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【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?

2020年10月19日

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【2030年予想図】今後、仕事で必要とされるスキルとは?

2020年10月19日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • 今後どのようなスキルが仕事で必要とされるのかを知りたい人
  • 就活中の学生の人
  • 転職活動中の人
この記事を読むと、今後、仕事で必要となるスキルとその考え方が手に入ります。また、就活/転職活動のヒントになります。

それでは「ヨット講座」始めましょう。

※ヨットはこんな人です。(Twitterフォロワー数は2020/11/11現在です。)

今後の仕事に必要なスキル 5選

2020年現在、時代は劇的に変わりつつあります。

10年後にはどんな世界になっているか、正直、想像もつきません。

それくらいリアルタイムに進歩しています。

しかし、必ず必要とされる確率が非常に高いスキルはいくつか存在します。

今日はその5つのスキルについて解説して行きます。

必要とされるスキル1:問題を創造するスキル

必要とされるスキルの1つ目は「問題を創造する」スキルです。

情報授受のインフラがこれ以上ないレベルにまで整備され、Googleなどの超一流エンジニアが構築した検索エンジンのアルゴリズムが活用できるのが現代社会です。

「問題を模範解答で解決する」ことは一昔前に比べて圧倒的に容易になっており、非常に価値が低くなっているのが現状です。

一方で10年後、20年後でも必要とされるスキルがあります。それが「問題を創造するスキル」です。

問題を創造するスキルとは?

問題を創造するスキルとはどのようなものでしょうか?

それは「新たな価値を創造し、その価値を構築する方法を独自に考える」ということです。

例えば、今では当たり前となった仮想通貨を例に考えてみましょう。

そもそも通貨(貨幣)というのは価値を抽象化したものです。

物々交換ではお互いのニーズが折り合わないと交換出来ないために、一旦、通貨という抽象的な価値に変換して、交換を容易にしたのが通貨のシステムです。

通貨(日本円と仮定しましょう)は、古くは幕府、現在は日本銀行が発行しています。

抽象的な価値ということは、誰かがその信頼性を担保している必要性がありますから、発行元は国や公的機関になるという構図です。

このシステムは当たり前のように現代社会に根付いていますので、問題を解決する必要はありませんでした。

しかし、仮想通貨は「問題を創造した」ことで生まれました。

「情報授受インフラやネットワーク技術の発展を利用して、銀行以上にリアルタイムに送金が可能、手数料が安価、高い信頼性を有するシステムが必要」という問題を独自に定義し、開発されたのが仮想通貨です。(個人的にはそれ以外のドス黒い思惑が見え隠れしていますが、論点から外れますので省略します。)

問題を創造した上でブロックチェーン技術などを自ら実装し、解決を図る。

まさに問題創造・解決のお手本のような事例です。

問題を創造・解決するスキルが重宝される時代へ

仮想通貨の事例のように、これからの時代は問題を創造・解決するスキルが重宝される時代です。

「当たり前」を疑い、様々な仮説を立てて、実行していく能力とも言えるでしょう。

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問題を創造するには?

問題を創造する力は歴史を学び、共通点を整理して、本質は何かを見極める力を養うことが近道だと思っています。

例えば、現在流行しているオンラインサロンは宗教が姿を変えたものでしょう。カルヴィニズムなどの成り立ちを勉強していた人ならば、すぐにピンとくるはずです。

歴史を学んでいたことが本当に役に立っている。 何かと現代社会の現象と繋がるのが本当に面白い。 例えばカルヴィニズム。精神的不安から逃れるためには何をすれば良いかを提唱、特定階層から支持を得た。 この構図、現代社会のどこかでも見られる。感づいたあなたは搾取されない人生を送れると思う。

現代社会で発生している大抵の内容は歴史のオマージュなのです。

歴史をきちんと学びましょう。日常でありふれた光景でも見える世界が変わります。

必要とされるスキル2:トレンドを作り出すスキル

必要とされるスキルの2つ目は「トレンドを作り出す」スキルです。

トレンドは消費者の好みの移り変わりと考えられがちですが、消費者の好みはマスメディアやSNSにより日々、刷り込みされています。

マスメディアやSNSを上手く活用して、トレンドを作り出すスキルは非常にこれからも重宝されるでしょう。

おっさんの私は一度も飲んだことがありませんが(笑)、タピオカを例に考えてみましょう。

トレンドは作り出す側の都合から始まる

飲食業に従事している方や経営コンサルをしている方ならすぐに分かると思いますが、タピオカドリンクの収益性は他に類を見ないくらいに良いです。

綺麗事を抜きにすると、作り手が儲かるようなトレンドを考えることが第一優先になってしまっているのがリアルな現状です。

まずは高い収益性が出せ、容易にシステムを構築しやすい仕組みを考えることがスタートです。

マスメディア・SNSの活用がトレンドを作り出すキー

情報授受のインフラ、ネットワークが整備されたことで、既存のメディアやInstagramなどのSNSに誰でも容易にアクセス出来る時代です。

従来であれば、高い広告費を支払いして、トレンドを作っていかなければなりませんでしたが、今は工夫をすれば、いくらでもトレンドを作れる時代です。

そんなトレンドを焚き付けられる人材は非常に重宝されます。

Twitterなどでもその傾向が顕在化してきています。

IT企業等のちょっと可愛めのお姉さんが会社用のTwitterを運用しているのも、自社の広告の意味合いが強いでしょう。(笑)

必要とされるスキル3:人に寄り添うスキル

必要とされるスキルの3つ目は「人に寄り添う」スキルです。

少子高齢化、格差社会、ボーダーレス社会など、様々な前提条件が急速に変わる現代社会では人に寄り添うスキルも重宝されるでしょう。

AIがいくら発達したところで、人は人の温かみを感じたいのは変わらないです。

そんなアナログな部分にも、まだまだ勝機があるのではないかと思います。

必要とされるスキル4:感情を表現するスキル

必要とされるスキルの4つ目は「感情を表現する」スキルです。

現代社会はサイバネティックス(人工頭脳学)が非常に発達してきています。

しかし、AIなどの人工知能にも絶対に表現出来ないものがあります。

それが感情です。

感情は人間にしか無い概念です。動物、機械、ロボット、AIなどは持ち合わせていない人間のみの特権です。

感情や生き様を言語化、表象化するスキルはこれからの時代も変わらずに重宝されるスキルでしょう。

画家、作家、作詞家、歌手などはもちろん、ブロガー、YouTuberなども当てはまるでしょう。

人の感情を揺さぶる力には「天才型」と「凡人型」がある

「あいみょん」さんというシンガーソングライターをご存知でしょうか?

若者から絶大な人気を誇っているようなので、ご存知の方も多いと思います。(30代のおっさんである私も名前はチラッと知っていたくらいなので、結構有名でしょう。)

彼女の「生きていたんだよな」という歌がすごく深いです。

1995年生まれの彼女(25歳)が2016年にリリースしたシングルのようなので、21歳でリリースしたことになります。

その事実を知った時に「天才だな」と思った次第です。

「生と死」の表現を現代社会へのアンチテーゼ的に歌っている。(聴いたことがない方はAppleMusicかYouTubeで聴いて頂きたい。)

21歳でこの作詞を出来たという事実を知った時に思ったことがあります。

「天才と凡人」の永遠に埋まらない差というのは、綺麗事抜きにすれば、この世に存在する事実だということです。

教養、語彙力、感性、全てが出るのが感情の世界であり、文章、作詞の世界です。

ここで私がお話したい内容は「お前は凡人だから諦めろ」という話では無いです。(それを言い始めたら、私自身が凡人の筆頭だから、即人生を諦めないといけなくなってしまいます。笑)

「天才」なのか「凡人」なのかを客観的に見極めることが必要だということです。

そして見極めた上で、自分がどのような話なら人の心を揺さぶるように感情を表現出来るかを考えて頂きたいです。

「天才」には「天才」の、「凡人」には「凡人」の勝ちパターンがあるものです。

「天才」が絶対にやらかさない失敗を凡人は100%の確率でやらかします。それは私自身がそうだったからよく分かります。(笑)

しかし、失敗し、もがき苦しんだからこそ、滲み出てくる深みのようなものがあるのが、人間という生き物の面白いところなのです。

人生に「偶然」はありません。全ては必然です。

楽しいことも、苦しいことも、悲しいことも全て意味があります。

感情を表現するスキルを磨くにはそんなことに気づく感性が必要だと思っています。

必要とされるスキル5:趣味のスキル

必要とされるスキルの5つ目は「趣味」のスキルです。

意外かもしれませんが、今後この流れは加速していくでしょう。

最近、スタートトゥデイの前澤社長が釣りのプロを募集していました。

https://twitter.com/yousuck2020/status/1315633917467127808

ここから何が言えるかというと、趣味・仕事で全科目80点のオールラウンダーよりも、趣味の1科目だけ100点で他が0点の方が評価される時代が来るということです。(もちろん、全科目80点の人は素晴らしいので、サラリーマンとしては間違いなく活躍出来ると思っていることだけは補足しておきます。)

真空引きの真空曲線などと同じで、一定の部分までは一気に真空度が上がって行きますが、一定の真空度まで到達するとそこから絶対真空までは緩やかになり、なかなか0paまで到達しません。

何が言いたいかと言えば、趣味と言えども極めることは非常に難しいということです。

趣味を極めるということは、何かの本質にたどり着いたことと同義だと思っています。
仕事や人生で意識したいことは、ずば抜けた得意分野を育てることである。私のサラリーマン時代は、自動車の液体分野で「真空」「流体」などに常軌を逸する情熱を注いだ。何か一つを極めようと工夫すれば、必ず本質にたどり着く。ずば抜けた得意分野を育ててから、他分野に応用すると成長が速いのです。

前澤社長が学びたいのは、そんな「本質」なのではないかと想像してしまうのです。

ニーズよりもシーズの時代

20世紀まではニーズの時代でした。

しかし、21世紀は急速にシーズの時代に変わりつつあります。

ニーズとシーズって何?と思った方は下記のリンクをご覧下さい。

リンク:ニーズとシーズ

自分が提供出来るシーズは何か?を常に問いかけて行きましょう。
私は「ニーズ」より「シーズ」を非常に重視している。「ニーズ」を追求していくと最終的にはコモディティ競争になりやすいです。自分が「シーズ」を提供し、皆さん独自のバックグラウンドで花が咲いた時に唯一無二の価値になる。良質な「シーズ」をばら撒けるように勉強する日々です。 直訳:Seeds=種

得意分野を見極めスキルを磨こう

最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

自分の得意分野でスキルを磨いていきましょう。

これを読んで勉強している勉強熱心なあなたなら間違いなく出来るはずです。

今回は以上です。

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