こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 新卒で大企業と中小企業、どっちにしようか迷っている学生
- 転職で大企業と中小企業、どっちにしようか迷っている社会人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【図解付き完全版】転職の流れ・始め方・進め方を完全解説します
内部リンク:【個性とは何か→他者との標準偏差のズレ】就活中の方は必読
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それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/1現在です。)

大企業と中小企業どっちがいいの?

個人的な見解から結論を申し上げると、大企業をお勧めします。
お金や福利厚生の違いを抜きにしたとしてもです。
先日、下記のTweetをしました。
典型的な凡人中の凡人である私が、それなりに成長出来たのは、間違いなく今まで勤めた2社の大企業のおかげです。
「今時、大企業なんて、、、」と思われている方も多いと思いますが、そのメリットは意外に捨てたものではありません。
最近はデメリットばかりが挙げられやすい大企業ですが、実際に大企業に勤めた著者が2020年現在でも感じるメリットをお伝えします。
大企業の方がメリットが大きい理由:4選

今回の解説では「福利厚生」や「お給料の金額」といった「模範解答」は一切お話しません。
「模範解答」はその他のサイトでもたくさん解説されていると思いますので。笑
少し角度を変えた目線で考えていきたいと思います。
メリット1:大企業はノーリスクで能力が上げられる
大企業に勤めていて本当に良かったなと思うメリットは「ノーリスクで自身の能力が上げられる」ことです。
これは中小企業と比較すると圧倒的に恵まれています。
私が大企業でお給料を頂きながらできた貴重な体験
一つ、実例をご紹介しましょう。
この内容がお給料を頂きながら経験できるのです。
これは非常にありがたいことですし、魅力的ではないでしょうか?
ミスをしてもお給料は頂け、次のチャンスもある
チャレンジに失敗しても、お給料は出ますし、次の業務は自然に頂けます。(意図した失敗は当然ダメです。)
この点はサラリーマンであれば、中小企業でも変わらないと思います。
一方で起業やフリーランスの場合はそうは行きません。
起業であれば、チャレンジに失敗すれば、お給料は出ません。
フリーランスで派手にミスをすれば、評判が悪くなり、次の業務は頂けないでしょう。
凡人の私にはサラリーマンは本当にありがたいシステムでした。
もし、新卒でいきなり起業やフリーランスを目指している方があれば、この点は考慮に入れておきましょう。
メリット2:大企業は仕事の「型」が身に付く
大企業に入社するメリットの一つに仕事の「型」が身に付くことがあります。
大企業で身に付く強み:「仕事の型」と「ノウハウ」
優秀で偉大なOBや先輩社員達が試行錯誤して編み出した仕事の進め方がフローチャート化されており、徹底的に「型」「ノウハウ」が仕組み化されています。
勉強でも初歩、基礎がマスター出来ていないと応用が難しくなるのと同様に、「仕事の型」をマスターすることは非常に重要です。
部署だけで100人を超える規模だったので、必然的に「仕事の型」を仕組み化し、社員に徹底させないと上手く業務が回らないですからね。
中小企業、ベンチャー企業やコンサル顧問先の企業を観察すると、「仕事の型」が仕組み化されていない場合が非常に多いです。
そのような会社ほど、利益率が低くなる傾向になります。(逆に利益額、利益率が高くなる会社ほど、「仕事の型」が仕組み化されている傾向が強くなります。これは大企業、中小企業、ベンチャー企業問わず、例外はありません。)
大企業を選ぶ場合の注意点(デメリット):必ず自分の頭で考える
一方で大企業の弱み、デメリットと言える部分には注意しなければなりません。
大きな組織で動いていると、必ず「形骸化した非効率」の部分が発生します。
「形骸化している部分は無いか?」もしあるならば、「どのように改善するか?」を常に自分自身に問いながら、業務に携わるようにしましょう。
メリット3:大企業は時間感覚が鋭くなる
これは会社によってはベンチャー企業の方が当てはまるのかもしれませんが、大企業に勤めていると時間感覚が鋭くなります。
業務や組織のレベルが上がるほど、月→週→日→時間→秒のように時間感覚が鋭くなります。
この「時間感覚の鋭さ」を身に付けられることは人生において非常に大きなメリットとなります。
常日頃から秒単位で無駄を省けないかを考えられる肌感覚が身に付くと、人生の実質時間が倍以上に増やせると考えています。
自動車メーカーに勤めて一番良かった点は「時間感覚の鋭さ」が身に付いたことです。
「時間感覚」は非常に重要なポイントなので、覚えておきましょう。
メリット4:大企業は「職歴の権威」が手に入る
大企業に勤務していたという「職歴の権威」は日本において、非常に重みを持ちます。
大企業にある程度の年数勤めていると、それだけで信頼に繋がるのが、日本という国の実態でありリアルです。
私が自動車メーカーに勤務していた際に転職してきたキャリア採用者も別の自動車メーカーや大手自動車部品メーカー、大手電機メーカーなど、名前を聞いたことがある会社に務めていた人が多いです。
何年か務めて、方向転換しようと思った時にも有利になるのが実態です。
綺麗事を抜きにした実体験のメリットとしてお伝えしておきます。
独立を考えているあなたへ

ここまで読んで下さったあなたは大変勉強熱心で優秀な方でしょう。
将来的に独立を考えられている方も多いかと存じます。
そんなあなたにこのTweetを送っておきたいと思います。
人間は「当たり前」になると感謝を忘れてしまう生き物です。(私が生き証人です。笑)
それを心に留めておきましょう。
参考:凡人が大企業に入社出来た理由

参考ですが、典型的な凡人である私が2社の大企業に入社出来た理由は「読書」にあると思っています。
読書術については下記の記事にまとめてあるので、興味のある方はご一読下さいね。
リンク:【読書ができない、苦手な人へおすすめの読書方法】人生を豊かにする本の読み方のコツ
また、大企業への転職を考えておられる方もいらっしゃるかと思います。
転職についてのメリット・デメリット・思考法は下記の記事にまとめてあります。
リンク:【転職できない人必読】エンジニア/技術職 転職の思考法 スキル・メリット・デメリットの解説付き
大企業/中小企業どっちかは主観で決めていい

最後まで読んで下さった方、本当にありがとうございました。
最終的に大企業/中小企業のどちらを選ぶかは、メリット/デメリットを自分なりに整理整頓した上で、あなたの主観で決めれば良いのです。
この記事が少しでもあなたのお役に立てていれば、嬉しいです。
今回は以上です。