こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 上司・同僚・部下が他責思考で悩んでいる人
- 周囲、自分の他責思考を改善したい人
- 最近、成長出来ていないと悩んでいる人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/12/15現在です。)

他責思考とは?

はじめに他責思考とは何かについて考えていくことにしましょう。
対義語としては、事象が発生した際に「自分/内的要因」に原因を探す「自責思考」があります。
ここからは少し模範解答からは離れて、他責思考について考えていきましょう。
他責思考→人間のみにある概念
少し異なる角度から考察してみると、他責思考は人間のみにある概念であることに気づきます。
AIやロボットはトラブルが発生した時に、他のAIやロボットに原因を探しません。
動物は狩りに失敗した時に、他の仲間の動物に原因を探しません。
全宇宙単位で考えると、他人に原因を探せる知能を持っているのは人間だけです。
それほど高度な頭脳を持っているのが、我々人間なのです。
せっかく素晴らしい頭脳を授かったのです。
それをこれから最大限に生かせるように今日は一緒に考えていきましょう。
他責思考の心理、問題点

さて、ここからは他責思考の心理、問題点について分析していくことにしましょう。
少し厳しいので、読み飛ばして頂いても構いません。
他責思考の心理→自信がないことによる自己保身
他責思考の人は基本的に意識的にも無意識的にも、自分に自信がありません。
常に周囲の目を気にして、評価を気にします。
すると、何かの事象(ミス・トラブルなど)が発生した際には、自己保身をするために、事象の発生原因を他人/外的要因に転嫁するという構図になる訳です。
逆に自責思考の人はどうでしょうか?
自責思考の人は基本的に意識的にも無意識的にも、自分に自信があります。
周囲の目や評価をあまり気にしません。
すると、何かの事象(ミス・トラブルなど)が発生した際にも、自分の落ち度は何か?と事象の発生原因を自分/内的要因に求め、客観的に改善ポイントを探すという構図です。
「他責思考」と「自責思考」で成長に差が出るのは明白です。
他責思考の問題点→成長を著しく阻害する
それはなぜでしょうか?
他責思考は「事象の発生原因を他人/外的要因に転嫁する」ことというのは前項で申し上げました。
ということは他責思考の場合、自分に何か変化を加える必要がありません。
人間の成長プロセスというのは毎日の小さな変化の集大成です。
他責思考の場合は小さな変化を加えることなく、「他人/外的要因に転嫁」して完結です。
この習慣を繰り返している人が成長など出来るはずがありません。
したがって成長するには「他責思考」の根絶と「自責思考」の徹底が必須なのです。
他責思考 改善の方法 5選

他責思考の人にさりげなく勧めてみたり、自分の行動習慣に落とし込んでみたりして頂ければと思います。
他責思考の改善方法1:本を読む
他責思考の改善方法1つ目は本を読むことです。
※ご自身の他責思考を改善しようとされている方には少し厳しい内容になります。
一番有効な方法は、「本を読んで、自分で気づくこと/気づいてもらうこと」です。
特に他人が他責思考で悩んでいる人の解決方法はこれしかないと言ってもいいでしょう。
自己啓発書を何冊か読めば、他責思考がいかに恥ずかしいものであるかということが、手を替え品を替え、これでもかというくらいに書いてあります。(笑)
人というのは「自分で気づく」のが、一番変化しやすいキッカケです。
自分が他責思考の場合は厳しめの自己啓発本を読みましょう。
周囲が他責思考の場合は自己啓発本をプレゼントしましょう。
自己啓発作家 千田琢哉さんの本は読みやすいですが、本質を押さえているのでオススメです。
他責思考を直してもらいたい人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?(上司→部下への本のプレゼントは意外にアリです。)
他責思考の改善方法2:「友達」「同期」を一掃する
他責思考の改善方法2つ目は「友達」や「会社の同期」を一掃することです。
群れてなされている会話は「愚痴」「悪口」「噂話」です。
要は他責思考の集大成の会話がなされています。
これでは永遠に他責思考からは抜け出せません。
自責思考の人はいつも「1人」で颯爽と歩いています。
1人ということは「愚痴」「悪口」「噂話」をする相手がいません。
当然孤独です。
孤独であるということは、他者の思考に影響されずに自分自身と対話出来るということです。
自分自身と深く対話することにより、必然的に自責思考が染み込んでいきます。
これらの法則は面白いくらいに当てはまります。
本気で他責思考を改めたければ、友達、会社の同期を一掃することです。
見える景色が変わることだけは保証しましょう。
リンク:【友達はいらない】友達がいないけれど充実している人の考え方
他責思考の改善方法3:教養のある人に近づく
他責思考の改善方法3つ目は教養のある人に近づくことです。
私が考える教養とは「時間軸、空間軸での学びの深さ」です。
要は教養があると、物事が多角的に見られるようになります。
改善方法2でご説明したように「友達」「会社の同期」を一掃したら、身近にいる教養がある人に近づきましょう。
人間というのは自分の半径3m以内にいる人のレベルで自分の人生が決まります。
これには一切の例外はありません。
「友達」や「会社の同期」と群れていれば、群れ続け、他責思考の人生のままです。
「教養のある人」に近づけば、多角的に物事を見る癖が付き、自責思考が身につきます。
どちらを選ぶかはあなた次第ということです。
他責思考の改善方法4:本質は何かを考える癖をつける
他責思考の改善方法4つ目は本質は何かを考える癖をつけることです。
「他責思考」では永遠に本質にはたどり着けないのです。
自分にも、他人にも、常に「本質は何か?」と問う癖づけをすると良いでしょう。
本質を押さえる思考法は別の記事で詳しく解説していますので、そちらをご一読下さい。
他責思考の改善方法5:一人旅に出る
他責思考の改善方法5つ目は一人旅に出ることです。
一人旅というのは、行先、プラン、宿泊先などなど、全てを自分で考えて判断・決断しなくてはなりません。
旅先でのイレギュラーも全て自分で処理しなくてはなりません。
一人で判断・決断するということは、判断・決断の結果が全て自分に降りかかって来るわけです。
これを体験することが非常に重要なのです。
自責思考が少しでも芽生えると、様々な物事の見え方が変わります。
要は自分の判断・決断の積み重ねが今の自分の現在地だと気づくことが大切なのです。
一人旅はそんな当たり前のことを気づかせてくれるキッカケになります。
この記事を読んで勉強している真面目なあなたは一人旅に出てみて下さい。
思わぬ発見があると思います。
人生は自分の判断・決断の集大成である

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
人生というのは、自分の判断・決断の集大成以外の何ものでもありません。
この事実が自分の中に腹落ちした時に、「他責思考」という概念は自分の中から消え去っていることでしょう。
あなたの飛躍をお祈りしています。
今回は以上です。
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