義して作戦を立てないと、迷宮に迷い込みます。(笑)
ここで一緒に作戦を立てましょう。
実力をつける方法の前に考えたいこと1:自分の才能を把握し、分野を選ぶ
実力をつける方法の前に考えたいこと1つ目は自分の才能を把握し、分野を選ぶことです。
今までの自分を客観的に振り返り、各分野での自分の才能のサイズがどれくらいなのかを把握するところからがスタートです。
例え話ですが、FCバルセロナのプロサッカー選手、リオネル・メッシ選手のサッカーの才能が100だとしましょう。
客観的に見た時に、あなたにはサッカーの才能が10しかないとしましょう。
死ぬほど努力したら、天才中の天才、メッシ選手の実力に追いつけるでしょうか?
少し厳しいですが、永遠に追いつけないでしょう。
周りが100の実力の人だらけで、自分が80であれば、実力がないと評価されます。
周りが50の実力の人だらけで、自分が80であれば、実力があると評価されます。
実力は相対的に評価される要素があるのです。
自分の才能を見極め、実力が評価されやすい分野/土俵を選ぶという発想が必要です。
※才能の見つけ方は別の記事で解説していますので、ご一読下さい。
内部リンク:【才能の見つけ方】自分や子供の才能の見つけ方の工夫
実力をつける方法の前に考えたいこと2:ニーズ志向/シーズ志向の選択
実力をつける方法の前に考えたいこと2つ目はニーズ志向/シーズ志向の選択です。
※「ニーズ/シーズって何?」という方がいらっしゃいましたら、下記にまとめてありますのでご一読下さい。
内部リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」
社会、会社、個人、時代によって大きく変化する「実力」という概念を前に適応する力を身につけるのが「ニーズ志向」です。
逆に自分独自のスキルによって、その分野で「実力」という概念を作り出すのが「シーズ志向」です。
上記の内部リンク記事をご一読頂きながら、一度真剣に考えてみて下さい。
※この記事ではいずれを目指す場合でも役立ちそうな「実力をつける方法」をセレクトしておきました。
実力をつける方法 10選

さて、ここからは実力をつける方法を10項目に分けてご紹介していきます。
上述した私の仮説「実力=適応力、問題創造力」を前提条件として、それらを磨く具体的な方法をお伝えしていきます。
実力をつける方法1:本質を見抜く力を磨く
実力をつける方法1つ目は本質を見抜く力を磨くことです。
適応力、問題創造力のいずれにも作用する力です。
本質とは物事の根幹を構成する部分のことです。
この本質を見抜く力を磨く魅力は「応用性」「再現性」「拡張性」にあります。
成功事例や再発防止の他分野への応用性、成功事例の再現性向上、成功事例の拡張など、様々な場面で活躍してくれるからです。
様々な仕事で常に「応用性」「再現性」「拡張性」を意識し、実行している人がいたらどうでしょう?
間違いなく実力がある人だと評価されますよね。
本質を見抜く思考法は下記の記事で解説していますので、ご一読下さい。
実力をつける方法2:教養を身につける
実力をつける方法2つ目は教養を身につけることです。
適応力、問題創造力のいずれにも作用する力です。
教養があるということは、空間軸と時間軸で深く学んでいるということです。
現代社会で流行しているビジネスモデルというのは、本質的にはほとんどが過去の歴史のオマージュです。
例えば、最近流行りのオンラインサロンなどは、中世ヨーロッパの宗教が形態を変えたものです。
空間軸と時間軸で学んでいると、引き出しが多くなり、問題創造力の向上に寄与する訳です。
また、教養があるということは、人と人とを繋ぐ共通言語を持っているということです。
人と人とを繋ぐ共通言語である教養を身につけていれば、様々な人と円滑にコミュニケーションが取れます。
円滑なコミュニケーションは適応力に繋がり、周囲からは実力があると評価されるという構図です。
内部リンク:【教養とは何か?】教養を身につけるために心掛けたいこと
実力をつける方法3:問題解決能力を磨く
実力をつける方法3つ目は問題解決能力を磨くことです。
こちらは適応力に作用する力です。
※そもそも、問題解決をしない状態を常に維持している人が真の実力者だと思っていますが、今回はその部分はスルーします。
仕事や人生の中では問題はつきものです。
実力をつける上では問題解決能力は避けて通れません。
「問題解決に自信がない」という方がいらっしゃいましたら、下記にまとめてありますので、ご一読下さい。
内部リンク:【問題解決能力を磨こう!】問題解決の思考法 5選
実力をつける方法4:すぐやる力を磨く
実力をつける方法4つ目はすぐやる力を磨くことです。
適応力、問題創造力のいずれにも作用する力です。
仕事や人生というのは常に期限があります。
私は10年以上サラリーマン生活を送って来ましたが、後倒しや先延ばしにする人で実力があると評価されている人は1人もいませんでした。
逆に常にすぐやる人は「実力がある」と評価されていました。
すぐやる力は実力そのものなのです。
実力をつけるためにすぐやる力を磨きましょう。→すぐに下記のリンクの記事を読みましょう。
内部リンク:【仕事が速い人の特徴 9選】スピードアップの方法/コツ
内部リンク:【時間管理ができない・苦手な人は必読】時間管理術:3つの軸を押さえよう
実力をつける方法5:整理整頓力を磨く
実力をつける方法5つ目は整理整頓力を磨くことです。
適応力、問題創造力のいずれにも作用する力です。
仕事とは儲かる仕組みを整理整頓することです。
すなわち、極限まで思考を整理整頓するということです。
机の上がくちゃくちゃな人や、パソコンのデスクトップ上がアイコンでくちゃくちゃな人が極限まで思考を整理整頓できるでしょうか?
恐らくできないでしょう。
一次情報ですが、机の上がくちゃくちゃな人や、パソコンのデスクトップ上がアイコンでくちゃくちゃな人で実力があると評価されていた人は一人もいません。
これを読んでヒヤリとした人は今すぐ身の回りの整理整頓を始めましょう。
内部リンク:【整理整頓が苦手、できない人は必読】家庭、仕事での整理整頓のコツ
実力をつける方法6:企画力を磨く
実力をつける方法6つ目は企画力を磨くことです。
企画力を磨く=問題創造力を磨くと同義だからです。
企画力というと何やらクリエイティブに聞こえます。
確かにクリエイティブな側面はあります。
一方で、企画の考え方や手順には定石があります。
それをすっ飛ばしてクリエイティブな企画を立てても、実現しないボツ企画で終わってしまいます。
あなたは何かを企画する際のプロセスを言語化して説明できるでしょうか?
もし自信が無ければ、企画の考え方/手順、企画力を鍛えるコツを下記にまとめてありますので、ご一読下さい。
実力をつける方法7:人間にしかできないことを磨く
実力をつける方法7つ目は人間にしかできないことを磨くことです。
適応力、問題創造力のいずれにも作用する力です。
AIやIoTが急速に発展する現代社会においては、一昔前には重宝されていたスキルの価値が急速に下がっています。
そのような時代に「実力がある」と評価されるために、大切な着眼点があります。
それはAIやIoTにはできず、人間にしかできないことは何かを考え、その内容に磨きをかけることです。
AIやIoTにはできず、人間にしかできないことというのは確実に存在します。
実力をつける方法8:当事者意識を高める
実力をつける方法8つ目は当事者意識を高めることです。
適応力、問題創造力のいずれにも作用する力です。
当事者意識を高めると、実力をつける近道になります。
思考の引き出しが多ければ多いほど、適応力、問題創造力のいずれにも作用します。
当事者意識を高めると、自分が得をするのに、周囲からも「実力がある」と評価されます。
まさに一石二鳥です。
実力をつけるために当事者意識を高めましょう。
内部リンク:【当事者意識を持つと仕事での成長が早い】当事者意識を持つ/持たせるには?
実力をつける方法9:孤独になる
実力をつける方法9つ目は孤独になることです。
これは少し逆説的な内容ですが、重要な内容なので記載しました。
この記事を読んでいるあなたは将来飛躍したいと考えている人がほとんどでしょう。
リーダーの仕事は孤独に決断することです。
孤独と向き合う力が無ければ、リーダーにはなれません。
ということは若いうちから、孤独に決断する練習をする必要があります。
友達や会社の同期といつも群れていて、飛躍した人を私は見たことがありません。
孤独になり、孤独を味わうことです。
孤独になって、増えた時間で学ぶことです。
孤独になって、自分と向き合うことです。
内部リンク:【リーダーとは何か?】現代社会のリーダーに求められるもの
内部リンク:【友達はいらない】友達がいないけれど充実している人の考え方
内部リンク:【孤独感がつらい人に送る対処法】孤独感は楽しむもの
内部リンク:【SNS疲れの原因→他人軸で生きている】SNS疲れ対策 3選
実力をつける方法10:一人旅に出る
実力をつける方法10つ目は一人旅に出ることです。
それが一人旅に出ることです。
自分で決断する力がつく、自分自身と向き合うキッカケになる、イレギュラーに対応する能力が身につく、時間感覚が鋭くなる、感性が鋭くなるなど、様々なメリットが享受できるのが一人旅です。
一人旅をしたことが無い人は一度一人旅に出かけてみて下さい。
見える世界が変わりますし、人間としての深みに繋がります。
実力を向上させるのに近道は無い

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分に根付いた固定観念を一つ一つ破壊し、変化を続けられる人だけが、着々と実力を向上させていきます。
ここまで読み進めた真面目で優秀なあなたならできるはずです。
ご健闘をお祈りしております。
今回は以上です。