こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 仕事が忙しすぎると思っている人
- 「忙しい」が口癖の男性/女性の人
- 忙しいアピールをする同僚や彼氏にうんざりしており、改善させたい人
- 忙しいアピールをする人は仕事ができない理由について知りたい人
- 「忙しい」の言い換え方、別の言い方を知りたい人
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それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/12/5現在です。)

はじめに:忙しいとは?

はじめに忙しいとは何かについて考えていくことにしましょう。
忙しい→急いで実施しなくてはならない事に追われていること
「忙しい」が口癖の多くの人は「実施しなくてはならない事が多くて休暇を取る暇もない」と感じていることでしょう。
まずはこれが「忙しい」という言葉の意味です。
この言葉の意味を前提条件として定義すると、面白い事実に気付かされます。
忙しい→やることが整理整頓できていない状態
前項で忙しいとは「急いで実施しなくてはならない事に追われている」状態を指し示すことは解説させて頂きました。
なぜそのような状態になってしまうのでしょうか。
それは思考や身の回りの整理整頓ができていないからです。
「忙しい」が口癖の人や忙しいことをアピールをする人を観察すると、95%以上の確率で会社の机が書類でくちゃくちゃだったり、パソコンのデスクトップには「テトリス」よりもぎゅうぎゅう詰めになったアイコンが並んでいます。
そんな身の回りの整理整頓状況では思考の整理整頓ができなくても当然ですし、忙しい状態になるのも当たり前です。
身の回りの「忙しい」が口癖の人、忙しいアピールをする人を観察してみたり、自分自身を虚心坦懐に見つめ直してみましょう。
ほぼ当てはまるはずです。
まずは身の回り、思考の整理整頓から。
これを覚えておきましょう。
内部リンク:【整理整頓が苦手、できない人は必読】家庭、仕事での整理整頓のコツ
忙しい→スタートタイミングが遅い状態
ここまでの考察から導き出される仮説は「忙しい=スタートタイミングが遅い状態」という仮説です。
仮説と書きましたが、ほぼ事実です。(笑)
それはスタートタイミングがひたすら遅いということです。
タスク自体は遥か前から存在するにも関わらず、「前提条件が不明確だから、、、」や「まだ大丈夫」と自分に言い訳をし続けた結果、あるタイミングで「忙しい」という状態に突入する訳です。
それ以上でもそれ以下でもないのが「忙しい」の正体です。
この記事を読んでいる真面目で優秀なあなたはフライングスタートすることを心がけましょう。
ヒントになる関連記事は以下です。
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忙しいアピールをする男性/女性は仕事ができない理由

ここまでの記事を読んでくださったあなたは「忙しい」が口癖の状態がいかに危険な状態であるかが認識できたはずです。
自動車メーカー勤務時代に社内外で何千人ものビジネスパーソンと一緒に仕事をして観察した一次情報なので、ほぼ事実です。
例外はありません。
理由を解説していきます。
忙しいアピールをする人は仕事ができない理由1:忙しいことがカッコいいことだと思っている
忙しいアピールをする人は仕事ができない理由1つ目は忙しいことがカッコいいことだと思っていることです。
残念なことにこれは致命的です。
なぜなら「忙しい」ということは、自分の段取りが悪い証拠であり、処理速度が遅い証拠であり、自分が様々なことをコントロールできていない証拠だからです。
逆に忙しいアピールをする人は「忙しい=カッコいいこと」だと思っています。
「こんなに多忙でたくさんのタスクを任されている俺、カッコいいでしょ?」「忙しいけど頑張っている俺カッコいいでしょ?」という発想です。
このような発想の人は仕事ができないのは当然だと言えます。
全章で前述した通り、忙しいということは整理整頓ができておらず、スタートタイミングが遅い状態以外の何ものでもありません。
忙しいアピールをする人にはこの事実をそっと伝えてあげましょう。
「これは自分自身のことだ」とヒヤリとした人はこの瞬間から改めましょう。
忙しいアピールをする人は仕事ができない理由2:暇になる仕組みを考えようとしない
忙しいアピールをする人は仕事ができない理由2つ目は暇になる仕組みを考えようとしないことです。
忙しいアピールをする人は忙しいことがカッコいいことだと思っていますので、暇になる仕組みを考えようとしません。
これまた仕事ができない人コースまっしぐらです。
「儲かる」ということは「短い時間で高い利益を出す」ということです。
「忙しい」を連呼している人が「短い時間で高い利益を出す仕組みを作る」姿が想像できるでしょうか?
全く想像できませんよね。
逆にいつも余裕がある人は必ず暇になるためのマイルールを仕組み化しています。
忙しいアピールをする人にはこの事実もそっと伝えてあげましょう。
「これまた自分自身のことだ」とヒヤリとした人はこの瞬間から改めましょう。
ヒントになる記事は以下です。
内部リンク:仕事が速い人は何が違うのか?特徴と習慣の基本9選
内部リンク:【会議の進め方】短い時間で効果を発揮する会議は何が違うのか?
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忙しい時期を分散する仕組みを考える
このように申し上げると必ず、「うちの会社は特定の時期が忙しいからどうしようもないんです」や「うちは納入先の都合に左右されるから・・・」と言う人が現れます。
確かに旅行業界などは長期休暇にお客様が集中して比較的負荷が高くなりやすいのは事実です。
また、自動車メーカーでも新型車両の開発をしている時期などは取引先・関連メーカーの負荷が一気に上がります。
長期休暇から少しタイミングをズラすとかなり安価になる旅行プランを企画したり、特定の時期にならなくても対応可能な新型車両の対応工事などを整理整頓し、閑散期に実施してしまうなどです。
「忙しい」を「暇」に変える仕組みを考えられる人が仕事のできる人であり、AI全盛の時代でも生き残るスキルを持った人です。
そんな視点で物事を見られるようになることが大切なのです。
内部リンク:【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?
「忙しい」は別の言い方に変える→「負荷が高い」

色々と暇になる仕組みを考え、実行していても、どうしても多忙になってしまう時期はあります。
私もサラリーマン生活が長かったので、リアルで認識しているつもりです。(笑)
自動車メーカー時代に様々な人と接していて「忙しい」の言い方で面白いことに気付かされました。
仕事ができる人は「忙しい」ではなく「負荷が高い」と言う
仕事ができる人は「忙しい」という表現はまず使用しません。
それは「負荷が高い」という言い方です。
仕事ができる人は整理整頓したスケジュールや業務負荷グラフを見せながら、「このタイミングだけ上手く分散できずに負荷が高くなってしまいました、このタイミングの前後であれば対応可能です」といった表現をします。
「忙しい」は思考が整理整頓できていない印象を強く与えます。
「負荷が高い」は思考が整理整頓できている印象を強く与えます。
そんな小さな表現にその人の実力が顕在化します。
そんな些細なことを気にできる人が仕事ができる人なのです。
「忙しい人」→「暇」な人に変身しよう!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自身の一次情報からお話すると、儲かっている会社の社長はいつも暇です。(笑)
それは社員から時間を搾取しているからではなく、効率的に儲かる仕組みを社員と一緒に考えているからです。
あなたには「暇だよ」と堂々と言える人を目指して欲しいと思います。
今回は以上です。
内部リンク:仕事で愚痴ばかりの人はあなたの成長を阻害するから近づかない