こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 執着とは何かを知りたい人
- 執着を手放せないと悩んでいる人
- 執着心が強いと悩んでいる人
- 執着心を捨てる、手放す方法を学びたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。(Twitterフォロワー数は2021/1/30現在です。)

執着とは何か?

まずはじめに「執着」とは何かについて考えていきましょう。
少し厳しい内容かもしれませんが、始めましょう。
執着とは?→一つのことに心をとらわれること
まずは模範解答からいきましょう。
ここで問題になってくるのは、「なぜ一つのことに心をとらわれるのか?」ということです。
執着を手放すには、この分析がキーポイントになってきます。
執着する理由→自分の自信の無さを補おうとするから
執着とは「一つのことに心をとらわれること、そこから離れられないこと」だということは先述しました。
その理由は何か?と問われた時に私はこう答えます。
「自分の自信の無さを補おうとするから」と。
今現在の自分の目標が「100」だと仮定しましょう。
外見、仕事、恋愛、生活などで自分がありたい姿を「100」だと考えて下さい。
その目標「100」に対して、客観視した時の現在地が「50」だと仮定しましょう。
外見にギャップがある人はメイク、ファッション、派手なアクセサリーなどに執着します。
仕事にギャップがある人はよく分からない資格取得、お金、副業などに執着します。
生活にギャップがある人は恋愛のパートナー、旅行などに執着します。
これは一次情報でかなりのN数を確認しましたので、かなり真理を突いているはずです。
少し厳しいかもしれませんが、まずはこの事実を正面から受容することが大切になります。
執着心を捨てると人生が変わる

周囲で様々な人を観察していると面白いことに気づかされました。
更にはそのような人に限って、大企業で部長職以上にまで出世していたり、中小企業のオーナー社長として、何十年単位で長期的に淡々と成功していたりします。
これを興味深く思った私は分析をしてみたところ、面白いことに気づかされました。
執着心を捨てると「挑戦の選択」をするようになる
なぜなら執着心が無いということは、失うことに対する恐怖心が無いからです。
執着心がある人と無い人の考え方の違い
執着心がある人と無い人を比較して考えてみましょう。
会社の役職に執着の無い人は、会社で前例の無い選択を選べます。
なぜなら、東証1部の上場企業(普通でまともな会社)であれば、意図的な失敗や法に触れるようなことをしない限りはどんなに派手に失敗したところで、左遷、降格処分程度だと考えているからです。
逆に会社の役職に執着する人は手堅く無難な選択を連発するでしょう。
派手に失敗して、左遷、降格処分になったら困るからです。
彼氏/彼女に執着の無い人は、自分の思いで転職やイメージチェンジを思い切って出来るでしょう。
なぜなら、転職やイメージチェンジで別れのキッカケになるようならば、真の愛ではなかったと心得ているからです。
逆に彼氏/彼女に執着する人は、今までと同じ選択を無難にするでしょう。
転職やイメージチェンジで別れのキッカケになったら困るからです。
「守りの選択で逃げ切れる時代は終わった」とだけ呟いておきましょう。
執着心を捨てると、人生の主導権が手に入る
執着心を捨てると、もう一つ良いことがあります。
それは人生の主導権が手に入ることです。
逆に執着心が無く、常に全てを捨てる覚悟があったらどうでしょうか?
全ての主導権はあなたにあることになります。
自分に主導権がある人生と自分以外の何かに主導権がある人生。
どちらが良いかはあなたが決めて下さい。
内部リンク:【主導権を握る方法】仕事、恋愛で主導権を握る人には〇〇がある
執着心を手放す5つの方法

ここまで読んでくださった方は「執着してしまう理由」「執着心を捨てるメリット」が理解できたはずです。
最後に執着心を手放す5つの方法をご紹介していきます。
肌感覚に合ったものをお試し下さい。
執着心を手放す方法1:自分軸を明確にする
執着心を手放す方法1つ目は自分軸を明確にすることです。
執着心がある方の中には、自分軸が明確でない方が少なくありません。
自分軸とは「観念×信念」だと考えています。
観念「物事に対して持つ考え=意識」、信念「正しいと信じる自分の考え=現実」の相互作用で必然的に自分軸が定まってきます。
まずは自分が思っていることを紙に書き出してみましょう。
また、ご両親、兄弟、親友などに話を聞いて総合的に整理整頓してみましょう。
内部リンク:【自分軸で生きると幸せになる】自分軸の作り方 5選
執着心を手放す方法2:視野を広げる
執着心を手放す方法2つ目は視野を広げることです。
物事を考える際の視野を構成する要素は「知識や思考範囲の幅」「物事をみる抽象度や角度」の2つです。
自分が執着しているのはなぜか?と他人目線で考えてみたり、執着を手放したら何が起こるのか?と考えてみることです。
また、抽象度を上げて考えると、「自分が自信が無い部分を補う方法」の選択肢を広く考えてみることです。
視野を広く取りましょう。
内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方
執着心を手放す方法3:「明日、世界が無くなるとしたら」と考える
執着心を手放す方法3つ目は「明日、世界が無くなるとしたら」と考えることです。
これは極論ですが、非常に重要な発想です。
「明日、世界が無くなる」と真剣に思い込んで、必要な人・もの・ことなどを考えてみましょう。
凄くドライな言い方ですが、必要な人・もの・ことはそんなに多くはないはずです。
「明日、世界が無くなる」と考えた時に、「これは必要だ」と思うこと以外は本質的には全て不要なのです。
私の場合は「限られた周囲の人」と「自分が生きてきた軌跡への納得感」以外は何もいらないという結論になりました。
是非、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
内部リンク:【人生の正解は誰にもわからない】大切なのは自分の納得感
執着心を手放す方法4:執着すればするほど離れていくことを知る
執着心を手放す方法4つ目は執着すればするほど離れていくことを知ることです。
仮に執着していることがあなたにとって本当に必要だったとしましょう。
それならば、尚、執着するのをやめるべきです。
ストーカーなどが良い事例でしょう。
これは基本的にどのようなケースにも当てはまります。
執着しているうちは、スタートラインに立てていないことを知ることです。
この事実を正面から受容できた時、執着心を手放すことが出来るはずです。
執着心を手放す方法5:哲学を学ぶ
執着心を手放す方法5つ目は哲学を学ぶことです。
哲学を学ぶと、いかに自分がちっぽけなことで悩んでいるかが分かります。
いかに小さなことに執着しているかが分かります。
また、哲学を真剣に学び始めると、「執着」に費やしている物理的時間が無くなることでしょう。(笑)
際限なく追求できるのが哲学だからです。
執着のエネルギーを何か他のものに転化できないか考えてみる発想は意外に大切です。
今回は以上です。