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【企画立案の考え方】企画力を鍛える思考法

2020年12月7日

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【企画立案の考え方】企画力を鍛える思考法

2020年12月7日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • 企画力がないと悩んでいる人
  • 企画のアイデアが思い浮かばないと悩んでいる人
  • 企画が通らないと悩んでいる人
  • 企画立案能力、企画力を鍛えたいと思っている人
この記事を読むと、企画/企画力とは何かを理解し、企画立案能力向上、企画力を鍛える思考法のヒントが手に入ります。

※この記事と併せて読みたい記事

内部リンク:仕事の目標が思いつかない人へ→「使える人間になりたい」で十分

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それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/12/7現在です。)

はじめに:企画/企画力とは何か?

はじめに企画、企画力とは何かについて考えていくことにしましょう。

企画/企画力とは何か?→実行するために計画を立てること、力

企画/企画力とは「実行するために計画を立てること、またその計画を立てる力/能力」のことを指し示します。

まずはこちらが模範解答になります。

ここからは模範解答からは少し離れて考えていきましょう。

企画/企画力とは何か?→問題を創造すること、能力

私が考える企画/企画力は「問題を創造すること、また問題を創造する能力」です。

顧客が抱えている問題やすでに顕在化している問題を解決する構想を企画するのも、もちろん立派な企画です。

しかし、AI全盛の現代社会に置いては、「問題を解決する企画」しかできない人材はAIに仕事を奪われてしまうでしょう。

そこで大切になるのが、「問題を創造する」という発想です。

顧客自身が気づいていない問題や潜在化している内容を鋭く見抜き、自ら問題を創造し、それに対処する企画を構想する。

このような企画ができる人だけが、これからの激動の時代を生き残るスキルを持った人だと考えています。

そんな着眼点をベースに本記事では企画/企画力についてお話していきます。

内部リンク:【AIと人間】人間にしかできないこと

内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?

企画の考え方/手順の基本 5ステップ

ここからは企画の考え方/手順の基本を5ステップに分けて解説していきます。

もしかしたら、これを読んでくださっているあなたは何か凄い「飛び道具」が出てくることを期待しているかもしれません。

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真逆です。恐ろしいくらいに地味でシンプルな内容がたくさん出てきます。(笑)

ちょっとした「飛び道具」は記事後半でいくつか紹介しますので、まずは基本からいきましょう。

企画の考え方、手順1:目的を明確にする

企画の考え方、手順1つ目は目的を明確にすることです。

企画は目的ではなく、あくまで手段です。

「売り上げを上げたい」「顧客数を増加させたい」「ブランド力を向上させたい」などの何らかの目的を持っているはずです。

まずはこの目的を明確することです。

目的を見失った企画は「地図のない宝探し」と全く同義です。

上司や同僚などと会話し、目的を明確にすり合わせておくようにしましょう。

企画の考え方、手順2:ニーズ志向/シーズ志向の明確化

企画の考え方、手順2つ目はニーズ志向/シーズ志向のどちらで勝負するのかを明確化することです。

※ニーズ志向/シーズ志向って何?という方がいらっしゃいましたら、下記にまとめてありますので、ご一読下さい。

内部リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」

要はお客様/社内のニーズに寄り添う企画を構想するのか、独自の考え方(シーズ)を打ち立て、周囲を惹きつける企画を構想するのかの作戦を明確にすることです。

この場合分けによって、出てくる答えが全く変わりますので、具体的な企画に入る前に必ず考えるようにしましょう。

企画の考え方、手順3:予算/日程感(5W1H)の明確化

企画の考え方、手順3つ目は予算/日程感の明確化です。

企画を考える際、意外になおざりにしてしまいがちな予算と日程感。

仕事には必ずと言っていいほど、予算/日程に制約があるものです。

これを一番最初に明確にしておかないと、後でやり直しだらけになってしまいます。

企画を考える際は、「予算がいくらなのか?」「日程感(5W1H)は?」を明確にするようにしましょう。

PS.サラリーマン時代、経費予算で発注していた工事案件が固定資産予算で発注していた工事案件とごっちゃになった結果、経費の期またぎを発生させてど叱られた私が言うと説得力があるはずです。(笑)

内部リンク:【日程・スケジュール管理のコツ】管理できない人が心がけるべきポイント7選

企画の考え方、手順4:企画を構想する

企画の考え方、手順4つ目は企画を構想します。

ここまで来て、ようやく企画の構想です。(笑)

※企画を考えるコツ、鍛える方法は次章でご説明しますので、ここでは簡略化します。

企画は会社によって「企画書」「りんぎ申請書」「仕様書」など様々な形態に形を変化させます。

会社にあるフォーマットに沿って企画を構想するようにしましょう。

具体的な記載内容は「仕様書」の書き方がヒントになると思いますので、参考内部リンクを記載しておきます。

内部リンク:【仕様書の書き方 10のポイント】自動車メーカーの仕様書を徹底解説

企画の考え方、手順5:企画の実行計画を立てる

企画の考え方、手順5つ目は企画の実行計画を立てることです。

実際には企画を構想するのと同時タイミングで実行計画を立てて下さい。(少なくとも頭の中では考えて下さい。)

大企業あるあるですが、企画しかしない部署だと実行できないような企画をどんどん提出してきます。

必ず、実行できる計画か?項目漏れは無いか?を考えるようにしましょう。

日程表にして見える化すると良いでしょう。

内部リンク:【自動車メーカーの日程表の書き方】日程表で押さえるべきポイント3つ

企画の考え方、手順 番外編:企画会議の議事録は必ず取る

企画の考え方、手順 番外編は企画会議の議事録は必ず取るようにして下さい。

必ず、どこの会社にも言っていることが毎回違うようなおっちゃんがいます。(笑)

企画の前提条件になるような根幹をあっさりひっくり返すような人も少なくありません。

企画会議の議事録は必ず取り、足元固めをしながら、企画を進めるように意識しましょう。

議事録の書き方は別の記事にまとめてありますので、ご一読下さい。

内部リンク:【議事録の書き方】自動車メーカーの議事録とは?

企画力を鍛えるコツ

さて、ここからは企画力を鍛えるコツについてお話していきたいと思います。

企画力を鍛えるために読みたい関連記事は以下です。ご一読下さい。

内部リンク:本質を見抜く人の思考法 6選

内部リンク:【思考力を向上させる】4つの軸

企画力を鍛えるコツ1:光の当て方を変えてみる

企画力を鍛えるコツ1つ目は光の当て方を変えてみることです。

例えば、最近流行のオンラインサロンなども、本質的には中世ヨーロッパの宗教のオマージュです。

要は今までに存在していた仕組みに対して、「呼び方」「内容意味づけ」「収益化形態」を多少組み替えるだけで、無限の企画ができると言えます。

正面から見ていた内容を裏側から見てみたり、横から見てみたりする意識を持つと、思わぬ発見があるものです。

物事に対して様々な角度から光を当てる癖をつけることが企画力を鍛える近道です。

良くも悪くも時代が求めているのは新たな解釈を見出し、意味付けができる人物である。これは植民地主義時代から現代社会まで共通することです。今までと同じことに対して異なる解釈を見出せた時に新たな価値が生まれ、革新や変革のきっかけになるのです。光の当て方を変えてみるという発想は非常に大切

企画力を鍛えるコツ2:現代の進化の方向性を考察する

企画力を鍛えるコツ2つ目は現代の進化の方向性を考察することです。

前述しましたが、これからの時代は「問題を創造していく」企画が必要な時代です。

ということは現代の進化の方向性を鋭く洞察する必要があります。

自分なりに現代社会はどのような方向に進化しているのか、仮説を立ててみることです。

例えば、私が立てている仮説は「様々な次元を取り除く方向に進化している」という仮説です。

車は「重さ」を取り除こうとしています。(軽量化、空飛ぶ車などの開発も進んでいます。)

インターネットという仮想空間は「立体感」や「時間の壁」を取り除きました。

このように世の中の進化の方向性を洞察する癖を付けると、自分の業種業界ではどんな企画が良いか?を考える大きなヒントになります。

これは企画力を鍛える上で非常に重要です。

企画力を鍛えるコツ3:日常を切り取る意識を持つ

企画力を鍛えるコツ3つ目は日常を切り取る意識を持つことです。

歴史上の天才達は「日常を切り取る力」が非常に優れていたと感じます。

ニュートンは林檎が木から落ちた日常を切り取ったからこそ、「万有引力」という企画が出来た訳です。

自分の業種業界とは全く関係なさそうな業種業界にこそ、目を向けるべきです。

「自動車メーカーのエンジニアが格安スーパーに行ってコストダウンの仕組みのヒント得た」といった事例もあります。(これは私の事例です。笑)

日常をよく観察しましょう。

それが企画力を鍛えることに繋がるのです。

企画力を鍛えるコツ4:当事者意識を高める

企画力を鍛えるコツ4つ目は当事者意識を高めることです。

3つ目でお話した「日常を切り取る意識を持つこと」に近いかもしれません。

全てを自分事として考えると、必然的に様々なニーズについて思考することになります。

それは脳の引き出しにストックが溜まっていくということと同義です。

企画力というのは、「脳の引き出しの数」「引き出しに入っているアイデアの質」と言っていいでしょう。

「脳の引き出しの数」「引き出しに入っているアイデアの質」は当事者意識に確実に比例します。

当事者意識を高めることが企画力を鍛えるコツの1つです。

※当事者意識については別の記事で解説していますので、ご一読下さい。

内部リンク:【当事者意識を持つと仕事での成長が早い】当事者意識を持つ/持たせるには?

企画力を鍛えるコツ5:現地現物で確認する

企画力を鍛えるコツ5つ目は現地現物で確認することです。

机上検討や理論の検討はもちろん大切です。

しかし現場の実態、会社の実態、お客様の実態。

様々な現実を現地現物で、自分の目で直視すると、一次情報として様々なことが想像できるようになります。

理論と現実には大抵の場合ギャップがあります。

そのギャップがどこから来るのか、逆説的にそのギャップをどのように利用して企画を考えるか。

そんなことを考えるプロセスは企画力を鍛えることに直結します。

自分の足で歩いて、見に行く。そんなアナログが企画力を鍛えるコツなのです。

企画力を鍛えるコツ6:天才の解釈に触れる

企画力を鍛えるコツ6つ目は天才の解釈に触れることです。

天才というのは偉大です。

私が一生考えても導き出せないであろう解釈をいとも簡単に出してきます。

日本は古今東西の天才達の解釈が書かれた本が簡単に手に入ります。

それを利用しない手はありません。

天才達の解釈をパクリまくって、徐々に自分流にカスタマイズしていけばいいのです。

世の中の企画の大半というのは「パクリ+独自カスタマイズ」です。

天才の解釈に触れ、ピンと来たものはパクリまくりましょう。

企画力がある人は必ずパクリまくっています。

内部リンク:【隠れた名著】おすすめの名著リスト 10冊

内部リンク:【読書ができない、苦手な人へおすすめの読書方法】人生を豊かにする本の読み方のコツ

企画を立案できる人はAI時代も生き残る!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

企画を立案できる人=問題を創造し、解決を企画できる人はAI時代も確実に生き残れます。

AIを利用する企画を考える側になるからです。

この記事を読んでいる勉強熱心なあなたには確実に明るい未来が待っていることでしょう。

ご活躍をお祈り申し上げます。

今回は以上です。

内部リンク:【自由ではなく、不自由が人間の本質】不自由な生活を楽しむ思考

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