こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 仕事、ビジネスで視野を広げたい人
- 視野を広げ、生き方を見直したい人
- 視野を広げるコツを知りたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:搾取されない生き方をする方法5選:資本主義の仕組みを理解する
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内部リンク:仕事をしたくないと思った時のヒント→自分の視野を広げる
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それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/12/26現在です。)

視野とは何か?

はじめに視野とは何かについて考えていきましょう。
※本記事は目に見える視野のお話はほぼ割愛しています。ご承知おき下さい。
ポイントは2つです。
ポイント1:視野→知識や思考範囲の幅
人間が物事を考える時には「自分の経験/体験」「保有知識」「思考範囲」をミックスして答えが導き出されます。
これらを抽象的に表現したのが「視野」という言葉になります。
また、視野が広いということは「空間軸」と「時間軸」で広く学んでいるとも言い換えられます。
したがって「視野の広さ=教養がある」ということになります。
内部リンク:【教養とは何か?】教養を身につけるために心掛けたいこと
模範解答はこちらです。
ポイント2:視野→物事をみる抽象度や角度
例えば、日本上空から見る地球と宇宙ステーションから見る地球は見える範囲が変わります。
これが「物事を見る抽象度」です。
前者は抽象度が低い、後者は抽象度が高いということです。
また、宇宙ステーションが北極側にいるか、南極側にいるかで見えるものが変わります。
これが「物事を見る角度」です。
物事を見る抽象度や角度を自在に操る能力も視野の構成要素だと言えるでしょう。
視野を広げる重要性

サラリーマンをしていると、会社に一人はいる「視野を広げるように」と指導してくる上司。
「あなた、視野の意味分かってる?」と内心思ったことが何回もあります。(笑)
多種多様な選択肢が日々生まれている現代社会では尚更重要です。
この章ではなぜ視野を広げることが重要なのかを考えていきましょう。
視野を広げる重要性→可能性を大幅に広げるから
例えば、勉強という選択肢1点にフォーカスしていると、勉強が出来なかったらそこで終了です。
しかし、上述したように物事をみる抽象度や角度を変えるとどうでしょう。
抽象度を上げて、生き方の可能性を考えてみると、「プロスポーツ選手」「プロの将棋棋士」「音楽家」など様々な選択肢があることに気付かされます。
また、角度を変えて考えてみると、勉強が出来ないのを逆手に取り、「おバカキャラのYouTuber」というような選択肢も考えられます。
もちろん、知識や思考範囲の幅が広く深ければ、どの分野にも応用可能な最強の武器になります。
こちらもドカンと生き方の選択肢を広げてくれるでしょう。
このように「視野を広げる=自分の人生の可能性を広げる」と言える訳です。
視野を広げる重要性→変化に強くなる
現代社会ではグローバル化、ボーダーレス化が急速に進んでいます。
私自身も経験しましたが、海外出張などで、価値観/文化/発想が全く異なるグローバル人材と一緒に仕事をする例も枚挙に暇がありません。
内部リンク:【仕事で初めて海外出張へ行く予定で不安な人へ】海外出張前の準備、仕事の進め方
そんな時代だからこそ、視野を広くすることが重要なのです。
視野を広げるということは、見える範囲が広くなるということです。
見える範囲が広くなると、変化に気づきやすくなります。
変化に気づきやすくなると、事前に対策を検討できます。
事前に対策を検討できると変化に強くなれます。
視野を広げるということは、変化に強くなることであり、未来で生き残るスキルそのものなのです。
内部リンク:変化する時代を生き残る人材→結論:想像/創造人材が時代を作る
内部リンク:【変化が怖い、不安な人必読】変化をチャンスに変える思考法
内部リンク:【未来が見えない、不安な人必読】未来の世界で生き残るために必要な考え方
視野が広い=豊かな生き方ができる

若干脱線するかもしれませんが、日本というのは非常に豊かな国です。
iPhone、MacBookのような高級電子機器を当たり前のようにみんなが持っている国はそう多くはありません。
海外出張での一次情報を申し上げるならば、現地では名門日系大企業勤務であるローカルスタッフですら、NOKIA製の日本円で1万円前後、もしくはそれ以下の値段の携帯端末を使っています。
日本国内は安価でおいしい定食が食べられるお店が非常に多く、比較的物価も安定しています。
しかし、どこか疲れている人が多く、「自分は恵まれていない」と思っている人が多いのが日本という国です。
日本という島国に生まれ育つと、「他国の贅沢」が「日常の当たり前」になってしまうのです。
視野が狭い人というのは、日本の「日常の当たり前」から少しでも外れると、「自分は恵まれていない」を思ってしまいます。
これでは人生を豊かに生きられません。
なぜなら空間軸と時間軸で学び、今の現状がどれだけ幸せなのかを理解できるからです。
例えば、1990年代の旧ソ連の状況を知っていれば、食料が安定した価格で供給され、居住地・住居が自由に選択でき、司法機関が正常に機能しているだけで、どれだけ平和で幸せかが理解できるでしょう。
2020年現在でも旧ソ連圏のアゼルバイジャンとアルメニアがナゴルノ・カラバフの領地を争い、軍事衝突をしています。
視野が広い人は「組織された暴力による争いが無い」ことがどれだけ豊かで幸せなことかを感じていることでしょう。
このように視野が広いと、たった今に感謝し、豊かに生きることができるのです。
日本に足りていないのは政治の力でも、ベーシックインカムでもありません。
この視野の広さなのです。
そんな視点で物事を観察してみると、思わぬ発見があるのではないでしょうか。
内部リンク:【精神的豊かさは幸せになる秘訣】精神的豊かさを手に入れる方法
視野を広げる思考法・コツ 5選

ここからは視野を広げる思考法・コツをご紹介していきます。
5つをご紹介しますので、あなたの肌感覚に合ったものだけでも取り入れてみて下さい。
視野を広げる思考法・コツ1:物事を捉える型を押さえる
視野を広げる思考法・コツ1つ目は物事を捉える型を押さえることです。
※詳細は別の記事にまとめています。
内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型
「逆説的に思考する」「共通事項をまとめる」「多角的に思考する」「物事の裏側を考える」
是非試してみて下さい。
視野を広げる思考法・コツ2:企画を立案するつもりで思考する
視野を広げる思考法・コツ2つ目は企画を立案するつもりで思考することです。
企画を考える際の手順・型というのは、視野を広げるのに非常に役に立ちます。
「目的を明確にする」「ニーズ志向/シーズ志向の明確化」「予算/日程感(5W1H)の明確化」などを意識することにより、抽象度の高い部分から順番に整理整頓出来ます。
下記リンクの記事をご参考にして頂きながら、試してみて下さい。
視野を広げる思考法・コツ3:本を読む
視野を広げる思考法・コツ3つ目は本を読むことです。
綺麗事を抜きにすると、天才は凡人とは比較にならない視野で物事を考えています。
もしあなたが私と同じ凡人であるならば、本を読むことを強くおすすめします。
何冊か天才の解釈に触れれば、100%視野が広くなります。
視野が狭い人は必ず本を読んでいません。
これには例外はありません。
普遍的価値のある本、名著を読みましょう。
内部リンク:【読書ができない、苦手な人へおすすめの読書方法】人生を豊かにする本の読み方のコツ
視野を広げる思考法・コツ4:進化の方向性について仮説を立てる
視野を広げる思考法・コツ4つ目は進化の方向性について仮説を立てることです。
例えば、私が現代社会の進化を考察した仮説は以下です。
ポイントは少しユニークな目線で考えてみることです。
これは他の人は考えていなそうなことだなと思うことを「思考法・コツ1:物事を捉える型」に当てはめながら、深堀りしてみましょう。
視野が広がる思わぬ発見があるはずです。
視野を広げる思考法・コツ5:人間にしかできないことを考える
視野を広げる思考法・コツ5つ目は人間にしかできないことを考えることです。
AIに対しての優位性やこれから必要とされるスキルについて考えてみても良いでしょう。
内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?
このような普段あまり考えないようなことを真剣に考えることが、視野を広げることに繋がるのです。
この記事があなたの視野を広げるヒントになっていれば嬉しいです。
今回は以上です。
内部リンク:【コンプレックスの克服方法】無意識を意識化し、受け入れること
内部リンク:【旅=哲学】旅のメリット:旅を通して人生を擬似体験できる
内部リンク:【可能性を狭める原因→先入観にとらわれる】先入観を無くす方法
内部リンク:人生の絶望を乗り越える3つの方法→絶望的な状況で人は成長する