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【エンジニアの必須スキル 3つの軸】これから必要なスキルを解説

2021年1月13日

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【エンジニアの必須スキル 3つの軸】これから必要なスキルを解説

2021年1月13日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • エンジニアの方(IT、SE、生産技術、ソフトウェア、セキュリティ、ロボットなど)
  • エンジニアに求められる必須スキルを知りたい人
  • これからのエンジニアに必要なスキルを知りたい人
この記事を読むと、エンジニアの必須スキル、これからのエンジニアに必要なスキルを理解し、スキルアップする方法のヒントが手に入ります。

※この記事と併せて読みたい記事

内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?

内部リンク:【転職できない人必読】エンジニア/技術職 成功する転職の思考法

それでは「ヨット講座」始めましょう。

※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/13現在です。)

ヨットのプロフィール

エンジニアの必須スキル 3つの軸

エンジニアの必須スキル 3つの軸

まずはエンジニアの必須スキルについて解説していきます。

これからのエンジニアに必要なスキルを考え、身に着けることは非常に大切です。

しかし、自身の自動車関連企業、自動車メーカーでの10年以上のエンジニア経験から確実に申し上げられることがあります。

それは基礎・土台となる必須スキルを習得出来ていなければ、どんな最先端スキルを持っていても宝の持ち腐れだと言うことです。

この記事を読んでいる真面目で優秀な皆さんは当たり前に出来ていることばかりかと思いますが、しばしお付き合い下さい。

エンジニアの必須スキル1:日程管理能力

エンジニアの必須スキル1つ目は日程管理能力です。

これはエンジニアに限らず、全ての業種業界・職種で最重要な必須中の必須スキルです。

Aさんは100のスキルを持っていますが、日程管理が苦手です。

Bさんは50のスキルしかありませんが、日程管理は完璧です。

この場合、お客様、会社、上司はどちらを評価するでしょうか?

サラリーマン時代の一次情報から申し上げれば、100%の確率でBさんです。

なぜなら仕事の本質は日程を守ることだからです。

あなたの仕事が締め切りに遅れると、直接的・間接的に売り上げが遅れます。(もしくは売り上げが上がりません。)

直接的・間接的に売り上げが遅れると、会社は赤字になります。

会社が赤字になると、銀行や取引先への支払いが遅れます。

支払いが遅れれば、不渡で倒産です。

要は一人一人の日程管理能力が会社の業績そのものなのです。

これは大きな企業にエンジニアとして勤めていると、曖昧になりがちですが、核心中の核心です。

少し言い方がキツかったら申し訳無いのですが、日程管理能力が無く、スキルが高いエンジニアをお客様や会社、上司は求めてはくれないのです。

まずは日程管理能力ありきであることを覚えておきましょう。

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日程管理が完璧なだけで、全エンジニアの上位10%の仲間入りです。

内部リンク:【日程・スケジュール管理のコツ】管理できない人が心がけるべきポイント7選

内部リンク:【時間管理ができない・苦手な人へ】時間管理術は3つの軸を押さえよう

エンジニアの必須スキル2:企画・計画能力

エンジニアの必須スキル2つ目は企画・計画能力です。

この記事を読んで下さっている方はIT、SE、生産技術、ソフトウェア、セキュリティ、ロボットなど、様々な分野のエンジニアの方だと思います。

これら全てのエンジニアに共通することは企画・計画し、実行することです。

エンジニアが何かを構築する際の地図が企画・計画です。

例えば、宝探しを始めるのに、宝探しの地図(企画・計画)が無い状態で、船や金属探知機(スキル)があっても何の役にも立ちません。

「目的の明確化」「ニーズ志向/シーズ志向の決定」「予算/日程感(5W1H)の明確化」「企画構想」「企画の実行計画立案」といったような内容をきちんと整理整頓し、その中で自分のスキルを活かす方法を考える。

これがエンジニアの本質です。

このような基本を見落としているエンジニアの方は少なくありません。

あなたは大丈夫だと思いますが、今一度意識するようにしましょう。

内部リンク:【企画立案の考え方】企画力を鍛える思考法

内部リンク:【計画を立てるのが苦手な人へ】仕事での計画の立て方 ポイント5選

エンジニアの必須スキル3:本質を押さえる

エンジニアの必須スキル3つ目は本質を押さえるスキルです。

エンジニアは本質を押さえることが本質一つです。

本質とは物事の根幹を成す部分のことです。

本質を押さえることにより「応用性」「再現性」「拡張性」が高くなります。

様々な内容に「応用」、良い仕組みを「再現」、他案件・他工場への「拡張」。

これらを常に意識して仕事をしているのが、「エンジニア」です。

様々なスキルに共通する本質は?

そんな観点で考えてみると、様々な気づきがあるのではないでしょうか?

内部リンク:本質を見抜く人の思考法 6選

エンジニアの必須スキル→転職、独立後も必ずチェックされる

エンジニアの必須スキルは転職の面接や独立後もそれとなくチェックされます。

転職では「日程管理能力」が無いと判断されると、それなりのレベルの大企業などは絶対に落ちます。

自動車メーカーの生産ラインのライン停止などは1秒単位でカウントされます。

1分ではありません、1秒です。

1秒ライン停止する度に何百万円の間接的損害が発生する。

そんな世界です。

自動車メーカーの転職の面接では、「時間、日単位で日程を管理できなそう人が、1秒の重みを理解できるはずがない」と判断されてしまうのです。

そんな世界で戦ってきたからこそ、基本的な必須スキルの重要性を様々なところで主張しています。

これからのエンジニアに必要なスキル

これからのエンジニアに必要なスキル

さて、ここからはこれからのエンジニアに必要なスキルを解説していきます。

IT、SE、生産技術、ソフトウェア、セキュリティ、ロボットなど、様々な分野のエンジニアの方に読んで頂けるように、少し抽象度の高い目線から書いていきます。

これからのエンジニアに必要なスキル1:問題創造

これからのエンジニアに必要なスキル1つ目は問題創造能力です。

現代社会は現状の問題解決や顧客ニーズに沿った問題解決は価値が低くなっています。

問題をAIが分析できる時代ですし、ニーズに沿った企画はコモディティ競争まっしぐらだからです。

これからのエンジニアに必要なスキルは問題を自ら創造する能力です。

誰も問題と捉えていないことに着眼し、解決する方法・仕組みなどを考えられる力は非常に貴重なスキルです。

内部リンク:変化する時代を生き残る人材→結論:想像/創造人材が時代を作る

問題を創造するヒント

問題を創造する方法はいくつかあります。

例えば、以下のTweetのように現代の進化の方向を考察して、自分の業種業界に当てはめて考えてみて下さい。

また、視野を広げたり、様々な角度から物事を観察したりしてみて下さい。

内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方

思わぬ発見があるはずです。

これからのエンジニアに必要なスキル2:複数のスキルを掛け算する

これからのエンジニアに必要なスキル2つ目は複数のスキルを掛け算することです。

とにかく対応スピードの速さが求められる現代社会では、何か一つに特化したスキルのみを持つ人材は活躍の幅が狭まってしまいます。

機械・電気・ロボット・AIを複合した生産システムを構築する案件が発生したとしましょう。

機械エンジニアは機械だけしか分からない。

電気エンジニアは電気だけ分からない。

AIのエンジニアはAIだけしか分からない。

ロボットのエンジニアはロボットしか分からない。

これでは、全員が顧客との打ち合わせに参加できる日程を調整するだけでも一苦労です。

一方で全て75点レベルで理解できるエンジニアがいたらどうでしょう?

顧客の要望ヒアリングレベルなら、一人で対応できます。

実際のシステム構築はそれぞれの専門エンジニアに任せるとしても、全体像が分かっているので、グレーゾーンの課題などを整理整頓して取りまとめることができます。

このように仕事を円滑に進めるための取りまとめができるエンジニアは様々な人から評価されやすいのです。

専門分野を磨くことはもちろん素晴らしいことです。

一方で自分の専門分野と密接に関連する分野について、勉強し、掛け算をすることで新たなスキル・着眼点を発掘できることは珍しくありません。

「これからの時代を生き残る」というと、どうしてもその時々の流行技術をイメージしてしまいがちです。

しかし、時が流れれば、そのスキルがある人はたくさん出てきます。

その時にコモディティにならないのは、複数のスキルを掛け算して円滑に仕事を進められるエンジニアです。

そんな観点からも考えてみると、思わぬ発見があるのです。

エンジニアのスキルアップ方法に近道は無い

エンジニアのスキルアップ方法に近道は無い

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

エンジニアのスキルアップ方法に近道はありません。

先述した必須スキルという基礎を徹底的に意識・マスターし、その上に流行のスキルを積み重ね、掛け算していく。

そんな地道な積み重ねこそが、真のスキルなのです。

この記事が少しでもあなたの参考になっていれば、嬉しいです。

今回は以上です。

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