こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 本物、偽物の見分け方を身に着けると人生に役立つ理由を知りたい人
- 本物の人と偽物の人の見分け方を知りたい人
- 本物と偽物の違いを学びたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:一流、二流、三流の違い→普段の思考/考え方に違いが顕在化する
内部リンク:搾取されない生き方をする方法5選:資本主義の仕組みを理解する
内部リンク:【カモられる人の特徴 5選】カモにされるのを避ける方法
内部リンク:【シンプルは美しい】シンプルライフを送るための4つの着眼点
内部リンク:【無形資産を保有する個人が強い時代】無形資産の作り方、具体例
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/3/6現在です。)

本物と偽物の違い→哲学の有無

まず、本物と偽物の違いについて考えていきましょう。
人間でもブランド品でもそうですが、本物と偽物には明確な違いがあります。
本物と偽物の違い→哲学に基づいているか否か
人でもブランドでもそうですが、本物と偽物の違いで一番本質的な違いは「哲学に基づいているか否か」だと考えます。
例えば、ロレックスの時計で考えてみましょう。
精確性と堅牢性を備え、あらゆる条件に耐える防水腕時計の原型としての地位を確立するという大胆な目標
出典:ROLEX
要は「あらゆるシーンで日常的に使用可能な最高品質の腕時計を製造する」という哲学に基づいて高級腕時計製造を続けています。
ロレックスは「ブランドビジネス」だと考えられがちです。(もちろん、マーケティングが天才的に上手いのでそのような側面はあります。)
しかし、根底にあるのは、哲学に基づいた圧倒的な技術力です。
機械式腕時計にも関わらず±2秒以下/日という脅威の精度を全モデルで叩き出し、ブレスレットのしなやかさ、装着感などは他のブランドの質感を圧倒しています。
逆に偽物はどうでしょうか?
偽物に哲学はありません。
「いかに見かけで騙し、一時的な利益をあげるか」だけを徹底的に考えているのが偽物です。
これはブランド品だけに当てはまる法則ではありません。
人間でも全く同じお話です。
本物は自分軸を棚卸し、愚直に勉強を続け、長期的な視点で考えています。
内部リンク:【自分軸で生きると幸せになる】自分軸の作り方 5選
偽物は小手先のテクニックで誤魔化し、短期的な視点でしか考えられていません。
これはTwitterなどを見ていると非常に分かりやすい部分です。
そんな観点で観察してみて下さい。
誰が本物で誰が偽物かがすぐに分かるはずです。
本物と偽物の違い→「本物→見えない部分」「偽物→見える部分」に力を入れる
本物と偽物の違いでもう一つ重要なポイントがあります。
時計マニアの私は聞き慣れないメーカーの名前を引き合いに出したくなりますが、分かりやすく再度ロレックスを引き合いに出すことにします。(笑)
ロレックスの時計というのは基本的に内部の機械が見えない仕様になっています。(他のメーカーはガラス張りにして見せるのが主流になってきています。)
その普段は目に触れない内部の機械が凄く丁寧に仕上げがされているのです。

時計好きで無い方も「あっ、綺麗だな」と思われた人は多いのでは無いでしょうか?
このように「見えない部分、細部」にこそ、力を入れるのが本物です。(個人的な見解ですが、メジャーブランドの中ではA.ランゲ&ゾーネというブランドの仕上げが一番美しいと思っています。)
逆に偽物は外観の見える部分だけは「それっぽく」なっていますが、中身は既製品の低コスト機械がドッキングされています。
「見える部分、外観」に力を入れたがるのが偽物の特徴です。
これもまたまた、人間にも完全に当てはまる法則です。
長期的な成功者は「見える部分」にも当然拘りますが、それ以上に「見えない部分」に拘ります。
教養・知識・体験など目に見えない部分に拘るのが長期的な成功者です。
内部リンク:【教養とは何か?】教養を身につけるために心掛けたいこと
物で言えば、ノート・ボールペン・靴下など、目に触れにくい細かいアイテムに拘る傾向があります。
逆に「怪しげな自称成功者」は「見える部分だけ」に拘ります。
ブランドロゴを全面に押し出した帽子、服、靴、ド派手なデカ厚時計という感じでしょうか?
教養・知識にはお金を使わない傾向があるので、哲学や人間心理、社会問題についての考え方などの会話はできません。
この法則を把握した上でネット上の「自称成功者」を観察してみましょう。
面白いことに気づかされるはずです。
本物と偽物の見分け方→本物を知れば一瞥できるようになる

「本物と偽物の見分け方を教えて下さい」
そんなことをたまに聞かれます。
これに対する最短距離の回答は「本物を知ること」です。
これは物も人も全く同じです。
本物を一次情報で感じることが本質的な偽物の見分け方
「ブランド品の偽物を騙されて購入してしまった。」
「偽物の人に引っかかって時間とお金を無駄にしてしまった。」
そんな人には共通することがあります。
本物を一次情報で感じたことが無いということは、自分の中に基準が無いということです。
基準が無いまま偽物を見極めようとしても、よほどの天才やセンスが無い限り無理です。
ブランドショップの正規店で本物を見て、触ることです。
予算があるなら身銭を切って購入することです。
また人でも同じです。
古今東西の哲学者の本を読むことです。
内部リンク:【隠れた名著】おすすめの名著リスト 教養が身につく14冊
東京大学出身で社会でも活躍している人のセミナーに出向き、空気感や思想を感じることです。(東京大学大学院とのみ表記されている人は東京大学出身ではない場合が多いので要注意、いわゆる学歴ロンダ)
このように一番最初に本物の一流品、本物の人を見ておけば、それ以下は基本的に一瞥できるようになります。
様々なお店に出向いて「本物と偽物」の一次情報をかき集める
今現在は金銭的に余裕が無い人は様々なお店に出向いてブランド品を見たり、店員さんの接客を観察してみて下さい。
私も若い頃は買いもしないのに、観察のために度々ブランドショップに出向いていました。
以下の4分類を各3店舗、違う系列のグループを調べて見に行くと良いです。
- 正規ブランドショップ(組織運営)
- 正規ブランドショップ(個人運営)
- 並行輸入ブランドショップ(組織運営)
- 中古ブランドショップ
物の陳列方法、店員さんの服装、手先(爪)、言葉遣い、感じの良さ、店内の棚のほこりの有無、匂い、空調、客層などなど、様々な着眼点で観察してみることです。
そして、その一次情報を基に何が言えるのかを自分なりに考えてみて下さい。
この記事を読んでいるあなたなら、面白いことに気づくはずです。
本物と偽物の目利きができると人生が充実する

本物と偽物の目利きができるといいことしかありません。
人生というのは有限です。
生きられる時間が限られているからこそ、偽物の人や物に費やす時間など一切無いのです。
内部リンク:【期限遵守・厳守は人生の本質】期限を守れない人が意識すること
偽物を寄せ付けないだけで、人生は相対的に長く、充実したものになるのです。
あなたの人生が有意義なものになることを心からお祈りしています。
今回は以上です。