こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 嫌われるのが怖いという人
- 職場などで嫌われていると悩んでいる人
- 嫌われる理由がわからないと悩んでいる人
※この記事と併せて読みたい記事
リンク:【仕事、人間関係などから逃げたい人へ】結論→逃げるのも勇気(条件付き)
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それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/11/25現在です。)

はじめに:嫌われるとは?

はじめに嫌われるとは何か?について考えていきたいと思います。
嫌われるとは?→人間の概念
まず一番抽象度の高い部分から考えていきましょう。
嫌われるというのは人間の概念です。
機械、AI、ロボット、動物、爬虫類、地球、宇宙などには「嫌われる」などという概念はありません。
「嫌われる」という感情を味わえるのは、人間だけな訳です。
そう考えると、膨大な地球上の生物、もの、システムの中で人間しか持ち得ない特権だということが分かるかと思います。
デンマークの哲学者、キェルケゴールは言いました。
絶望している人を考えないで、抽象的に絶望を考えようとすれば、我々は絶望は非常な優越であるといわなければならないであろう。この病に罹りうるということが人間が動物よりも優れている点である。
セーレン・キェルケゴール 「死に至る病」岩波文庫 P26より引用
深いですね。
嫌われる原因・理由=周囲の標準偏差からズレている
嫌われる原因・理由は何かを考えていくと答えはシンプルです。
もう少し簡単にご説明すると、「周りと違うことがある」ということです。
例えば、IQ平均がIQ100の職場にIQ140の人がいれば標準偏差からズレていますし、職場の年間読書冊数が1冊なのに200冊読む人がいれば標準偏差からズレているということになります。
同質性が低い→話/感覚が合わない→嫌いという流れですね。
人間というのは古くから同質性が低いものを排除しようという本能を持っています。
これは植民地主義などの様々な歴史を見れば一目瞭然かと思います。
嫌われるのを気にしない方が人生は楽しい

前章までで「嫌われるとは?」「嫌われる原因・理由」について解説してきました。
ここからは嫌われるのを気にしない方が人生が楽しくなるというお話をしていきたいと思います。
嫌われるのを気にしないで、噂話、陰口、悪口を言っている人からは離れる
私のサラリーマン時代の一次情報から申し上げれば、比較的レベルが高いはずの大企業でもそのようなグループは存在します。
そのようなグループからは嫌われる覚悟を持って離れましょう。百害あって一利なしです。
人の噂話、陰口、悪口で盛り上がっているグループから最短出世コースを果たした人や転職/独立して人生を好転させた人を輩出したのを少なくとも私は見たことがありません。
永遠と生産性の無い話を繰り返しています。
「嫌われるのが怖い」とそのようなグループに属し続けていると、あなたの人生はお先真っ暗と言っても過言ではないのです。
嫌われることを気にしないで思い切って飛び出しましょう。
それがあなたの人生を好転させる第一歩なのです。
嫌われるのは才能の裏返し
嫌われる原因・理由というのは標準偏差の中央値から外れているからというお話は先にさせて頂きました。
様々な分野で標準偏差の中央値から外れているあなたの才能に意識的にも無意識的にも周囲は嫉妬します。
いわゆるルサンチマンという弱者の強者に対する嫉妬心ですね。
好かれるのも才能ですが、嫌われるのも才能だということです。
「嫌われる才能なんていらない」、そんな読者の方の声が聞こえてきそうですが(笑)、これは本当にチャンスなのです。
嫌われると周りに人がいなくなるので孤独になります。
孤独というのは最高のチャンスです。
なぜなら、時間がたっぷりと生まれ、かつ自分自身と向き合えるからです。
そこで自己研鑽や趣味に没頭し、自分自身と向き合うと、今まで以上に圧倒的に成長できます。
そうして人生のステージを変えていくのです。
嫌われている人に好かれたところで人生は好転しない
「嫌われるのが怖い」と考えている人の中には好かれようと、自分の素を出さなかったり、ひたすら気を遣っている人がいらっしゃいます。
また、嫌われている人に好かれるために何をしようかと考えておられる方もいらっしゃるかと思います。
これらは時間の無駄なのでやめましょう。
嫌われている人に好かれたところで人生は好転しません。
相手のニーズに合わせるよりも、自分のシーズを磨いた方が間違いなく有意義な人生が送れます。
リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」
シーズを磨いて、あなたのことを好きになってくれる人に愛情をたっぷり注ぎましょう。
その方が有意義な人生を送れると思いませんか?
嫌われるのは偶然ではなく必然
嫌われるのは偶然ではなく必然です。
人間というのは基本的に変化を嫌う生き物です。
リンク:【変化が怖い、不安な人必読】変化をチャンスに変える思考法
周りから好かれて、ちやほやされる環境であるならば、なおさら変化を嫌うことでしょう。
そのような充実した環境から更なるステップアップを目指して、自分を律することが出来る人というのは多くはありません。
更に成長をして欲しい人材には神様は「嫌われる」という試練を与えて変化を促す訳です。
繰り返しますが、嫌われるのは偶然ではなく必然です。
もしあなたが、今現在嫌われていて悩んでいるとするならば、真剣に進路変更を検討してみてはいかがでしょうか?
人生が好転する起点になった例は枚挙に暇がないのです。
嫌われるのを恐れないこと!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
この記事を読んで学んでいるあなたは真面目な人なのだと思います。
嫌われるのを恐れ始めると、どうしても全てが無難で手堅い選択になりがちです。
一度しかないあなたの人生です。
嫌われたっていいじゃありませんか。
自分の人生を生きましょう。そんなあなたの生き様に好感を持った人が勝手に集まってくるようになります。
今回は以上です。