思考

【紙ストローはエコ?】結論:メリットと共にデメリットも顕在化

2021年2月15日

  1. HOME >
  2. 思考 >

【紙ストローはエコ?】結論:メリットと共にデメリットも顕在化

2021年2月15日

スポンサーリンク

こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • スタバ、マクドナルドなどで「紙ストローはなぜ始まったのか?」の理由を知りたい人
  • 紙ストローのメリット・デメリットについて考察したい人
  • 紙ストローの問題点を考察したい人
この記事を読むと、紙ストローはなぜ始まったのかの目的を理解し、紙ストローのメリット・デメリット、環境問題について我々が意識するべきことのヒントが手に入ります。

※この記事と併せて読みたい記事

内部リンク:【資本主義社会の本質】問題点→成長で成長を呼び寄せる虚構

内部リンク:質問の仕方が上手な人は伸びる:質問力・スキルを伸ばす考え方

それでは「ヨット講座」始めましょう。

※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/2/15現在です。)

ヨットのプロフィール

紙ストローはなぜ始まった?→環境問題対策

紙ストローはなぜ始まった?→環境問題対策

さて、はじめに紙ストローの導入はなぜ始まったのかの理由を解説していきたいと思います。

近年、スタバ、セブンイレブン、マクドナルド(マクドナルドは滅多に行きませんが)などの大手企業がこぞって紙ストローを導入しています。

あなたもふと、紙ストローを手に取って、「なぜ?」と疑問に思ったから、この記事にたどり着いてくれているのではないでしょうか?(もしくは大学のゼミの課題などでしょうか。笑)

いずれにしても素晴らしいことです。

人間というのは、何かを疑問に思って、自分の頭で考えた時に成長するからです。

内部リンク:【気づく力は能力の集大成】気づく力を鍛えるトレーニング 5選

前置きはこれくらいにして本題に入って行きます。

紙ストローが導入された理由→マイクロプラスチックによる環境汚染対策

紙ストローが導入された理由をシンプルに伝えると「マイクロプラスチックによる環境汚染対策」です。

外部リンク:国際連合広報センター「やめよう、プラスチック汚染」

これだけではイメージがつきにくいと思いますので、ざっくりと問題発生のプロセスをご説明します。

  • ①プラスチック製品のゴミがポイ捨て、不法投棄される。
  • ②雨などで流され、海に流れ込む
  • ③海に浮かんだプラスチックが紫外線、海流などで分解される。(→定義解釈は曖昧ですが、1〜5mm以下のものがマイクロプラスチックと定義される。)
  • ④マイクロプラスチックに有害物質が付着する。
  • ⑤海洋生物(魚、海鳥)がマイクロプラスチックを餌と間違えて食べる。(→生態系の変化リスク)
  • ⑥魚などに有害物質が濃縮される。
  • ⑦人間が魚などを食べた時に有害物質を取り込んでしまう。(→人間の健康被害リスク)

ポイントは2つです。

「生態系に悪影響を与えること」「生態系に悪影響を与えたことが人間に跳ね返ってくること」

本質的にはこの2つを防止することを目的として、小さなステップからということで、プラスチックストローから紙ストローへの切り替えが始まった訳です。

内部リンク:本質を見抜く人の思考法 6選

紙ストローを導入する際に大切なこと→問題点を見失わないこと

紙ストローを導入する際に大切なことがあります。

それは問題点を見失わないことです。

問題発生のプロセスをご説明した際に、鋭い方はお気づきになったと思いますが、そもそも論として問題は「プラスチックストロー」が問題なのではありません。

「ポイ捨て」「不法投棄」によって、プラスチックが海に流れ出ることが問題な訳です。

ここが勘違いしてはいけない部分です。

本質的な対策は「紙ストロー導入」ではなく、「ポイ捨て」「不法投棄」など防止する仕組みを作ることであると考えています。

「紙ストロー」の導入が活発化した今も、紙ストロー以外のプラスチック製品の「ポイ捨て」「不法投棄」などは行われているのですから。

スポンサーリンク
様々な企業で促進が進む紙ストロー導入には賛成。一歩を誰かが踏み出さないと環境問題は永遠に解決しないからです。しかし目的がすり替わっていないかは常に確認する必要がある。目的がブランドイメージ向上の企業は多い。紙ストロー以外で本末転倒になっていないかを虚心坦懐に見つめる必要があります

紙ストローはエコ?【メリット・デメリット】

紙ストローはエコ?【メリット・デメリット】

「紙ストローはエコである」どこかこのようなイメージがあるのではないでしょうか?

結論から申し上げると、私は紙ストローは本質的にはエコではないと考えます。

そもそも論としてはプラスチックストローの「ポイ捨て」「不法投棄」などがなければ、紙ストローにする理由が見つかりません。

また、紙ストローを前提とした場合でもメリットと共にデメリットもあるからです。

この章では紙ストローのメリット・デメリットを考えてみましょう。

紙ストローのメリット:マイクロプラスチック発生要因を元から断つことができる

紙ストローのメリットはマイクロプラスチック発生要因を元から断つことができることでしょう。

全世界単位で考えた時に「ポイ捨て」や「不法投棄」が無くならないという前提条件ならば、「ポイ捨て」や「不法投棄」されると困るものを代替品に切り替えるしかありません。

参考ですが、マイクロプラスチックで有名なものと言えば、洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブがあります。

大手化学メーカーの花王を筆頭とする各社はスクラブをマイクロプラスチックビーズから代替品に切り替え済であると発表しています。

外部リンク:花王(株)マイクロプラスチックビーズへの対応

このようにマイクロプラスチック発生要因を元から断てるのは、紙ストローのメリットであると言えるでしょう。

紙ストローのデメリット1:新たな環境負荷に繋がる

紙ストローのデメリット1つ目は新たな環境負荷に繋がることです。

紙ストローは様々な観点から考えると、新たな環境負荷に繋がる気がしてなりません。

内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型

マクドナルドの紙ストローがリサイクルされていないことが判明し、大騒ぎになったことは有名な話です。

外部リンク:マクドナルド、紙製ストロー「リサイクルできず」 英国とアイルランドで導入

想定されるデメリットの例をいくつか挙げましょう。

  • 紙製ストローの焼却(CO2増)※これはプラスチックも同じですが。
  • プラスチック製ストローに対しての重量増(輸送時エネルギー増→CO2増)
  • プラスチック製ストローに対しての消費量増加(ふやけるなどの課題→CO2増)
  • 紙ストローの消費量増加による森林伐採(地球環境・生態系の破壊)
このような紙ストローに切り替えた際に想定されるデメリットもきちんと把握しておきたいところです。

外部リンク:一般社団法人プラスチック循環利用協会「プラスチックとリサイクル 8つの?」

余談ですが、この類の話は太陽光発電などの話でも同じです。

火力発電によるCO2排出量低減の「魔法のアイテム」とみなされている太陽光発電。

確かに太陽はCO2を排出しないでしょう。

しかし、太陽光発電用パネルというのは、半導体部品の塊ですので製造過程でCO2は発生します。

もちろん廃棄処理にもCO2が発生します。

更には有害物質が含まれているので、処理方法や不法投棄が新たな社会問題となる可能性もあります。

太陽光パネルには、パネルの種類によって、鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、それぞれ適切な処分方法があります。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁

メリットの影には必ず何かしらのデメリットが潜んでいるものです。

これは人生にもかなり本質的に応用できる考え方なので、覚えておいて頂ければと思います。

紙ストローのデメリット2:アレルギー

紙ストローのデメリット2つ目はアレルギーです。

紙ストローはアレルギー体質の人は唇がかゆくなる場合があります。(私がそうです。)

集中するためにコーヒーを飲むのに、唇がかゆくて集中できなくなるというパラドックスに陥ってからは、紙ストローではなくプラスチックストローを選択しています。

紙ストローが浸透するほどに、「プラスチックストロー=環境意識が低い人」のようなレッテルが貼られそうですが、アレルギー体質の人がいることは忘れないで頂きたいところです。

これは紙ストローだけではなく、新型コロナウイルスなどで話題のマスクなども同じお話です。

相手の事情を想像するのは、意外に大切なことです。

紙ストローのデメリット3:耐久時間

紙ストローのデメリット3つ目は耐久時間です。

紙ストローの耐久時間はせいぜい1時間くらいのものが非常に多いです。

それ以上の時間が経過すると、ふやけて折れ曲がり、使い物にならないものも少なくありません。

短時間で飲み物を飲み干す人は良いかもしれませんが、ちびちび飲む人の用途には合っていないと言えます。

紙ストローの問題提起で伝えたかったこと

紙ストローの問題提起で伝えたかったこと

この記事で私が伝えたかったメッセージは実は紙ストローとは一切関係がありません。(笑)

あくまで紙ストローを題材にしてみただけです。

本当に伝えたかったことは以下です。

紙ストローの問題提起で伝えたかったこと→自分の頭で考える

この記事で私が伝えたかったことは「自分の頭でとことん考える」ということです。

紙ストローの問題提起は真剣に書きましたが、あくまでこの主張を伝えるための前置きです。

今の時代は様々な情報が錯綜しています。

プロパガンダ的なものから、良い部分だけを全面に押し出してくる情報など、様々な情報があります。

この記事で私が書いたことも全てが嘘かもしれません。

常にそんな疑いの目を持って、様々な角度から思考し、総合的に考える。

このような習慣が非常に大切だと思っています。

内部リンク:【現代の必須スキル→情報5S、整理整頓】錯綜する情報のまとめ方

自分の頭で考えない人は、企業・メディア・システムから合法的に「搾取」されます。

「搾取」されないためにも、日常で気になったことがあった場合、この記事のように様々な角度から考えてみましょう。

世の中の本質が見えてくるはずです。

今回は以上です。

スポンサーリンク

-思考
-, , ,

© 2021 ヨット/思考研究ラボ