こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 仕事で0から1を生み出す方法を知りたい人
- 仕事で0から1を生み出す人は何が違うのかを知りたい人
- 0から1をつくることの価値が高い理由を知りたい人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/3/27現在です。)

「0から1を生み出す人」=仕事ができる人

この記事を読んで下さっている皆さんはとても優秀で真面目な方だと存じます。
優秀で真面目でなければ、この記事までたどり着くことは無いからです。
そんな優秀で真面目なあなたに質問です。
「仕事ができる人を1つの表現のみで表現して下さい」と言われたら、あなたは何と答えるでしょうか?
これには正解はありませんので、あなたなりに一度考えてみて下さい。
なぜそう思うのか?
理由を解説していくことにしましょう。
「0から1をつくる人」を物理の静止摩擦力で考える
私はよく「仕事の難易度」を「物理の静止摩擦力」に例えます。
「こいつ、何か周りくどくて面倒臭いこと言い出したな」と思わずに少し聞いて下さい。(笑)
物理での最大摩擦力は物体が動き出す直前にピークを迎えます。
そして、一度動き出してしまえば、少ない力で押せば動き続けてくれます。
これを仕事に置き換えて考えてみましょう。
例えば、新しい取引先を開拓して1案件を受注するのと、既存の取引先から1案件を受注するのではどちらが難しいでしょうか?
私は前者の方が難易度が高いと思います。
既存の取引先から1案件を受注するのはさほど難しくありません。
すでに偉大な先人方が試行錯誤して「仕組み」を作り上げて下さっているからです。
一方、新しい取引先を開拓して1案件を受注するのはかなり難易度が高いと言えます。
「自社はどんな会社なのか?」「どんな実績があるのか?」「どんな価値が提供できるのか?」「コンプライアンス遵守体制」「機密保持契約・体制」「必要データ授受体制」「取引条件」「お互いの必須要求項のすり合わせ」etc
自身が自動車メーカーに勤めていたのでよく分かりますが、東証一部上場企業クラスだと最低でも上記をきちんと説明できる会社でなければ仕入れ先にはなれません。
これら全てを準備し、すり合わせ、0から1をつくる。
真に仕事ができる人というのは、この「0から1をつくる」プロセスを必ずどこかで体験しているのです。
カリスマ経営者→「0から1をつくる人・生み出した人」
「0から1をつくる人」を物理の静止摩擦力に例えた考え方は先述しました。
さらにイメージが沸くように、実際のケースで考えてみましょう。
ファッション通販のZOZOTOWNを0から構築したのは前澤友作氏です。
オンラインショッピングモールの楽天市場を0から構築したのは三木谷浩史氏です。
ソフトバンクグループを0から構築したのは孫正義氏です。
これ以上の具体例はもはや不要でしょう。
あなたも0から1を生み出す人になりましょう。
先述した偉大なカリスマ経営者達も最初はほんの小さな「0から1」だったのですから。
「0から1をつくる」方法 4選

さて、ここからは0から1をつくるための方法・考え方をご紹介していきます。
「これは良さそうだ」と思った項目があれば、お試し頂ければ幸いです。
「0から1をつくる」方法 1:自分の困り事や理想を考える
「0から1をつくる」方法 1つ目は自分の困り事や理想を考えることです。
「0から1をつくる」のは想像している以上に大変なことです。
サラリーマン時代に「社内に前例・基準の無いこと」や「今までのセオリーと真逆の工法」などを0から構築した時は本当に大変だったのを思い出します。
先述した物理の最大摩擦力が如く、周囲からは散々あれこれ言われました。(笑)
生半可な気持ちであれば、とっとと諦めて無難で当たり障りのない「既存踏襲」という魔法のワードで着地したことでしょう。
しかし、私は「0から1をつくる」、難易度の高い方に進みました。
なぜか?理論に裏付けされた自分が考える理想があったからです。
この理論・理想が描けていなければ、早々に諦めてしまったに違いありません。
困難が伴うからこそ、「自分の困り事を解決する」「理想を形にしてみせる」といった強い気持ちは「0から1をつくる」原動力になるのです。
要ははじめの動機付けありきだということです。
あなたの仕事・プライベートでの困り事、理想はどんなことでしょうか?
そこに「0から1をつくるヒント」が落ちている可能性があるのです。
「0から1をつくる」方法 2:先入観を捨てる
「0から1をつくる」方法 2つ目は先入観を捨てることです。
人間と言うのは「今までの経験」や「現状」という固定観念が刷り込まれています。
意識的に全ての前提条件を排除してから0ベースで考えてみると、「あれ、これ意外にいいアイデアかも」みたいなアイデアが出てくるものです。
極論ですが、「もし自分が赤ちゃんだったら」くらいに真っ白から考えてみることです。
「無意識を意識化して、先入観を捨てる」
これを意識してみて下さい。
内部リンク:【可能性を狭める原因→先入観にとらわれる】先入観を無くす方法
「0から1をつくる」方法 3:視野を広げる
「0から1をつくる」方法 3つ目は視野を広げることです。
0から1をつくるヒントというのは視野を広げることにより手に入ります。
0から1をつくるヒントは他部署にあるかもしれません。
0から1をつくるヒントは関係会社にあるかもしれません。
0から1をつくるヒントは他業界にあるかもしれません。
業界事例の具体的な例を挙げるならば、自動車のオイルシールを主戦力していたNOK株式会社でしょう。
自動車業界への部品納入だけでは行き詰まりを感じていたNOK株式会社は「0から1をつくる」方法を模索していました。
その「0から1をつくる」突破口は別の業界にありました。
電機業界(携帯電話・スマートフォン)です。
「0から1をつくる」と聞くと何か特別な新技術を開発しないといけないイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
視野を広げ、「0から1」になりそう/できそうな土俵を探すのも立派な戦略なのです。
内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方
「0から1をつくる」方法 4:企画の全体像を描く
「0から1をつくる」方法 4つ目は企画の全体像を描くことです。
「0から1をつくる」というと何やらクリエイティブに聞こえます。
確かに最初の問題創造だけはクリエイティブかもしれません。
内部リンク:変化する時代を生き残る人材→結論:想像/創造人材が時代を作る
しかし、その後は泥臭い地道な積み重ねです。
「目的を明確に定義する」「ニーズ志向・シーズ志向の明確化」「予算/日程感(5W1H)の明確化」「企画構想」「企画の実行計画立案」
内部リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」
このような地道な内容を一つ一つ描き、関係者の意見や問題・課題を一つ一つ潰しこむ。
クリエイティブの裏には凄く地道な内容があります。
真のクリエイティブとは「不自由(制約)の中でいかに魅力的なデザインや企画ができるか?」ということなのです。
「0から1を生み出す力」とは?

「0から1を生み出す力」とは?
そう問われたら、やはり最後は「継続力」という結論になります。
内部リンク:【継続力がない人は必読】継続のコツ、継続するには何が必要なのかを徹底解説
先述した内容を取り入れながら、思考・行動・修正を繰り返し、継続する。
最後は根性論のようで申し訳ありませんが、天才以外はこの方法しかありません。
優秀なあなたのご健闘をお祈りしております。
今回は以上です。
内部リンク:仕事の目標が思いつかない人へ→「使える人間になりたい」で十分
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