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【働くとは何か?】働くという概念の正体

2020年11月9日

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【働くとは何か?】働くという概念の正体

2020年11月9日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • 働くことに疲れた人
  • 働くとは何か?について考えている人
  • 就活面接の対策で「働くとは?」について考えている学生の人
  • 転職面接の対策で「働くとは?」について考えている社会人の人
この記事を読むと、働くとは何かについて考察するヒントを得ることができます。

それでは「ヨット講座」始めましょう。(※ヨットはこんな人です。Twitterフォロワー数は2020/11/9現在です。)

「働く」とは何か?

それでは「働く」とは何か?について考えていくことにしましょう。

私事ですが、私はサラリーマン生活を10年以上送ってきました。(具体的な年数を書くとおっさんなのがバレますので、10年以上という表現でごまかしています。笑)

勤めていた会社2社は自分を成長させてくれた会社だと思っているので、今でも感謝しています。

、、、がしかし、サラリーマンというのは楽しいことばかりではありません。(笑)

「何のために働いてるんだっけ?」と思うような働き方をしていた時代もあります。

そんな実体験を通じながら、「働くとは何か?」について深く考えた時期があります。

著者がたどり着いた4つの仮説が、あなたが考察するヒントになるのではないかと思い、この記事を書くことにした次第です。

「働くとは何か?」を4つの角度から考察しますので、あなたのヒントになれば幸いです。

「働くとは?」考察①→現代社会の概念

「働くとは?」について、私が導き出した結論は「現代社会の概念」という結論です。

これは空間軸と時間軸を幅広くとって考察すると分かり易いです。

動物やAIは我々人間で例えると、働いているように見えるようなことをしていても、「働く」という感覚も概念もありません。

現代文明の外にある未開社会などでは「働くとは?」という概念は当然無く、考察している人はいないでしょう。

また日本でも、戦時中などの「衣・食・住」が安定保証されていない時代に「働くとは?」について真剣に考えている人などはいなかったでしょう。(考えていたとすれば、哲学者か思想家くらいでしょうか?)

要は「衣・食・住」など、生活に必須の前提条件が急速に整備された現代社会/文明社会で生み出された概念と言える訳です。

もう少し過激な申し上げ方をすると、「人間の幻想」です。

就職/転職の面接などで問われた時もそのまま使える解答だと思います。※受かるかどうかの保証はありません。(笑)、また面接官のレベルによっては意味が理解できないかもしれません。

「働くとは?」考察②→資本獲得活動

元々、人類は物々交換で生活していました。

金と塩を交換したり、魚と野菜を交換したり、肉と着物を交換したりといった物々交換です。

全てを物々交換にすると、絶望的に効率が悪いですし、価値の微調整が容易ではありません。

そこで価値を抽象化した貨幣という概念が生まれた訳です。

価値を抽象化するということは誰かが価値を保証をしなくてはなりません。なので日本国内では「円」、アメリカでは「$」といった具合に国家が価値を保証している訳です。

前項で「働く」とは現代社会の概念であるということをお話しました。

世界単位で見れば例外の国家もありますが、現代社会は資本主義社会です。

資本主義社会の発達により、食糧、物、サービスなど、様々な価値が生み出されました。

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申し上げるまでもないと思いますが、現代社会は物々交換を受け付けてくれるお店は非常に少ないです。(笑)

皆無と言ってもいいでしょう。

ということは生活するためには何らかの方法で資本を獲得する必要があります。

その手段が「働く」ということです。要は資本獲得のための手段という考察です。

「働くとは?」考察③→成長の手段

働くとは誰かに何かを提供するということです。

会社勤めであれば、会社に対してスキルや時間といった労働力を提供します。

個人事業主であれば、お客様に対して、知恵/物/サービスなどを提供します。

資本主義社会かつ情報授受のインフラが完全に整備されたリアルタイム情報社会では常に比較をされる運命にあります。

比較をされた際に勝ち残るためには、比較対象に対しての優位性が必要な訳です。

そう考えると、優位性を確保するために、常に何らかの自己研鑽をしなくてはなりません。

そのように自己研鑽により様々な考え方やスキルを手に入れ、人間として成長するための手段が「働く」ということなのかもしれません。

「働くとは?」考察④→国家による「合法的な暴力」

これは少し過激な見方ですが、そのような見方もできるので記載します。(あくまでそのような角度からも見られるということであり、国家批判をしている訳ではないことは注記しておきます。)

日本国憲法第27条では「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」と規程されています。

要は国家という一つの秩序に隷属するためには「働く」という義務を合法的に強制されているとも言えます。

いわば、「合法的な暴力」です。

働くという概念を「国家」「資本主義」などの角度から考えてみると、様々な気付きがあり面白いです。

「英語」の重要性が叫ばれて久しい。これは空間軸と時間軸で考えると非常に興味深い。かつて、植民地が暴力で本国の言語を強制されたように、現代社会では「資本主義」「グローバル化」という暴力で「英語」を合法的に強制されている。そんな見方をしてみると、より深く考察できるのかもしれません。

この話を聞いて、面白いなと感じてピンと来た人は「フランツ・ファノン」の本が楽しめる人でしょう。

「働く」の答えを考え続けるのが人生

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

残念ながら「働く」という概念に答えはありません。

100人いれば100通りの「働く」があります。

人生の様々な体験から「働くとは?」「自由とは?」「人間とは?」などの答えが無いテーマを自分なりに考えることが人間に与えられた使命なのかもしれません。

是非、この記事をヒントに、あなたなりの「働く」を考察して頂ければと思います。

今回は以上です。

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