こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 現代社会で生きる術のヒントが欲しい人
- 生きる術がないと悩んでいる人
- 無職で生きる術がないと悩んでいる人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【現状打破したい人必読】仕事や人生で現状打破をする工夫
内部リンク:【可能性を狭める原因→先入観にとらわれる】先入観を無くす方法
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それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/2/22現在です。)

生きる術とは何か?→考え、行動する力

まずはじめに「生きる術とは何か」について考えていきましょう。
人間が生物として生きるためには、「衣・食・住」と「安全」を確保する必要があります。
これは旧石器時代から、現代社会に至るまで、変化していない本質です。
旧石器時代の生きる術は非常にシンプルでした。
集落で割り当てられた役割を果たしていれば良かったからです。
狩りをする人、狩りの武器を準備する人、料理をする人、子育てをする人など。
このように得意不得意に応じて、必ず役割が与えられていました。
序列はあるが、格差はないイメージです。
しかし、現代社会は資本主義社会の成熟に伴い、様々なテクノロジーの高度化が進んでいます。
綺麗事を抜きにした現実では「使う側」「使われる側」が明確に分かれ、「使う側」が「使われる側」を評価する時代です。
要は格差社会ということです。
内部リンク:搾取されない生き方をする方法5選:資本主義の仕組みを理解する
「使う側」に評価されず役割(仕事)を与えて貰えない場合、「使われる側」は「生きる術=衣・食・住」を失います。
これが「生きる術がない」の正体です。
生きる術の本質→考え、行動する力
生きる術とは「衣・食・住」、「安全」を確保する力であるということは先述させて頂きました。
旧石器時代と現代社会では「衣・食・住」、「安全」を確保するのに必要な力は全く異なる力のように思えます。
その「生きる術の本質」が考え、行動する力です。
旧石器時代はマンモスを捕獲するために、マンモスを捕獲するための罠、陣形、武器の耐久性などを必死に考え、命懸けで行動しました。
それしか生きる術はなかったのです。
これは現代社会でも全く同じ話です。
資本主義社会において、「衣・食・住」、「安全」を確保するための自分なりの手段を必死に考えなくてはなりません。
「生きる術がない」と思った時に考えたいポイント

ここからは「生きる術がない」と思った時に考えたいポイントを解説していきます。
「生きる術がない」という問題は思考を変化させ、行動に移すことで解決できる場合がほとんどです。
いくつかピックアップして解説します。
「生きる術がない」と感じたら→固定観念を捨てる
「生きる術がない」と感じたらやるべきポイント1つ目は固定観念を捨てることです。
内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方
少し仮の例え話で考えてみましょう。
Aさんは会社で失敗・ミスを連発し、毎日のように怒られていると仮定しましょう。
「仕事ができない」というレッテルを貼られ、愛されキャラでもない。
Aさんはこう思います。
俺って「生きる術がない」と。
しかし、これこそが固定観念の塊です。
現実の日本には「生きる術」だらけです。
地方の農家などは後継者を探している農家はたくさんありますし、〜40代前半くらいまでなら、迎え入れたいという農家はいくらでもあります。
最低限の「衣・食・住」、「安全」は確実に確保できます。
その他にも内閣府の公式総合サイト、「地方創生」などを見てみてください。
求人案件はいくらでもありますし、起業支援金、移住支援金など、様々な支援制度があります。
「生きる術がない」と感じている人は固定観念を捨てて、視野を広げることです。
「生きる術」などいくらでもあることに気づくことでしょう。
「生きる術がない」と感じたら→環境を変える
「生きる術がない」と感じたらやるべきポイント2つ目は環境を変えることです。
人間というのは同じ環境にいればいるほど固定観念が強くなります。
なぜなら、何かを変化させない限り、何も変化しないのがこの世の仕組みだからです。
固定観念を捨てるためにも環境を変化させることは非常に重要です。
内部リンク:【人生・転職が上手くいく人の特徴→タイミングを逃さない】
非常に逆説的ですが、環境を変えれば、必ず「視点、考え方、物事の感じ取り方」などが変化します。
私の例で言えば、海外出張で海外に滞在しただけで「視点、考え方、物事の感じ取り方」は変化しました。
内部リンク:仕事で初めて海外出張へ行く人へ:海外出張前の準備、仕事の進め方
転職で知らない土地に引っ越しした際に「視点、考え方、物事の感じ取り方」は変化しました。
このように自分が行動を起こし、環境を変えれば、必ず何かが変わります。
そして、自分の体験、一次情報に基づき何かが話せるようになります。
そんな自分の体験、一次情報は何よりも貴重な「生きる術」だと私は考えています。
「生きる術がない」と感じたら→本を読む
「生きる術がない」と感じたらやるべきポイント3つ目は本を読むことです。
人間の悩みの答えというのは、基本的に本の中に全て書いてあります。
人類の歴史は西暦だけで2021年ある訳ですから、自分だけが悩んでいる内容というのはほぼありません。
哲学書を読めば、答えが無いことを考え続けることが人生そのものだと気づくでしょう。
内部リンク:哲学を学ぶ意味→答えがないことを考える力を養うということ
極論、漫画にもたくさん「生きる術」のヒントは落ちています。
本を読みましょう。
人生にワープはありません。地道なことの積み重ねなのです。
内部リンク:【隠れた名著】おすすめの名著リスト 教養が身につく14冊
「生きる術がない」と考えているのは、人間として生きているということ

最後に「生きる術がない」と悩んでいる人がいればメッセージです。
私が好きなデンマークの哲学者、セーレン・キェルケゴールの言葉があります。
絶望している人を考えないで、抽象的に絶望を考えようとすれば、我々は絶望は非常な優越であるといわなければならないであろう。
この病に罹りうるということが人間が動物よりも優れている点である。
セーレン・キェルケゴール 「死に至る病」岩波文庫 P26より引用
これは「生きる術」も全く同じお話ではないでしょうか?
「人間」ではなく「生物」として生きている人はこのようなことで悩まないからです。
内部リンク:年齢を重ねるごとに魅力が増す生き方をしよう→結論:勉強、教養
たった今の現状をとことん味わい尽くして苦しむことです。
それが後々に繋がってくるのが人生なのですから。
なぜ、そう言えるのか?
私の人生はとことん苦しいことを味わった後に大きく変わったからです。
今回は以上です。