こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 「インプットが苦手」と悩んでいる人
- 勉強/情報/本などのインプット方法のコツを知りたい人
- インプット効率・精度・質を上げたいと考えている人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:深い言葉・小説・映画を制作する人の共通点→インプットの質
内部リンク:【理解力を高める方法→型の理解】理解力がない人→高い人へ
内部リンク:【映画の楽しみ方】人生を豊かにする映画鑑賞方法 3選
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/2/27現在です。)

インプットとは何か?

まずは「インプットとは何か?」について考えていきましょう。
「インプットが苦手だ」という人は、この「インプットとは何か?」を真剣に考えてみると思わぬ発見があるからです。
インプットとは何か?→【模範解答】入力
そこから派生し、人間が様々な情報を入手したり、勉強して知識を蓄えることなどを「インプット」と言うようになりました。
まずはこちらが模範解答になります。
インプットとは何か?→人間の強み
ここからは模範解答から少し離れて考えていきましょう。
AI、コンピューター、ロボット、動物、植物などには「インプットという概念」はありません。
あるのは無機質な「0・1」の信号の組み合わせ、もしくは本能だけです。
内部リンク:【AI vs 人間】人間にしかできないことを仕事にしよう!
AIやコンピューターは定められたプログラム・アルゴリズムに基づき、高速かつ淡々と模範解答を弾き出します。
模範解答の保有量・解答スピードなどは、我々人間がコンピューターに勝つことはできません。
どんな天才でも恐らく勝てないでしょう。
しかし「インプット」という概念がある我々は、様々なことを工夫することが出来ます。
インプットの目的を自分の頭で考え、必要なインプットを試み、それを組み合わせる。
更には「自分の体験や感情」と組み合わせ、模範解答を超えることも可能でしょう。
これらはこれからのAI全盛時代を生き残る大きな武器になります。
内部リンク:変化する時代を生き残る人材→結論:想像/創造人材が時代を作る
今、「インプットが苦手だ」と感じて、インプットの方法・コツを学ぼうとしているあなたは素晴らしい着眼点の持ち主だということです。
次章では「インプットが苦手」と感じているあなたに、インプットの方法・コツをお伝えしていきます。
インプットが苦手な人へ送る3つの方法・コツ

さて、ここからはインプットが苦手な人へ送る3つの方法・コツを解説していきます。
インプットの方法にはいくつかのコツがあります。
それを押さえることでインプットの精度・質を向上させやすくなります。
インプットの方法・コツ1:全体像を描く
インプットの方法・コツ1つ目は全体像を描くことです。
- ①インプットする目的は何か?
- ②今回インプットする内容は何か?
- ③それは目的に対してどう繋がるのか?
- ④その他のインプットとどう繋げるのか?
- ⑤そこから何が生み出されるのか?
要は目的・目的を達成するための手段の全体像を描くということです。
このようにインプット前に全体像を意識することにより、インプットの精度・質が上がるのです。
実行してみて下さい。
参考:本・資料・勉強などのインプットの方法・コツ
本・資料確認・勉強などにはそれぞれ、全体像を描くコツがあります。
本の場合は「目次をざっと読む」「翻訳者解説から読む」などがあります。
内部リンク:【読みにくい本/難解な本の読み方】読みやすくする工夫 4選
最初にこれらにざっと目を通すと、起承転結の全体像が把握できます。
全体像のどの部分あたりを読んでいるのかが理解できると理解度が深まりやすいです。
資料確認の場合も同じです。
目次があれば「目次をざっと読む」、目次がなければ、4〜5割の力でパラパラ読み切って全体像を確認してから詳細確認、指摘に入る。
勉強の場合は、問題集を一回ざっと解いて、分からなかった部分は解説でおさらいし、もう一度解く。
是非お試し下さい。
インプットの方法・コツ2:ノートに書き出す
インプットの方法・コツ2つ目はノートに書き出すことです。
超アナログでありきたりな方法で申し訳ないのですが、シンプルに効果抜群です。
私の読書ノートの事例を挙げると、手書き読書ノートから始まり、パソコンのエクセル・ワード読書ノートを経由し、最終的に手書き読書ノートに戻りました。
内部リンク:効果大:読書ノートの書き方はここで差がつく!人生の相棒の作り方
参考までに下記にいくつか記載します。
- 手書きの方が記憶に残りやすい
- 書き足し、メモ間の紐付けの線などがフリーハンドで引きやすい
- 電池不要、場所を問わない
- 夜に使用しても睡眠を阻害しない(→ブルーライトを発しない)
- ノートが物質的に積み重なっていくのでモチベーションを継続しやすい
- 文字から当時の自分の精神状態などを予測できる
- 自分だけのオリジナル本を製作した感覚になれる
もしあなたが頭で考えるだけでインプットしようとしたり、電子機器にまとめたりしている場合は手書きに変えてみて下さい。
現状打破のキッカケになるはずです。
内部リンク:【現状打破したい人必読】仕事や人生で現状打破をする工夫 9選
インプットの方法・コツ3:「熟考」「キーワード」を使い分ける
インプットの方法・コツ3つ目は「熟考」「キーワード」を使い分けることです。
インプットする際には自分に問わなければならないことがあります。
例えば、深い教養を身に着けるために哲学を学ぶのであれば、熟考が必要になるでしょう。
内部リンク:哲学を学ぶ意味→答えがないことを考える力を養うということ
逆に仕事で業務を処理するためのインプットであるならば、「キーワード」を意識し、必要箇所以外は考えずに必要部分だけのインプットを意識することになるでしょう。
「インプットが苦手だ」という人は「熟考」と「キーワード」の使い分けができていない人が非常に多い傾向があります。
全てを「熟考」しすぎて時間が不足してしまったり、「熟考」すべき部分で「キーワード」を拾ったりといった具合です。
「熟考」「キーワード」のどちらなのかをインプット前に明確にすることで、インプットの精度・質が向上します。
お試し下さい。
インプット→アウトプット→インプットのサイクルを作る

ここまでにお伝えした「インプットの方法・コツ」を実行し始めたら、その後やることはシンプルです。
様々なインプットをし、他の人のいる場でアウトプットすると、指摘や反論を頂きます。
その指摘や反論を「インプットの方法・コツ」を利用、インプットする。
指摘や反論がもっともなものであれば、再度、指摘や反論を頂いた内容について調べインプットする。
そして再度アウトプットする。
これの繰り返しです。
「アウトプットするのが怖い」そんな人もいるでしょう。
しかし、です。
アウトプットをして、恥をかいて、またインプットの精度・質を上げる。
そんなアナログな方法は「人間が人間である証」であり、AIに負けない武器に繋がっていくのではないかと思うのです。
内部リンク:文章を書く力・能力を向上させるコツ→体験を増やし、何かと闘う
この記事があなたのヒントになっていれば嬉しいです。
今回は以上です。