こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 将来が不安で必死に資産形成方法を考えている人
- これからの時代に必要な資産は何かを考えたい人
- 自分ブランドの作り方について知りたい人
※先に注意書きをしておきますが、「楽にお金を儲けたい」「SNS、ネットビジネスで大衆を煽動する方法を知りたい」などとお考えの方はここでお引き取り下さい。この記事では長期的にあなたの資産になると思われる本質的で遠回りな方法しか解説しません。
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【未来が見えない、不安な人必読】未来の世界で生き残るために必要な考え方
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/18現在です。)

普遍的価値を持つ資産→自分自身

現在の日本は空前の資産形成ブームです。
不動産投資、株式投資、仮想通貨投資などに代表されるような資産形成に取り組み、FIREを目指している人は非常に多いです。
もちろん、自分の頭で考え、能動的に資産形成に励むことは素晴らしいことです。
しかし、人間というのは灯台下暗しになってしまう生き物です。
多くの人が大切なことを見落としているように感じています。
それは何でしょうか?
普遍的価値を持つ究極の資産は自分自身である
多くの人は「お金やお金に変えられる資産を形成する」ことに目を向けます。
もちろんそれも必要だとは思います。
しかし、客観的に見て、長期的に成功を継続させている成功者というのは、発想が全く違います。
10年以上、淡々と成功を継続させている長期的な成功者が考える究極の資産は以下の3つです。
- 健康
- 時間
- 知能・思考力・教養
いくら資産があろうとも、肉体や精神などの健康状態が不安定であれば、充実した人生は送れません。
いくら資産があろうとも、時間のゆとりがなければ、充実した人生は送れません。
いくら資産があろうとも、知能・思考力・教養がなければ、様々な場面で合法的に搾取されます。
この3つの究極の資産を作る・守るための手段が「お金・資産」であるというポジショニングです。
お金は所詮、抽象的価値の記号です。
逆に健康・時間などは自分にとって唯一無二の絶対的価値です。
資産は物やお金、不動産だけでは無いのです。
そんな視点で幅広く物事を捉える視点が大切です。
内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方
内部リンク:【期限遵守・厳守は人生の本質】期限を守れない人が意識すること
※蛇足ですが、一定額のお金があることは非常に有効です。
ゲームのルールに適応できる知能・思考力・教養を鍛えておく
健康や時間を使って作り出すことが大切なものがあります。
それが知能・思考力・教養です。
先述したようにお金・資産は抽象的価値でしかありません。
旧ソ連崩壊時のロシアのように、ハイパーインフレーションになった場合、資産形成していたお金は一瞬でゴミ屑同然です。
何やらSF的ですが、AIの進化により、人類とAIの戦争が発生し、人類は地球を追われるかもしれません。
当然、保有していた資産は全てパーです。
極論ですが、上記のような状態になったとしても、自分が生きてきた軌跡、知能・思考力・教養は奪われません。
自分の生き様で人を引きつけ、知能・思考力・教養があれば、いくらでも再起可能です。
内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型
自分ブランドの作り方 5つのステップ

さて、ここからは自分自身を資産にする自分ブランドの作り方を5つのステップに分けて解説していきます。
企画立案の考え方をまとめた別記事をご一読頂いてから、この自分ブランドの作り方を考えると、より一層効果的です。
自分ブランドの作り方1:自分のシーズを明確にする
自分ブランドの作り方1つ目は自分のシーズを明確にすることです。
フェラーリは「速くて美しく、素晴らしい排気音の車を制作できる」というシーズを持っています。
パテック・フィリップは「超複雑時計を極限まで美しく制作できる」というシーズを持っています。
これを自分ブランドに当てはめて考えてみましょう。
他の人には無い独自性がなければ、「自分ブランド」を構築することは難しいでしょう。
自分のシーズ(独自性、特殊技術)が何かを明確にする必要があります。
逆説的ですが、「顧客ニーズに100%例外無く対応する」というのも一種のシーズでしょう。
内部リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」
※自分のシーズ、才能の見つけ方が分からないという人は下記の記事をご一読下さい。
内部リンク:【才能の見つけ方】自分や子供の才能の見つけ方の工夫
自分ブランドの作り方2:自分軸を定めてブラさない
自分ブランドの作り方2つ目は自分軸を定めてブラさないことです。
フェラーリが100万円の車を年間300万台作り始めたら、もはやそれはフェラーリではありません。
約3,000万円以上の価格で年産10,000台以下だからこそ、価値がある訳です。
パテック・フィリップが1万円でクォーツ式の時計を作り始めたら、もはやそれはパテック・フィリップではありません。
下限価格が200万円以上で機械式の腕時計だからこそ、価値がある訳です。
これは自分ブランドでも全く同じです。
自分軸をブラした瞬間に、また一から自分ブランドは構築し直しです。
最初の自己分析と土台をどこに据えるかが非常に大切です。
自分ブランドの作り方3:淡々と継続する
自分ブランドの作り方3つ目は淡々と継続することです。
ブランドというのは、今までの歴史、ストーリーによって成り立つものです。
先述したフェラーリは1947年創業です。
パテック・フィリップは1839年創業です。
小手先のテクニックやお手軽な猫騙しで誤魔化すのではなく、淡々粛々と成すべきことを成すことです。
長く続けられるということは、それだけで偉大な要素なのです。
内部リンク:【継続力がない人は必読】継続のコツ、継続するには何が必要なのかを徹底解説
自分ブランドの作り方4:教養を身に着ける
自分ブランドの作り方4つ目は教養を身に着けることです。
教養とは「空間軸×時間軸」を幅広く、深く学ぶことではじめて得られます。
「空間軸×時間軸」で幅広く、深く学ぶと、シーズの質は確実に向上しますし、様々な言葉に深みが出ます。
また成功している教養人に認められやすく、様々なシーンで引き上げて貰いやすくなります。
更には世の中の本質がうっすらと見えるようになります。
例えば、最近流行しているオンラインサロンなどは、中世ヨーロッパの宗教のオマージュですし、支配者層が大衆を支配している方法も本質的には変わっていません。
是非、教養を身につけましょう。
内部リンク:【教養とは何か?】教養を身につけるために心掛けたいこと
内部リンク:【隠れた名著】おすすめの名著リスト 教養が身につく14冊
自分ブランドの作り方5:アウトプットをする
自分ブランドの作り方5つ目はアウトプットをすることです。
文章(ブログ・ツイッター)、絵、音楽、YouTubeなど何でも良いです。
いくら頭の中で想像・理解していたとしても、アウトプットすることでしか、自分ブランドは構築できません。
何かをアウトプットするということは、自分の過去と闘い、自分の葛藤と闘い、自分の中の思いと闘い、伝えたい誰かの心との闘いを想像するということです。
文章を書く力・能力を向上させるコツ→体験を増やし、何かと闘う
そんな観点から、何か行動を起こしてみましょう。
「自分ブランド」さえ確立できてしまえば、お金は後からいくらでもついてきます。
そんな観点で地道な行動を今すぐ起こしましょう。
地道な積み重ねこそが、強固な自分ブランドになるのですから。
人生の目的→自分らしく生きること

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
「究極の資産は自分自身」「自分ブランドの作り方」などをお話しましたが、結局のところ、これらは手段でしかありません。
資産形成、自分磨き、自分ブランド構築などに追われて、自分らしく生きることができなくなってしまっては本末転倒です。
たった今を自分らしく生きましょう。
今回は以上です。