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【旅=哲学】旅のメリット:旅を通して人生を擬似体験できる

2021年3月30日

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【旅=哲学】旅のメリット:旅を通して人生を擬似体験できる

2021年3月30日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • 旅のメリットを本質的な観点で考察したい人
  • 旅の目的を考察したい人
  • 旅が「哲学」である理由を考察したい人
この記事を読むと、旅とは何か?、旅の本質的なメリットを理解し、旅を通して人生を豊かにするヒントが手に入ります。

※この記事と併せて読みたい記事

内部リンク:【人生を豊かにする一人旅】一人旅のメリット

内部リンク:【趣味がない人必見】人生を豊かにするおすすめの趣味 6選

それでは「ヨット講座」始めましょう。

※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/3/30現在です。)

ヨットのプロフィール

旅とは?→人間の本能

旅とは?→人間の本能

まずはじめに「旅とは何か?」について考えていきましょう。

我々が「旅に出たくなる理由」を本質的な観点から考えてみると思わぬ発見があるからです。

結論を先に申し上げると「旅は人間の本能」です。

どういうことか解説していきましょう。

旅の定義→居住地域とは異なる土地を尋ねること

旅とは「居住地域とは異なる土地を尋ねること」を言います。

 住んでいる所を離れて、よその土地を訪ねること。旅行。

出典:goo辞書

ここで頭の中にクエスチョンが浮かんできます。

そもそもなぜ居住地域とは異なる土地を尋ねたくなるのか?ということです。

ここで空間軸・時間軸を広げて考えてみると面白い発見があります。

内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方

旅の歴史→狩猟採集社会時代が起源

旅の歴史の起源には諸説ありますが、狩猟採集社会時代が起源であると考えています。

日本は農耕社会だと思われがちです。

西暦に入った頃には、既に農耕社会になっていましたからそれも無理はありません。

しかし、旧石器時代まで歴史を辿っていくと、狩猟採集社会であったということが分かります。

狩猟採集社会では、自分達の拠点にノコノコと都合良く獲物が来てくれるとは限りません。(笑)

食べて生きていくためには、自分達が拠点としている場所を離れて狩猟採集に出向かないといけないこともあったでしょう。

「自分が生きるために居住地域とは異なる土地を尋ねる」

これは現代に生きる我々のDNAにも刻まれているのだと思います。

このような歴史から考えると、我々が無性に旅に出たくなるのは「自然の摂理」に則っているのではないでしょうか?

旅に出たくなるのは人間の本能なのです。

旅は哲学である

旅は哲学である

私は旅は哲学であると思っています。

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もう少し噛み砕くと、旅は「知的探求活動・問題の発見/明確化・言語化/体系化」であると言うことです。

私がよく引き合いに出す例が著名な革命家、チェ・ゲバラのお話です。

旅というのは自分の中に「哲学」を作っていく行為だと思っている。 著名な革命家 エルネスト・ゲバラは学生時代のオートバイ旅で、自らが見聞きした一次情報によって「哲学」が形成され、その後の行動に繋がった。 旅での小さな小さな発見がその後の人生を変える「種」になることは珍しくないのです。

チェ・ゲバラが学生時代にオートバイで南米を巡る旅に出ます。

そこで南米各国の現実を自らの一次情報として見聞きします。

この旅が「知的探求活動・問題の発見/明確化」に繋がった訳です。

そして、この旅を通じて得た体験がその後のキューバ革命への参加、すなわち「言語化/体系化」に繋がったことは容易に想像できます。

※彼の場合はそもそも医者としても優秀で、マルクス主義などにも精通した教養の持ち主なので、知識・教養・旅がミックスされた結果、革命家としての道を歩んだと言えるでしょう。

もし、ゲバラが旅に出ていなかったら・・・

そう考えると、旅は自分自身の「哲学」を見直すキッカケを作り、その後の人生を変化させるような大きな可能性を秘めているのではないでしょうか。

旅と哲学の共通点→答えが無いことを考えること

「旅は哲学である」

これは先述させて頂きました。

もう少し深堀りして考えてみましょう。

旅と哲学の共通点は何でしょうか?

私は「答えがないことを考えること」だと答えます。

内部リンク:哲学を学ぶ意味→答えがないことを考える力を養うということ

旅にも哲学にも「これ!」といった正解はありません。

自分なりに何かを感じ取り、自分なりに考える。

そんな積み重ねは思考力や感性を磨いてくれるのではないでしょうか?

内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型

内部リンク:感性を磨く方法7選→子供・大人共に感性を育むと大きな武器に!

旅も哲学と同じで探求すると非常に深いのです。

旅のメリット 本質3選

旅のメリット 本質3選

さて、最後に旅のメリットについて考察していきましょう。

旅には凄く深いメリットがあります。

どのようなメリットがあるのかを理解してから、旅に出た時にメリットをより享受できるようになるのです。

それでは旅のメリットの考察に移りましょう。

旅のメリット1:旅を通して人生を擬似体験できる

旅のメリット1つ目は旅を通して人生を擬似体験できることです。

旅というのは本当に人生に似ています。

まず、旅に出ようと考え、自分で頭や足を動かさないと旅には出られません。

これは人生も全く同じことです。

旅の途中で車が故障して止まることや渋滞に巻き込まれて上手く進めない時もあるでしょう。(車の故障は私の実話×2回)

これまた人生も全く同じことです。

旅先に着いた達成感や綺麗な景色を見て、爽快な気分になるでしょう。

これは仕事で上手くいかない時期を抜けた時やプロジェクトが完了した時の達成感に似ています。

旅のふとした時に「なんか人生みたいだな」と感慨深くなれるのが、旅の魅力なのかもしれません。

旅のメリット2:日常がいかに恵まれているかが分かる

旅のメリット2つ目は日常がいかに恵まれているかが分かることです。

日本の観光地などへの旅であれば、さほど感じないかもしれませんが、海外への旅行や出張に出向くと顕著に感じます。

内部リンク:仕事で初めて海外出張へ行く人へ:海外出張前の準備、仕事の進め方

まず、水道の水を普通にそのまま飲める国というのは多くありません。

基本はペットポトルのミネラルウォーターしか飲めません。

ホテルのWi-Fiは謎に遅いです。

もちろん「24時間営業のコンビニ」など基本的にはありません。

更にはデパートやスーパーには飛行機の搭乗口にあるような金属探知機があります。(日本人は探知機が鳴っても顔パスですが・・・)

旅先の開放感と共に「普段の日本での日常が恵まれている」ということに気づけるのは旅のメリットだと言えるのではないでしょうか。

旅のメリット3:時間の大切さを理解できる

旅のメリット3つ目は時間の大切さを理解できることです。

ほとんどの方は束の間のお休みを利用して旅に出られることかと思います。

「上司がゴニョゴニョ喋っている時間は非常に長く感じるが、休みや旅は一瞬で終わってしまった。」、そんな経験がある方もおられるのではないでしょうか。(笑)

旅というのは行き先に出向くことだけではなく、流れる時間そのものを楽しむ行為であるとも言えます。

1秒1秒が過ぎていく儚さを旅先の景色と共に感じる。

そんなことを感じるキッカケができるのが旅なのです。

内部リンク:【期限遵守・厳守は人生の本質】期限を守れない人が意識すること

この記事があなたの旅を充実させるヒントになっていれば嬉しいです。

今回は以上です。

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