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【ハイパフォーマーの習慣・特徴 7選】エンジニア・コンサルを分析

2021年1月12日

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【ハイパフォーマーの習慣・特徴 7選】エンジニア・コンサルを分析

2021年1月12日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • パイパフォーマーとは何かの定義を考えたい人
  • ハイパフォーマーの習慣・特徴を理解したい人
  • エンジニア・コンサルなどでハイパフォーマンスを発揮する人は何が違うのかを知りたい人
この記事を読むと、ハイパフォーマーとは何かの定義、習慣・特徴を理解し、あなたがハイパフォーマーになるためのヒントが得られます。

※この記事と併せて読みたい記事

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それでは「ヨット講座」始めましょう。

※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/12現在です。)

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ハイパフォーマーとは何かの定義

ハイパフォーマーとは何かの定義

はじめにハイパフォーマーとは何かについて考えていきましょう。

「ハイパフォーマー」という言葉は曖昧ですし、人それぞれの定義があるかとは思いますが、ここでは私の考える定義を明確にしていきます。

ハイパフォーマーとは?→目的を達成する能力が高い人

ハイパフォーマーとは「目的を達成する能力が高い人」のことであると考えています。

どんな仕事にも必ず目的があります。

自動車メーカーであれば、「独自性・品質・性能が高く、環境に優しい車をより安くお客様に提供する」という目的があります。

ホテルであれば、「滞在中、お客様に快適にお過ごし頂く」という目的があります。

飲食店であれば、「安全で美味しい食事や食空間を、より安くお客様に提供する」という目的があります。

このように、社会や会社が求めている目的を的確に理解し、それを達成する様々な手段を用いて、目的を達成する。

シンプルですが、これがハイパフォーマーの定義の本質と言えるでしょう。

ハイパフォーマーとは?→目的の達成を再現できる人

次の条件としては、ハイパフォーマーとは「目的の達成を再現できる人」のことであると考えています。

目的というのは時代のニーズや会社の方針によってコロコロと変わるものです。

また、目的は同じでも景気などに左右されることもあるでしょう。

ハイパフォーマーとは目的の変化や情勢の変化を的確に把握し、チューニングしながら、目的の達成を再現できる人です。

極端な例えで考えてみましょう。

Aさんは1,000万円の売り上げを10年間コンスタントに継続しています。

Bさんは1億円の売り上げを1年、残りの9年は売り上げ0円でした。

この場合、ハイパフォーマーはAさんです。

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なぜなら、長期間コンスタントに売り上げが上がるということは「目的を達成する型」を持っており、うまくいく再現性があるからです。

目的を達成する再現ができなければ、「ハイパフォーマー」とは言いません。

これは人生において、かなり重要な考え方になりますので、覚えておいて頂ければと存じます。

ハイパフォーマーについて考える際のポイント→スキルが優れているだけではダメ

ハイパフォーマーについて考える際のポイントがあります。

それはスキルが優れているだけではハイパフォーマーではないということです。

ハイパフォーマーの議論になると、「何らかのスキル」を真っ先に上げる方も多いですが、何かのスキルがあるだけではハイパフォーマーではありません。

会社の中で何らかの分野で一番のスキルを持っていたとしても、目的を達成するために使用できなければ宝の持ち腐れです。

そのスキルを使用する土台部分が大切なのです。

Aさんは特に際立ったスキルは無いけれども、仕事をいつもゴリゴリ進めています。

Bさんは唯一無二のスキルを持っていますが、いつも仕事が遅れています。

この場合の序列は「Aさん>Bさん」です。

「仕事を進める」というのは立派なスキルの一つなのです。

ハイパフォーマーの特徴・習慣 7選

ハイパフォーマーの特徴・習慣 7選

さて、「目的を達成する能力が高い人」「目的の達成を再現できる人」がハイパフォーマーの定義だというお話は先述しました。

私は2社の大企業で何千人もと一緒に仕事をしてきました。

その中で「ハイパフォーマー」にはいくつかの共通点があることに気づかされました。

今日はそのハイパフォーマーの特徴・習慣をお伝えしていきたいと思います。

ハイパフォーマーの特徴・習慣1:朝が早い

ハイパフォーマーの特徴・習慣1つ目は朝が早いことです。

私は学生時代から生粋の朝型人間なので、社会人になってからも朝型リズムを継続しました。

新卒入社した会社では定時の1時間以上前には出社していました。(AM6:45〜7:30出社)

また、転職した自動車メーカーでも定時の1時間20分以上前には出社していました。(AM5:50〜6:40)

そこで周囲を見渡してみると、部長、課長、ハイパフォーマーの先輩は皆出社が早いことに気づかされました。

当たり前のように定時の1時間以上前には出社してきます。

これを分析してみると面白いことに気づかされました。

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質1→時間密度を上げている

なぜ朝型なのか?

考えた結果、導き出された答えは「時間密度を上げている」という結論でした。

時間の流れる速度は朝も、昼も、夜も変わりません。

しかし、朝が早いと1秒あたりに詰め込める時間密度が上がるのです。

同じ距離の同じ通勤という行為でも、通勤時間帯を1時間ズラすと、20分から10分に減ります。(車の場合)

電車の場合は人口密度が減って快適です。

会社の駐車場探しの時間も不要ですし、入門に最も近い位置に停められます。

また、人はほぼ歩いていないので、サクサク早歩きできます。

オフィスに着けば、人口密度が少ない環境で優雅に作業できます。

要は3時間残業するよりも、朝1時間早く出社した方がよほど効率的なのです。

明日から15分でも30分でも出社時間を早くしてみませんか?

ハイパフォーマーに見えている別の景色と、時間の感覚が見えるはずです。

内部リンク:【生活リズム:朝型のメリット】ハイパフォーマーはなぜ朝が早いのか?

ハイパフォーマーの特徴・習慣2:メールの質が高い

ハイパフォーマーの特徴・習慣2つ目はメールの質が高いことです。

ハイパフォーマーはとにかくメールの質が高いです。

その一例がメールのタイトルです。

AとB、どちらがわかりやすいでしょうか?

  • A【問題対策会議について】
  • B【問題対策会議@1/13 16:00〜17:00 C会議室】
  • A【売り上げ資料について】
  • B【優先度低:12月度売り上げ資料請求 〜1/30まで】

間違いなく「B」でしょう。

Aはメールを開かなければ、内容が分かりません。

Bはメールを開かなくても、求めている内容がほぼ分かります。

メールのタイトルは99%以上の確率で内容の質と比例します。

Aのタイトルでメールを送信する人は、内容もよく分かりません。

5W1Hで整理されておらず、1文に複数のメッセージが詰め込まれており、何が何だか分かりません。

※5W1H=Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)

Bのタイトルでメールを送信する人は5W1Hかつ1文にワンメッセージで内容が整理整頓されており、求められていることが的確に理解できます。

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質2→齟齬の最小化

ハイパフォーマーはなぜメールの質に拘るのでしょうか?

それは目的に最短でたどり着くために、齟齬(そご=くいちがい)を最小化するためです。

基本的に仕事は様々な人の連動で成り立っています。

メールが分かりににく、送り手・受け手で認識が食い違うと問題が多発します。

目的を達成する致命傷になったり、大幅な時間ロス・コストロスなどに繋がることも少なくありません。

また、分かりにくいメールを送れば、当然質問メールが返ってきます。

やり取りに時間を食われ、時間密度が落ちていく訳です。

このような事実を認識しているからこそ、ハイパフォーマーはメールの質に拘るのです。

あなたはメールの質が高い水準で保てているでしょうか?

少しでも不安になったあなたは以下の記事をチェックしておきましょう。

内部リンク:【メールタイトル・書き方はセンスの集大成】ビジネスメール術 4選

ハイパフォーマーの特徴・習慣3:厳密な日程管理

ハイパフォーマーの特徴・習慣3つ目は厳密な日程管理です。

ハイパフォーマーは常軌を逸するほど、時間管理、日程管理に拘ります。

なぜなら、時間や日程を守ることこそ、仕事の本質そのものだからです。

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質3→日程を守ること=会社の業績を保つこと

ハイパフォーマーが常軌を逸するほど、日程管理に拘る理由はたった一つです。

日程を守ること=会社の業績を保つということを理解しているからです。

企画立案の日程が守れないと、実行が遅れます。

実行の日程が守れないと、売り上げが遅れます。

売り上げの日程が守れないと、会社は赤字になります。

赤字になると、関係会社や銀行への支払い日程が守れません。

結果、不渡で倒産になるのです。

要は個人個人の時間・日程遵守の集大成がそのまま会社の業績なのです。

これは大きな企業で働いている人ほど、見落としがちな盲点です。

日程管理には徹底的に拘りましょう。

内部リンク:【日程・スケジュール管理のコツ】管理できない人が心がけるべきポイント7選

内部リンク:【時間管理ができない・苦手な人へ】時間管理術は3つの軸を押さえよう

内部リンク:【自動車メーカーの日程表の書き方】日程表で押さえるべきポイント3つ

ハイパフォーマーの特徴・習慣4:動き出しのタイミングが速い

ハイパフォーマーの特徴・習慣4つ目は動き出しのタイミングが速いことです。

仕事には3つの速さがあります。

  • 1:物理的な速さ→タイピングスピード、作業スピードなど
  • 2:思考の速さ→企画スピードなど
  • 3:タイミングの速さ→始めるタイミング

ハイパフォーマーの中には1〜3の全てを兼ね備えた人ももちろんいます。

しかし、ハイパフォーマーの共通点は「3:タイミングの速さ」です。

普通の人が1日前にやることを、ハイパフォーマーは1週間前にはやっています。

普通の人が1週間前にやることを、ハイパフォーマーは1ヶ月前にはやっています。

普通の人が1ヶ月前にやることを、ハイパフォーマーは3ヶ月前にはやっています。

これがハイパフォーマーの常識なのです。

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質4→イレギュラーはあるものと心得ている

ハイパフォーマーが何かとスタートタイミングを早くするのは、イレギュラーはあるものと心得ているからです。

納期のギリギリに始めると、イレギュラーがあったときに日程を守れません。

ハイパフォーマーの特徴・習慣3つ目で解説した「厳密な日程管理」で大バツになってしまいます。

逆に納期に対して前倒しで始めると、イレギュラーがあっても落ち着いて修正したり、解決したりできます。

常に「一度ミスをしても後がある」状態に自分の状態をコントロールしているのがハイパフォーマーです。

先述した早朝出社やメールの質などで時間密度を向上させた上で、前倒しを徹底的に意識することです。

仕事を前倒しするためのスピードアップのヒントは別記事で解説していますので、興味のある方はご一読下さい。

内部リンク:【仕事が速い人の特徴 9選】スピードアップの方法/コツ

ハイパフォーマーの特徴・習慣5:視野が広い

ハイパフォーマーの特徴・習慣5つ目は視野が広いことです。

ハイパフォーマーは抽象度の高い部分から順番に物事を考えます。

そして、視野を最大限まで広げます。

それはなぜでしょうか?

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質5→目的を達成する答えは1つではない

ハイパフォーマーは目的を達成する答えは1つではないことを知っているからです。

人は行き詰まると、「行き詰まった原因の問題・課題」などを必死に解決しようとします。

もちろん時にはそれも必要です。

しかし、ハイパフォーマーは一歩引いて、現状を俯瞰し、「たった今、目的を達成するための手段で最適な案」を今一度考えます。

「行き詰まった原因の問題・課題」の解決よりも、別の手段の方が安価に速くできるパターンも当然ある訳です。

このように常に視野を広く持ち、物事を多角的に考えながら、最適解を導き出すのがハイパフォーマーです。

内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方

内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型

ハイパフォーマーの特徴・習慣6:会議が少なく、短い

ハイパフォーマーの特徴・習慣6つ目は会議が少なく、短いことです。

ハイパフォーマーになればなるほど、会議が少なくなり、会議が短い割に、仕事がスムーズに進んでいきます。

逆にハイパフォーマーとは言えない人ほど、会議が多く、会議が長い割に、仕事が全く進んでいません。

その差はどこから来るのでしょうか?

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質6→1回で決めきる準備をしている

ハイパフォーマーは会議を1回で決めきる準備をしています。

基本的に会議は付加価値を生まないものであり、手段にしか過ぎないため、最小回数・最小時間で終わらせたいと考えているからです。

逆にハイパフォーマーとは言えない人ほど、会議を開くことが目的になっています。

当然、準備は疎かなため、会議参加者があれこれ喋り、収集がつかなくなり、宿題を大量に貰って「来週もう1回」となる訳です。

これでは時間がいくらあっても足りません。

付加価値を生まないものは最小回数・最小時間にする方法を常に考える。

これを徹底しているのがハイパフォーマーです。

会議については別記事で詳細を解説していますので、興味のある方はご一読下さい。

内部リンク:【会議が苦手/うまくいかない人必読】短く効率化した会議の進め方

ハイパフォーマーの特徴・習慣7:整理整頓の徹底

ハイパフォーマーの特徴・習慣7つ目は整理整頓が徹底されていることです。

今でも思い出すのですが、私が会社を辞めた今でも大尊敬している自動車メーカーの部長の身の回りは完璧に整理整頓されていました。

大量の上申書類が回って来るはずの机の上は常に綺麗。

承認用の印鑑を取り出す時に見える机の引き出しの中も綺麗。

パソコンのデスクトップも数少ないアイコンが整理整頓されており、綺麗。

整理整頓ができていることは、能力の集大成だということを学びました。

それはなぜでしょうか?

ハイパフォーマーの特徴・習慣の本質7→物の整理整頓=思考の整理整頓

物の整理整頓ができるということは、思考も整理整頓されているということです。

これは逆に考えればすぐに分かることです。

目に見える物すら整理整頓できない人が、見えない思考を整理整頓できるでしょうか?

100%できません。

物の整理整頓=思考の整理整頓=仕事の管理能力なのです。

机の上や引き出しの中、パソコンのデスクトップやスマホのホーム画面がくちゃくちゃな人は今すぐに整理整頓しましょう。

その瞬間からあなたの思考も整理整頓されるのです。

内部リンク:【整理整頓が苦手、できない人は必読】家庭、仕事での整理整頓のコツ

ハイパフォーマーの特徴・習慣を真似しよう!

ハイパフォーマーの特徴・習慣を真似しよう!

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。

ハイパフォーマーの特徴・習慣を真似すると2つ良いことがあります。

1つ目は言うまでもなく、仕事で成果が出るようになることです。

これは当たり前ですね。

大切なポイントはもう一つの2つ目です。

2つ目はハイパフォーマーの上司、先輩に依怙贔屓されるようになることです。

朝早くから挨拶を交わせば、本音の情報を教えて頂けることも少なくありませんし、指名してチャンスを与えられます。

綺麗事を抜きにすると、これはサラリーマンとして出世するには非常に重要なことです。

媚びる必要はありません。

この記事に書いたことを淡々とやっていれば、ハイパフォーマーの上司や先輩はこう思っているでしょう。

「〇〇(あなたのお名前)はこっちの世界の人だね。」と。

この意味が分かった時には、既にあなたは出世コースに乗っているでしょう。

今回は以上です。

内部リンク:仕事の目標が思いつかない人へ→「使える人間になりたい」で十分

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