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格差社会問題は無くなるか?→結論:格差問題は永遠に解決しない

2021年2月19日

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格差社会問題は無くなるか?→結論:格差問題は永遠に解決しない

2021年2月19日

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こんにちは、ヨットです。

この記事は以下の人に向けて書きました。

  • 格差とは何かを知りたい人
  • 格差社会問題をなくす方法を知りたい人
  • 格差社会問題は永遠に解決しない理由を知りたい人
この記事を読むと、格差とは何か、格差社会問題は永遠に解決しない理由を理解し、格差社会の日本であなたが生き抜くヒントが手に入ります。

※この記事と併せて読みたい記事

内部リンク:【資本主義社会の本質】問題点→成長で成長を呼び寄せる虚構

内部リンク:学校教育の問題点→AIのように模範解答しか教えないこと

内部リンク:疑問視する力→社会を生き抜く武器:疑問を持つトレーニング方法

※注記:著者は格差肯定派でも、反対派でもありません。ニュートラルな立場で客観的に分析した現実を記事にします。

それでは「ヨット講座」始めましょう。

※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/2/19現在です。)

ヨットのプロフィール

格差とは何か?→人間の概念・本能

格差とは何か?→人間の概念・本能

まずはじめに「格差」とは何か、「格差社会」とは何かについて考えていきましょう。

「格差」は、資格、等級、価格、程度などで、格付けをした場合の差。

出典:Goo辞書

格差社会(かくさしゃかい)とは、収入や財産によって人間社会の構成員に階層化が生じ、階層間の遷移が困難である状態になっている社会[1]

このことは社会的地位の変化が困難、社会移動が少なく閉鎖性が強いことを意味している。格差社会は社会問題の一つとして考えられている。

出典:Wikipedia

こちらが模範解答になります。

まず、ここで面白いことに気づきます。

格差社会問題は人間の概念から生まれる

「資格、等級、価格、程度、収入、財産」これらは誰が定めたものでしょうか?

そうです、我々人間です。

世界を客観的に眺めていると、普通に気づきますが、「格差社会問題」があるのは現代社会に生きる人間だけです。

同じ人間でも未開の部族には格差社会問題は存在しません。あるのは序列です。

AIには格差社会問題は存在しません。

内部リンク:【AI vs 人間】人間にしかできないことを仕事にしよう!

動物には格差社会問題は存在しません。あるのは序列です。

昆虫には格差社会問題は存在しません。あるのは序列です。

そう考えると、格差社会問題の本質は人と比べてしまうこと、情報に触れすぎていることなどであると言えます。

真の意味で格差社会問題を解決する鍵は個人一人一人の中にあるのではないのでしょうか?

そんな観点で考えてみると、現在世間で考えられているアプローチとは異なる角度での問題解決方法が浮かんでくるはずです。

内部リンク:【人と比べない人生を生きよう!】人と比べない練習をして楽に!

内部リンク:【現代の必須スキル→情報5S、整理整頓】錯綜する情報のまとめ方

格差社会は歴史上から消えたことは一度も無い

「格差」は、資格、等級、価格、程度などで、格付けをした場合の差であるということは先述しました。

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また格差社会(かくさしゃかい)とは、収入や財産によって人間社会の構成員に階層化が生じ、階層間の遷移が困難である状態になっている社会であるということも先述しました。

これら格差社会の現象が日本の歴史上から消えたことが一度でもあるでしょうか?

残念ながら一度もありません。

古墳時代、飛鳥時代などで考えるならば、武力があるもの・強い者が正義であり、武力で統率を果たした王・天王を頂点に格差社会のピラミッドが形成されました。

その後の戦国時代、安土桃山時代、江戸時代も基本的には全く同じことです。

現代社会の日本のレベルなどとは比較にすらならない格差社会です。

また昭和時代に終戦を迎え、その後、資本主義社会になると、「武力戦争」は「知能戦争」に姿を変えて、「資格、等級、価格、程度、収入、財産」などの様々な指標を用いて、格差社会のピラミッドが形成されています。

更に視野を広げて旧ソ連の共産主義社会などを考察してみても、やはり格差は無くなりません。

結局、ノーメンクトゥーラ(エリート層・支配階級)と一般市民の圧倒的格差社会が構築され、最後は連邦崩壊という結末です。

綺麗事を抜きにすると「格付け」や「格差を求めること」は人間の本能に属するレベルであり、残念ながら無くならないと考えます。

「格差社会が消滅した場合」の問題点

「格差社会が消滅した場合」の問題点

「格差社会は問題である。格差社会をなくすには・・・etc」

このような発想は素晴らしいことです。

様々な方が様々な提言をされていますので、今更私が提言する必要も無いでしょう。

一方で私がよく使う思考のフレームワークに当てはめて考えてみると、面白いことに気付かされます。

内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型

逆説的に考える:格差が無くなった時の問題点

私がよく使うフレームワークで「逆説的に考える」というものがあります。

「格差が無くなったら」そう考えてみました。

結論は格差が無くなった瞬間から経済、社会が崩壊するということです。

「格差」は、資格、等級、価格、程度などで、格付けをした場合の差だということは繰り返しお話しています。

例えば、格差を作り出している源泉の1つが学歴です。

学歴があれば、大企業に入社できる確率が上がります。

学歴があれば、起業をした時に同じ大学出身の優秀な方が助けてくれる場合があります。

学歴があれば、起業した時に銀行から融資を受けられる確率も上がります。

格差を無くす第一段階として、「東京大学、京都大学」に誰でも入れたらどうでしょうか?

勉強が元々好きな人以外は誰も勉強を頑張らなくなるでしょう。

勉強をする人が少なくなればなるほど、高度な技術やアイデアが生み出される確率が下がり、最終的に国力が下がります。

また、誰でも東京大学、京都大学出身の場合、企業では採用のアンマッチが多発するでしょう。

プロセスの説明は本題では無いので省略しますが、最終的にはバタバタ会社が潰れて国全体が貧困に喘ぐ状態になるでしょう。

格差が無くなったら無くなったで問題なのです。

格差社会問題が解決したら、次の問題が出現する

先述した分析で分かることがあります。

結局のところ、格差があっても、無くなっても、「人間社会」が存在する限り、何かしろの問題は無くならないというのが現実です。

例えるならば、「ユートピア」は成立した瞬間から「ユートピア」では無くなるように。

ここでふと、ある言葉を思い出しました。

岩上安身氏が旧ソ連を取材したノンフィクションの本「あらかじめ裏切られた革命」の言葉です。

美しい理想主義は、その空虚な美しさゆえに必ず裏切り、裏切られる。

史上、何度も繰り返されてきたこの悲喜劇が、またもや反復されている。

不透明な混沌の本質は、そういうことなのかもしれない。

八月政変を「八月革命」と呼ぶ人達がいる。

もしあの事件を民主主義者による「民主革命」とどうしても名づけるのならば、それは「あらかじめ裏切られた革命」であると言いそえておこう。

岩上 安身氏「あらかじめ裏切られた革命」 講談社 P116から引用

凄く厳しく残酷ですが、これが人間社会の本質なのではないでしょうか。

格差社会問題は永遠に解決しない

格差社会問題は永遠に解決しない
ここまでの考察を行い、導き出した結論は残念ながら「格差社会問題は永遠に解決しない」ということです。

理由は3つです。

  • 格差・格付けは人間の本能であるから。(→食欲、睡眠欲、性欲に次ぐレベルの本能です。)
  • Aという格差が無くなった場合、別のBという格差が生まれるのが人間社会だから。
  • 資本主義の仕組み自体が格差社会を生み出す仕組みになっているから。

内部リンク:搾取されない生き方をする方法5選:資本主義の仕組みを理解する

思考のポイント:社会に何かを望むのではなく、自分の思考・行動を変える

最後に一つだけ私の個人的な意見を述べさせて下さい。

恐らくですが、我々が生きている間には少なくとも格差社会問題は無くならないでしょう。

そして人類が存続しているならば、1,000年後も2,000年後も無くならないでしょう。

大切なポイントは社会が悪い、資本主義が悪い、生まれが悪いなど、自分がコントロールできないことに対して不平不満を言ったところで何も変わりません。

何かを変えるためには、自分の思考・行動を変える以外に方法はありません。

内部リンク:「運が悪すぎる」という人へ→まずは自分の思考を変えよう!

「格差社会」を本質的に考察して、自分の頭で考えられることが大切なのでは無いでしょうか。

そのようになるところまで勉強すれば、違う世界が見えるはずです。

今回は以上です。

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