こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 錯綜する様々な情報にストレスを感じている人
- 情報の5S、整理整頓、まとめ方を学びたい人
- 情報リテラシーが低い自覚のある人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/1現在です。)

「情報」という概念の正体

はじめに情報とは何かについて考えていきましょう。
先に結論を申し上げると「本質:情報を発信する目的→金銭の獲得」です。
それでは、まずは模範解答から考えていきましょう。
情報→伝えられる内容
模範解答を以下に記載します。
情報とは、簡単にいえば、「伝えられる内容」のことである。主に「伝達」という行為においてやりとりされる、事実、知識、データ、合図(信号)、等々、あるいは、その事実や知識を伝達するという行為そのもの。あるいは、「しらせ」(知らせ・報せ)。
weblio辞書「情報」より引用
余談:情報→情けに報いる
少し余談です。
情報は「情けに報いる」と書きます。
江戸時代で考えるならば、インターネット/車はおろか、庶民は馬すら保有できない時代です。
情報は貴重かつ、時に自らの命すらを左右するものでした。
そんな貴重な情報をくれた相手の「情けに報いる」ように情報やその他の手段でお礼をする。
そんな時代もありました。
情報を伝える/伝えられることは目的ではなく、手段
まず、ここから考察できることは、情報を伝える/伝えられることは目的ではなく、手段だということです。
昔であれば、命を守る手段でした。
現代であれば、何かを成し遂げるための手段です。
また、この事実を虚心坦懐に考察すると、面白い事実に気づきます。
なぜ手間や時間がかかるのに、情報を発信するのか?という疑問です。
本質:情報を発信する目的→金銭の獲得
世の中に溢れる情報発信の目的は非常にシンプルです。
(※もちろん無償の愛、家族の絆などはあるでしょう。比率は非常に低いですが。)
綺麗事を抜きにするとこれが現実です。
出版社は本で情報(コンテンツ)を発信することで売り上げを獲得します。
新聞社は新聞で情報(コンテンツ)を発信することで売り上げを獲得します。
テレビ局はTVで情報(コンテンツ)を発信することで広告収入を獲得します。
インターネットのWebサイト運営者は情報(コンテンツ)を発信することで広告収入を獲得します。
会社員は情報(ノウハウ、知識)などを通じて、顧客に貢献し、売り上げを獲得します。
資本主義社会ではこのように、何らかの形態で情報を発信することで金銭を獲得することが目的です。
この前提条件を理解すると、様々な人が本質的に何を求めて発信しているのかが、理解できるようになります。
情報社会の問題点→誤った情報の錯綜

ここからは情報社会の問題点を考えていきましょう。
「情報の質<利益獲得」の意識のため、誤った情報が錯綜する情報社会
ここからは綺麗事を抜きにして、考えていきましょう。
現代社会では、様々なツールを用いて、誰でも発信できる時代です。
それは素晴らしいことです。
一方で個人が発信しているもので、校閲が掛かっているものは皆無でしょう。
事実関係の誤りがあるもの、内容の信憑性が疑わしいものも少なくありません。(この記事も怪しいかもしれません。笑)
実際に自分が得意な分野の複数のキーワードを検索すると、明らかに誤った情報であったり、専門性が低いものが非常に多いです。
誤った情報が錯綜しているのが、情報社会の問題点と言えるでしょう。
錯綜する誤った情報を自ら5Sし、捨てる必要がある
誤った情報が錯綜しているのが、情報社会の問題点ということは上述しました。
問題点ではありますが、私は必ずしも「悪い」とは考えていません。
通信技術の発展でリアルタイムにやり取りできるのが、インターネットの強みですから、校閲などの過程を排除してスピードを重視した情報発信になるのは自然な流れです。
情報の精度を上げようとすれば、工程が追加されますから、スピード感が損なわれ、インターネットの良さがスポイルされてしまいます。
そのような前提条件を踏まえながら考えると、自分が取るべき行動は一つです。
そんな観点から次章では「情報の5S、整理整頓スキル」について考察していきます。
5S/整理整頓スキルは情報錯綜社会での必須スキル

ここからは情報錯綜社会での必須スキル、5S/整理整頓スキルについて考えていきましょう。
情報の5S/整理整頓スキルの必要性→人生の充実度を上げるため
情報の5S/整理整頓スキルはなぜ必要なのでしょうか?
それは非常にシンプルで自他の人生の充実度を上げるためです。
例えば、芸能人が不倫したことを知って、「けしからん」と非難したところで、あなたの人生の充実度が上がるでしょうか?
上がると言い張る方がいらっしゃれば続けて頂ければ良いですが(笑)、絶対に充実度は上がりません。
なぜなら、他人軸に寄りかかる行為だからです。
情報というのは自分軸を充実させるための一つの手段にしか過ぎません。
また他人軸で考えるならば、自分が誤った情報を発信することにより、相手が不幸になることも考えられます。
信憑性が薄い内容を真に受けて、誤った情報を発信すると、自分も相手も不幸になります。
そのような観点からも情報の5S/整理整頓スキルは不可欠だと言えます。
情報の5S/整理整頓スキル 3選
さて、情報の5S/整理整頓と一言に言っても、「何をすればいいの?」という方も多いと思います。
そんな方に向けて、私が実行している3つの情報の5S/整理整頓スキルをお伝えします。
参考:5S=整理、整頓、清潔、清掃、しつけ
情報の5S/整理整頓スキル1:情報のシャットアウト
情報の5S/整理整頓スキル1つ目は情報のシャットアウトです。
人生を生きる上で非常に大切な原則があります。
それは「1:削除→2:集中→3:短縮」の優先順位原則です。
※これは病気、仕事、時間管理、人間関係など全てに当てはまる基本原則なので、覚えておいて頂ければと思います。
私は一時期、実験的に読書以外の情報取得ツールを全て、3ヶ月間シャットアウトしたことがあります。
テレビ、スマートフォン、新聞など。
(仕事でのメール以外は全てシャットアウトしました。また、街を歩く時には広告すら見ないように意識しました。)
試した結果、不都合なことは何も起こりませんでした。
ストレスが減った上に、読書時間が増えていいことづくめでした。
今でもテレビは保有していませんし、新聞も一切読みません。
しかし、金銭的にも、仕事的にも何も困っていません。
ものの整理整頓と全く同じで、まずは情報を徹底的に整理(捨てる)することです。
捨てないまま整頓してはいけません。
内部リンク:【整理整頓が苦手、できない人は必読】家庭、仕事での整理整頓のコツ
情報の5S/整理整頓スキル2:情報には能動的に触れる
情報の5S/整理整頓スキル2つ目は情報には能動的に触れることです。
著名人の中には「大量の情報に触れろ」とおっしゃる方がいます。
それは間違っているとは思いません。
テレビから流れてくる情報、なんとなく触れた検索サイトのホームにあった記事などに何となく目を通すことはおすすめしません。
なぜなら、受動的に情報に触れていると、正しいのか正しくないのかよく分からない情報が自分の中の基準になるからです。
逆に能動的に情報に触れるとどうでしょうか?
この情報を自分の目的の何に結びつけるのか?、この情報を発信している人の目的は何か?、この情報の本質は何か?などといったように深く考えることができます。
結局、情報というのは自分の中の思考の土台が構築された状態で触れることで、初めて力を発揮するものです。
むやみやたらに「情報に触れる」よりも、自分の中に思考の土台を構築し、能動的に情報と結びつけることが大切なのです。
内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型
情報の5S/整理整頓スキル3:情報源の固定化
情報の5S/整理整頓スキル3つ目は情報源の固定化です。
賛否両論分かれそうですが、私はかなり重要だと考えているので書きます。
私は本でも、ネット情報でも、情報源を固定しています。
複数の情報・コンテンツの内容を吟味した上で、質の高い情報を発信し続けている、複数名の贔屓の方に情報源を固定しています。(※もちろん、その内容にも能動的に触れ、自分の頭で必ず考えるようにしています。)
質の高い情報を発信している人はいつも質が高いです。
質の低い情報を発信している人はいつも質が低いです。
※参考までに私の贔屓の本をご紹介しておきます。
内部リンク:【隠れた名著】おすすめの名著リスト 教養が身につく14冊
情報のまとめ方のポイント

最後に情報のまとめ方です。
これは非常にシンプルです。
- 自分の目的への紐付け方
- 5W1Hに整理整頓する
この2つだけです。
情報のまとめ方1:自分の目的に紐付ける
情報のまとめ方1つ目は自分の目的に紐付けることです。
繰り返しになりますが、情報をまとめるのは目的ではなく、手段です。
達成したい目的は何か?、そのために必要な情報は何か?、その情報はなぜ必要か?などをよく考えてみるようにして下さい。
情報のまとめ方2:5W1Hに整理整頓する
情報のまとめ方2つ目は5W1Hに整理整頓することです。
5W1H=Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
5W1Hに整理整頓した上で、自分の目的に紐付けます。
シンプルに考えるとこれ以上でも、これ以下でもありません。
この2つの軸を意識して、能動的に情報に触れると見える世界が今までとは全く変わるでしょう。
今回は以上です。