こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 転職をしたいが何をしたら良いか分からないとお悩みの人
- 転職の流れ、全体像を知りたい人
- 転職の始め方、進め方のコツなどを知りたい人
※この記事と併せて読みたい記事
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内部リンク:【面接が苦手な人必読】面接に受かる人/受からない人の考え方の違い
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内部リンク:仕事についていけないと思った時→3つのポイントを再確認しよう
内部リンク:モチベーションが上がらない、下がる場合は自分の視野を広げよう
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/2/23現在です。)

転職の流れ・進め方の全体像


こちらが転職の流れ・進め方の全体像フローチャートになります。
すでにここで「うっ、思っていたよりも大変そう・・・」と思われた方も多いのではないでしょうか?(笑)
私自身も転職経験者なので分かりますが、在職中に転職活動をするのは決して楽ではありません。
一方で転職活動を通して自分が大きく成長したのも事実です。
そして人生は間違いなく充実しました。
人間の人生というのは基本的にトレードオフの関係です。
何かを得ようとすれば、一時的に何かを失うことになります。
この表を見ても、「一歩踏み出そうかな」と思えたならば、あなたの気持ちは本物でしょう。
さて、前置きはこのくらいにして、転職の流れ・進め方を各ステップ毎に解説していきます。
転職の流れ・進め方【基本準備篇】

まずは転職の流れ・進め方の基本準備篇です。
4つのステップに分けて解説していきます。
転職の流れ・進め方【基本準備篇1】:転職サイトへの登録

転職の流れ・進め方【基本準備篇1】は転職サイトへの登録です。
この項目での例外は転職したい会社が1〜2つに定まっており、職務経歴書などを転職エージェントのアドバイス無しで高い精度まで完成させる自信のある方の場合です。
そのような方は転職サイトに登録せず、直接企業のHPから応募した方が合格確率が上がる場合もあります。
なぜなら、転職エージェントに支払うコストが無くなるからです。(同じ実力の2人がいた場合、基本的に転職エージェント経由ではない方が採用されます。コストがかからないからです。)
一方でよほど自信のある方以外は転職サイトへ登録を行うのが無難です。
転職サイトに登録するメリット
転職サイトに登録するメリットはいくつかあります。
- 転職エージェントから手厚いサポートが受けられる。(職務経歴書・面接アドバイス、手続きサポート、キャリア相談)
- 企業HPには公開されていない未公開求人がある。
- 様々な会社の求人案件が常時自動公開される。
- 自分の市場価値が把握できる。(スカウトメールなどの制度もあります。)
- 技術トレンド、スキルトレンドなどが予測可能になる。
- 履歴書が作成しやすい。(キャリアシートの雛形があるので作成が楽)
どれだけ使い倒しても(笑)コストは無料なので安心してメリットを享受出来ます。
デメリットは基本的に無いですが、強いて挙げるならば、登録をすると転職エージェントとの面談を急かされるくらいです。
これは後術しますが、転職エージェントはスピード勝負の仕事なので仕方がないことでしょう。
まだ、そこまで真剣に転職を考えていなくても、一旦登録して流し見しておくのがおすすめです。
おすすめの転職サイト
いくつかおすすめの転職サイトをご紹介しておきます。
転職サイトには「大手総合型」「特化型」それぞれ1つずつ登録するのがおすすめです。
「大手総合型」「特化型」それぞれで求人の毛色が異なりますし、転職エージェントとの相性もありますので、メインサイト・サブサイトを自分で決めて活用しましょう。
大手総合型:doda

大手総合型:パソナ
大手総合型転職エージェント【パソナキャリア】

特化型:UZUZ
理系専門!4社受けたら1社内定!【UZUZ】

特化型:キャリアスタート
第二新卒・若手に強い転職サイト

転職の流れ・進め方【基本準備篇2】:自分軸・人生の全体像の輪郭を描く

転職の流れ・進め方【基本準備篇2】は自分軸・人生の全体像の輪郭を描くことです。
自分の人生をより有意義に過ごすための「手段」として転職がある訳です。
そのためには自分軸を棚卸したり、人生の全体像を企画立案する必要があります。
転職をして、自分が描いている自分軸・人生の全体像のどこに繋げていくのかをぼんやりで良いのでイメージして下さい。
内部リンク:【自分軸で生きると幸せになる】自分軸の作り方 5選
「転職を通じて何を変化させたいのか?」をハッキリ言えることにも繋がり、面接などでの合格確率も上がります。
これは今後の人生にも役立つ考え方なので、覚えておいて頂ければと思います。
もし「今の職場で心が病みそう」という人がいたら、この内容はスルーして、とっとと準備を進めましょう。
まずは心身の健康が最優先です。
内部リンク:仕事から逃げたい人へ:結論→逃げるのも勇気、逃げて再挑戦
転職の流れ・進め方【基本準備篇3】:転職エージェントとの電話面談

転職の流れ・進め方【基本準備篇3】は転職エージェントとの電話面談です。
転職サイトに登録すると、転職エージェントとの電話面談が設定されます。
ざっくり、以下のようなことを聞かれます。
- 今までの自身の経歴
- 転職理由
- 転職先に求める要求項
- 転職の方向性(業種業界等)
「転職の流れ・進め方【基本準備篇2】:自分軸・人生の全体像の輪郭を描く」でご説明した内容がイメージ出来ていると話が弾みやすいです。
仮に自分の気持ちが曖昧で整理整頓できていなくても構いません。
転職エージェントが質問してきてくれますので、会話をしながら自分の気持ちを整理整頓していって下さい。
そのための転職エージェントなのですから、遠慮なくとことん活用して下さい。
転職の流れ・進め方【基本準備篇4】:職務経歴書の作成

転職の流れ・進め方【基本準備篇4】は職務経歴書の作成です。
転職エージェントとの電話面談前に職務経歴書を提出しておければベストですが、大体の人は電話面談後に作成する流れかと思います。
転職エージェントが職務経歴書のテンプレートを保有していますので、送られて来なければ送って頂くようにお願いしましょう。
テンプレートに自身の経歴などを記載して作成したら、転職エージェントに送付してご確認頂きましょう。
書き方、修正箇所などのアドバイスが頂けます。
転職の流れ・進め方【転職活動篇】

前章までで転職活動を始める際の基本的な準備は完了です。
この章からは具体的な転職活動のイメージを確認していきましょう。
転職の流れ・進め方【転職活動篇1】:求人を常時確認する

転職の流れ・進め方【転職活動篇1】は求人を常時確認することです。
新卒の就活と転職の最大の違いはスピード感です。
理由は2つあります。
- 転職志望者は複数の企業を併願しているので、スピード感が無いと他の企業に取られてしまうから(企業目線)
- 基本的にスピード感がある転職志望者を優先して企業に紹介するから(転職サイト目線)
極論ですが、自分が1日、人気の新着求人への反応が遅れると、それだけでビハインドになる場合があります。
1日1回はチェックするのが望ましいでしょう。
転職の流れ・進め方【転職活動篇2】:求人に応募する

転職の流れ・進め方【転職活動篇2】は求人に応募することです。
「旧帝大出身で大手企業勤務、転職は初めて」
このような人は1〜2社の応募でも通るのだと思いますが、それ以外の方は「アリかな」と思ったらとにかく応募しましょう。
書類選考の通過率というのは意外に高くありません。
最低でも5つ以上は応募すると良いでしょう。(転職サイトでは常時10以上の応募を推奨しているサイトも少なくありません。)
私は転職エージェントではないので本音でお話ししますが、たくさん応募し、本命ではない企業で「面接の練習」をして本番に備える。
このようなしたたかさも必要だと考えています。
本番の面接というのはやはり、独特の緊張感があります。
「場慣れ」も大切なのです。
転職の流れ・進め方【転職活動篇3】:面接準備を行う

転職の流れ・進め方【転職活動篇3】は面接準備を行うことです。
転職エージェントが面接での頻出質問をまとめたテンプレートを保有していますので、貰いましょう。(大体送られてきます。)
そして、そのテンプレートに自分が考えている質問への解答を打ち込みましょう。
書けないことというのは、100%面接で話せないからです。
質問の解答を記載したテンプレートを転職エージェントに返送すると、アドバイスも貰えますので活用しましょう。
大切なポイントは書類選考に通過する前から準備しておくことです。
面接が決まってから準備を始めると、どうしても「付け焼き刃の一夜漬け」になりやすいからです。
「転職活動で合格・内定する」のも、もちろん素晴らしいことですが、自分のこれまでのキャリアを見つめ直し、今後の人生にどのように繋げていくのかを考える過程が大切です。
そんな観点で面接準備をすると、大きく自分の人生にとってプラスになるのです。
転職の流れ・進め方【転職活動篇4】:書類選考通過後の準備

転職の流れ・進め方【転職活動篇4】は書類選考通過後の準備です。
書類選考通過後の準備は会社によってまちまちですが、以下に代表的なものを記載します。
- スーツのクリーニング
- 靴を磨く
- 散髪に行き、身だしなみを整える
- 手書きの履歴書を書く(企業による)
- 履歴書用の証明写真を取る(企業による)
- 面接に行く企業の基本情報の再確認
- 基本的なマナーのおさらい(ドアノックの回数など)
当たり前のことを当たり前に準備しましょう。
転職の流れ・進め方【転職活動篇5】:一次・最終面接

転職の流れ・進め方【転職活動篇5】は一次・最終面接です。
書類選考に通過したらいよいよ面接です。
内部リンク:【面接が苦手な人必読】面接に受かる人/受からない人の考え方の違い
面接の考え方は上記リンクの記事にまとめてありますので、ご一読下さい。
面接のポイントは4つです。
- 可能であれば本命ではない企業の面接から先に受ける
- 落ちても気にしない
- 通過しなかった場合は転職エージェントに理由を確認する
- 最終面接でも気を抜かない
可能であれば本命ではない企業の面接から先に受ける
初めて転職の面接を受ける時は緊張します。
ガチガチになってしまい、上手く喋れない場合もあるでしょう。
仮に書類通過が同じくらいのタイミングだった場合に限り、本命ではない企業の面接から先に受けることをお勧めします。
人間というのは慣れる生き物です。
面接の流れ・雰囲気などが分かると、自分の実力が発揮しやすくなるからです。
一方で「転職の流れ・進め方【転職活動篇1】:求人を常時確認する」の項目でお話させて頂いたように転職はスピード勝負の面もありますので、バランスが難しいです。
これは模範解答がありませんので、ご参考までに。
落ちても気にしない
面接は落ちても気にしないことです。
面接というのは、極論、面接官の好き嫌いで決まっています。
あなたの顔が面接官の嫌いな上司の顔に似ていたら、おそらく落とされるでしょう。(笑)
もしくはあなたが凄く優秀なために嫉妬されて落とされることもあり得ます。
もしくはあなたが凄く美人なために嫉妬されて落とされることもあり得ます。
内心、何を思って落とされたのかは面接官本人にしか分かりません。
そして、その本音は隠され、建前が転職エージェントに伝えられます。
そんな理由で落ちることもあるということを知っておきましょう。
だからこそ、あまり気にしないことが大切です。
通過しなかった場合は転職エージェントに理由を確認する
面接で落ちた場合は、建前の理由を転職エージェントに確認しておきましょう。
お見送り理由がもっともな内容であれば、別企業の面接までには対策を織り込みするようにしましょう。
最終面接でも気を抜かない
最終面接までたどり着くと、安心してしまいがちですが、最終面接でも普通に落ちます。
これは自動車メーカー勤務時代に内部から確認した一次情報ですので、間違いありません。
50%くらいは普通に落ちています。
最終面接でも気を抜かないようにしましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇】

さて、晴れて内定が出たとしましょう。
内定が出たらゴールに思えますが、そこからも意外にやるべきことは多くあります。
ここからは内定後の流れ・進め方を予習していきましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇1】:内定を承諾するかを決める

転職の流れ・進め方【内定後篇1】は内定を承諾するか否かを決めることです。
第一希望の企業の書類選考結果待ちの時に第二希望の企業の内定などが出ると、非常に迷うこともあります。
このあたりは自分の頭で考えて判断・決断しましょう。
内部リンク:【決断力は人生を豊かにする】決断できない人に贈りたい言葉
内定を辞退する場合は転職エージェントに理由を添えて連絡しましょう。
条件面の不満などは転職エージェントに伝えると企業サイドと交渉してくれる場合もありますので、相談してみましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇2】:退職交渉を行う

転職の流れ・進め方【内定後篇2】は退職交渉を行うことです。
内定を承諾したら、直ちに現在の職場との退職交渉を行います。
まずは直属上司に退職する旨を伝えましょう。
直属上司に退職する旨を伝えると、状況によっては課長・部長なども含めた面談などが行われる場合もあります。
退職交渉のポイントは2つです。
- 退職する決意は変わらない旨を伝える
- 退職時期を自分から明確に提示する
退職する決意は変わらない旨を伝える
退職する旨を伝えると、様々な引き留めに合う場合があります。
理由や不満を聞かれることもあるでしょう。
基本的には「これからの自分の人生を考えた時にベストだと考える道に進みたい。退職する意志は変わらない。」とだけ言っておけば良いでしょう。
具体的な理由や不満を述べると、「それを対策するから」と言われて引き留められ、話がこじれる可能性が出てきます。
よほど、深く本音で話せる上司である場合以外、極力、具体的な理由は述べないことです。
退職時期を自分から明確に提示する
もう一つの大切なポイントは退職時期を自分から明確に提示することです。
ずるずると退職時期を引き伸ばされるのを防止するためです。
1ヶ月〜2ヶ月前に「○月末で退職させて頂きます。」と伝えればOKです。
法的には2週間前で退職可能ですが、引き継ぎなどを踏まえると、現実的には難しいでしょう。
多少の余裕を持った上で自分から退職時期を宣言するようにしましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇3】:各種手続きをする

転職の流れ・進め方【内定後篇3】は各種手続きをすることです。
転職エージェントへの退職時期の調整完了連絡。
現在の職場での退職手続き。
内定先の企業から送付されてくる各種資料の記入・返送などでしょうか。
この辺りは淡々と事務的にこなしてしまいましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇4】:引き継ぎ資料の作成

転職の流れ・進め方【内定後篇4】は引き継ぎ資料の作成です。
- 現在の担当業務内容・進捗状況
- 主要課題
- 資料・データ格納場所
- 特記事項
この辺りをまとめましょう。
引き継ぐ担当者が決まっていれば、各担当者と引き継ぎの打ち合わせを行いましょう。
引き継ぐ担当者が未定の場合は直属上司と打ち合わせをしましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇5】:身近な関係者への挨拶

転職の流れ・進め方【内定後篇5】は身近な関係者への挨拶です。
退職をオープンにする時期を直属上司と相談し、業務で関わりのある社内・社外関係者に事前に挨拶をしましょう。
世の中というのは狭いものです。
転職先でもまた一緒に仕事をする機会が無いとも限りません。
これまで協力して頂いた感謝の気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇6】:転職後の職場に馴染む準備をする

転職の流れ・進め方【内定後篇6】は転職後の職場に馴染む準備をすることです。
繰り返しお話しているように、転職は目的ではなく手段です。
内定して入社するのがゴールではなく、入社してより有意義な生活を送ることがゴールです。
そのためには転職先で素早く馴染めるような準備が不可欠です。
内定後は少し落ち着きたい気持ちは理解できますが、素早く転職先に馴染めるように本などを読んで予習するようにしましょう。
私が転職した時に読んでいた本をご紹介しておきます。
転職の流れ・進め方【内定後篇7】:最終出社日に退職の挨拶のメールをする

転職の流れ・進め方【内定後篇7】は最終出社日に退職の挨拶のメールをすることです。
BCCで全関係者に退職の挨拶、お世話になったお礼のメールを送信しましょう。
感謝が伝わる文面にしましょう。
転職の流れ・進め方【内定後篇8】:転職先での出社初日に提出する資料を準備する

転職の流れ・進め方【内定後篇8】は転職先での出社初日に提出する資料を準備することです。
人事部や配属した部署に提出する資料などは「絶対に」忘れないように、必要な物を確認し、必ず持参しましょう。
初日から忘れ物をしようものなら、スタートダッシュで失敗です。
そんな細かなところは意外に見られていると思って下さい。
転職の流れ・進め方【おわりに】

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
転職の流れ・進め方を解説すると、何やら仰々しくなってしまいました。
フローチャートで可視化すると大変に見えますが、最初の一歩を踏み出すと、意外にするする進みます。
これは人生全てに言えることですが、最初の0→1にする時が一番エネルギーが必要です。
その0→1にできた時に人生は動き始めるのです。
あなたのご検討をお祈り申し上げます。
大手総合型:doda

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