こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 未来が見えない、不安だという人
- 未来がどうなるのかを考察したい人
- 未来の世界で生き残る方法、スキルを知りたい人
- 「未来」に関するおすすめの映画を知りたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【変化が怖い、不安な人必読】変化をチャンスに変える思考法
内部リンク:深い言葉・小説・映画を制作する人の共通点→インプットの質
内部リンク:安定した仕事・企業探しより大切なこと→自分の実力を安定させる
内部リンク:人生の絶望を乗り越える3つの方法→絶望的な状況で人は成長する
それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/12/9現在です。)

はじめに:未来の世界はどうなるのか?

はじめに未来の世界はどうなるのかを考えていきましょう。
ただ、いくつかの本質的な仮説は持ち合わせていますので、それをお伝えさせて頂きたいと思います。
未来の世界はどうなる?→様々な「次元」を取り除く方向に進化する
未来の世界はどうなるかを考察する上で現代社会の進化の方向性を考察することは欠かせません。
例えば、車は「重さ」という「次元」を取り除こうとしています。
軽量化や空飛ぶ車はもちろんのこと、ガソリンという重さがある液体エネルギー源から電気/水素などの重さが無いエネルギー源にシフトしていることからも「重さ」という「次元」を取り除こうとしているという事が考察できます。
また、インターネットという仮想空間は「立体感」や「時間の壁」を取り除きました。
更に言えば、「香り」なども取り除かれています。
あなたの業種業界ではどんな「次元」が取り除かれていくのかを考えると、未来の世界の姿がぼんやりと見えてくるはずです。
考察する軸は「重さ」「立体感」「香り」「時間」「意味」あたりでしょうか?
未来の世界はどうなる?→空間を奪い合うゲームが続く
人類が遥か昔から「価値」を見出し、奪いあってきたものが「空間」です。
領土という「物理的空間」「資源空間」を奪いあう戦争という概念。
資本を「仮設空間に集中」した株式市場という概念。
人類のもう一つの世界、インターネットという「幻想空間」。
地球だけでは満足できず「宇宙空間」を切り拓いた宇宙開発。
このように「空間」という概念は人類史と非常に密接に関わっています。
未来の世界をどうなるかを考える上で「空間」という概念は避けて通れません。
次の「空間」は何かを考えてみると、時代を先取りする鋭い問いになると思います。
未来が見えないことは絶望なのか?

この記事を読んでくださっている方の中には「未来が見えない、不安だ」と考えている人も多いと思います。
勤めている業種業界の未来が見えない展開に陥っており、絶望的な気持ちになっておられる方もいるでしょう。
そんなあなたにお伝えしたい事があります。
未来が見えないことは絶望ではなく希望である
未来が見えないことは幸せなことです。
現在はテクノロジーの進化が著しく、遺伝子工学などの発展で才能、適性、予測収入などが未来が見える世界が来る日も近いでしょう。
遺伝子工学技術、AIなどのテクノロジーレベルから見れば、十分に可能な領域まで来ています。
「未来が見える世界」が到来した時に生まれるのは希望でしょうか?
もちろん希望を見出す人も0ではありませんが、希望以上に絶望を生み出すでしょう。
遺伝子で評価され、AIに未来を決められ、既定路線のレールを歩んでいく。
また既定路線のレールから外れる事が法に触れる「犯罪」と定義される可能性もあります。
そこにあるのは希望でしょうか?
そう考えると、「未来」という概念について深く考えさせられます。
「見えない未来」は希望そのものなのです。
未来の世界で必要とされる仕事のスキル

ここからは未来の世界で必要とされる仕事のスキルについて考察していきましょう。
未来の世界で必要とされる仕事のスキル→人間にしかできないこと
「いや、当たり前だろ」と思われた方がいらっしゃいましたら、すみません。
ですが、これが最も大切なことなのです。
例えば、「感情を表現する職業」などはどんなに時代が進んでも無くならないでしょう。
例:作家、歌手、ヴァイオリニストetc
※ヒント(ほぼ答え)を記載した記事は以下です。ご一読下さい。
内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?
内部リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」
「未来を考える」おすすめの映画

ここからは未来を深く考えさせられる、おすすめの映画をご紹介します。
私の独断と偏見によるおすすめ映画ですので、そこはご承知下さい。(笑)
未来を考えるおすすめの映画1:マイノリティ・リポート
未来を考える際に私がおすすめする映画の筆頭がスティーヴン・スピルバーグ監督作品「マイノリティ・リポート」です。
「マイノリティ・リポート」のあらすじ
舞台は西暦2054年のUSA ワシントンD.C.。
プリコグ(precog:precognitive、予言者)と呼ばれる3人の予知能力者たちで構成された犯罪予知システム。
プリコグの犯罪予知内容に従い、犯行前であれ、治安維持を遂行する犯罪予防局によって逮捕されます。
ネタバレになるのでこれ以上は省略します。
「マイノリティ・リポート」から学べること
この映画は現代社会が進む道を深く考えさせてくれます。
遺伝子工学、AI、IoT、情報通信インフラ。
これらを組み合わせれば、犯罪予知システムの構築は可能でしょう。
現在の技術レベルや監視カメラ、情報通信インフラの普及具合から考えれば十分に可能です。
もしかすると、現代社会でも極秘の運用テストが始まっている可能性もあります。
誰もが望む、平和な社会の実現。その裏側に潜むマイノリティの冤罪被害者。
多数派の利益を守るのか?少数派の人権を守るのか。
「マイノリティ・リポート」は誰も答えが出せないような深い問いを投げかけてくれます。
「マイノリティ・リポート」の見どころ
私はクライマックスシーンでトム・クルーズが叫びながら、パラドックスを突きつけていくシーンが好きです。
何度も見直してしまいます。(笑)
あとはあなたが確認してみて下さい。
未来を考えるおすすめの映画2:TIME
未来を考える際に私がおすすめする映画のもう1つが2011年のアメリカ映画「TIME」です。
「TIME」のあらすじ
そう遠くない未来、人類は遺伝子操作で25歳から年を取らなくなることが可能になった。
人口過剰を防ぐため、通貨が時間となり、人々は自分の時間で日常品から贅沢品まで支払うこととなった。
また、通行料も時間で支払う必要があるため貧困層の地域と富裕層の暮らす町は実質的に隔離されている。
裕福な人、すなわち時間を十分に持っている人たちは永遠にも近い時間生きることができるが貧困層の人々は働くことでわずかな時間を給料として受け取り、生活していた。
左腕に光る時間表示が0になるとき、人は命を落とす。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
「TIME」から学べること
現代社会は医療技術の進歩により、平均寿命は年々延びています。
そのような背景もあり、「生」を起点に考える人は多いと思います。
不老不死が実現される時代も遠くないでしょう。(何を持って不老不死と定義するかは非常に曖昧です。脳を保存液に浸して思考を引き出すレベルを不老不死と定義するならば、技術的には実現できる日は近いでしょう。)
そんな時代がもたらす背反をこの映画は警告してくれているように思います。
また少し角度を変えて思考すると、資本主義社会へのアンチテーゼにも見えます。
内部リンク:【資本主義社会の本質】問題点→成長で成長を呼び寄せる虚構
「富が時間になる人」と「時間がお金になる人」を鮮烈に描き、皮肉たっぷりに表現されているのです。
話を戻しましょう。
この映画が問いかけてくることは「有限だから、人の命は尊く、考えさせられるものではないのか?」ということです。
時間という概念、未来の世界のあり方、資本主義社会のあり方。
そんなことを考えるキッカケになるのが、この「TIME」という映画です。
希望を片手に未来へ進もう!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
この記事を読んだ方が少しでも未来へ進む希望を手にしてくださっていれば、著者冥利に尽きます。
今回は以上です。