こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 選択肢の選び方で迷うという人
- 選択肢を選べない、決められないという人
- 選択肢の決め方を考えたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【未来が見えない、不安な人必読】未来の世界で生き残るために必要な考え方
内部リンク:【自由ではなく、不自由が人間の本質】不自由な生活を楽しむ思考
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/7現在です。)

選択肢で迷う心理

さて、はじめに選択肢で迷う心理について考えていきましょう。
どのような心理で自分が迷っているのかを紐解いていくプロセスは意外に大切です。
なぜなら、自分の現在地を客観視することができるからです。
それでは始めましょう。
選択肢で迷う心理1→頭が良いから
まず選択肢で迷うという人は頭が良い人です。
これはこれからの時代で非常に大切なスキルです。
内部リンク:変化する時代を生き残る人材→結論:想像/創造人材が時代を作る
まず選択肢で迷うということは頭が良い証拠であるとポジティブに捉えましょう。
さほど頭が良くない人は迷いません。
なぜそう言えるか?
私自身が頭が良くなく、あまり深く迷ったことが無いからです。(笑)
選択肢で迷う心理2→失敗をしない前提だから
選択肢で迷う心理2つ目は失敗をしない前提だからです。
失敗を極端に恐れて、行動・実行に移せない状態が選択肢で迷うという状態です。
選択肢で迷う心理3→本当は行動・実行したくない
選択肢で迷う心理3つ目は本当は行動・実行したくないというパターンです。
選択肢で迷っている人には2つのパターンがあります。
①やりたいことの選択肢が複数あって迷っているパターン。
②たいしてやりたくないことの選択肢が複数あって、迷ったふりをしているパターン。
世の中には意外に②のパターンの人は少なくありません。
やりたくない気持ちが「迷う」に姿を変えているのです。
この場合は選択肢で迷うよりも、やりたいこと、自分の才能、好きなことを探す方が優先になります。
※参考になりそうな記事をいくつかピックアップしました。
内部リンク:やる気が出ない仕事/勉強は今すぐやめる!やる気が出ない時の対処法
内部リンク:【才能の見つけ方】自分や子供の才能の見つけ方の工夫
選択肢で迷う心理4→AIではなく人間だから
選択肢で迷う心理4つ目はAIではなく人間だからです。
少し余談になりますが、AIは一切迷いません。
定義されたアルゴリズムに準じて、淡々粛々と動作します。
何やらSF的ですが、感情が無く、恐ろしい選択肢を平然と選択できるのがAIです。
逆に人間には感情があり、迷います。
逆説的ですが、様々な人が迷うことで社会や地球全体のバランスが取れているとも言えます。
選択肢で迷うというのは人間らしさであり、魅力なのかもしれません。
そんな観点で考えてみると面白いですし、様々な発見があります。
選択肢を自由に選べることは幸せなこと

この記事を読んでくださっている方の中には「選択肢が多い、多すぎる」とストレスや悩みを抱えている人もいるかもしれません。
そんな方がもしいらっしゃれば、お伝えしたいことがあります。
世界には選択肢の自由がない国がある
これはありふれた問いかけかもしれません。
しかし、仕事での出張で三ヶ国に月単位で滞在した自分自身の目で見てきた現実からどうしても伝えたいことです。
内部リンク:仕事で初めて海外出張へ行く人へ:海外出張前の準備、仕事の進め方
日本にいると選択肢の多さ、自由度の高さにストレスを感じ、悩むこともあるでしょう。
しかし、そんな贅沢な悩みができるのは日本だけです。
そんな当たり前に立ち返ってみると、選択肢の選び方や決め方も大きく変わるはずです。
真面目で優秀なあなたにはそんな観点で物事を見る癖をつけて頂きたいです。
そんな癖を身につけると、より有意義な選択肢の選び方ができるのではないでしょうか。
内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型
選択肢の選び方、決め方

さて、ここからは選択肢の選び方、決め方について解説していきます。
押さえたい前提条件、複数の選択肢から選ぶ際の工夫をお話します。
選択肢の選び方、決め方 前提1:失敗をする前提で考える
選択肢の選び方、決め方 前提1つ目は失敗をする前提で考えることです。
非常に逆説的ですが、自身の周囲を見ていて面白いことに気づかされました。
失敗を嫌い、失敗しなそうな選択肢を選んだ人ほど、本質的に失敗しています。
逆に「失敗しても死にはしない」くらいの気持ちで選択肢を選んだ人ほど、本質的に成功しています。(もちろん細かい失敗はしていますが、本質的に充実しているということです。)
内部リンク:【挫折経験は人生を豊かにする】挫折の乗り越え方/立ち直り方
要はたった今は手堅い選択を選んでも、数年経てば、失敗になっている可能性は大いにあるということです。
ということは迷っている時間がもったいないということに気づきます。
失敗を恐れて、迷って止まるよりも、失敗を前提にしてしまいましょう。
そして、自分で期限を決めて、その期限までにきちんと判断・決断し、即行動に移すことが大切です。
「自分で期限を決めて、その期限までにきちんと判断・決断し、即行動に移す」極端な話、これがきちんとできれば、どんな選択肢を選んでも、どこの業界で何をやってもほぼ上手くいきます。
選択肢で迷う状況になった時に、計画を立て、期限を守り、判断・決断ができることは能力の集大成なのです。
内部リンク:【行動力がない人は必読】行動力がある人は何が違うのか?
内部リンク:【決断力は人生を豊かにする】決断できない人に贈りたい言葉
選択肢の選び方、決め方 前提2:好きなことを選ぶ
選択肢の選び方、決め方 前提2つ目は好きなことを選ぶことです。
正しい/間違いというのは流行です。
時代の流れによって一瞬で変わります。
しかし、自分の好き嫌いというのは自分に深く根付いたものです。
時代が流れても嫌いなものは嫌いです。
内部リンク:好き嫌いがはっきりしてる人は仕事で伸びる:好き嫌いが激しい人の心理
正しい/間違いを意識するよりも、自分が好きなことを選びましょう。
その方が絶対に充実します。
選択肢の選び方、決め方 結論:自分の軸を決め、最も合致するものを選ぶ
選択肢の選び方、決め方の結論は自分の軸を決め、最も合致するものを選ぶことです。
選択肢というのは目的ではなく、手段です。
ということはあなたの人生設計、人生の目的、もしくは何らかの目的を明確にする必要があります。
まずはあなた自身の「目的」を明確にしましょう。
※参考になりそうな記事は以下です。
「目的」を明確にしたら、目的と選択肢を以下のような簡単なマトリクスに記載します。

あとは点数配分を自分の任意で決定し、点数の一番高いものに決め打ちすることです。
こうすれば、もはや迷いようがありません。
ポイントは自分の中にもやもやしている感情を言語化し、極力定量化し、見える化することです。
言語化し、見える化することで迷いが可視化されます。
迷いを可視化すると他人事のように客観視できるようになります。
是非試してみて下さい。
選択肢が広がる物事の捉え方

最後にオマケです。
選択肢が広がる物事の捉え方を別の記事にて解説しています。
興味のある方はご一読下さい。
内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方
今回は以上です。