こんにちは、ヨットです。
この記事は以下の人に向けて書きました。
- 誰かに「自己満足だ」などと批判をされて落ち込んでいる人
- 自己満足とは何かを考えたい人
- 自己満足が大切であり、必要な理由を知りたい人
※この記事と併せて読みたい記事
内部リンク:【視野を広げると生き方の可能性が広がる】視野が広い人の考え方
内部リンク:【思考力を鍛える4つの型】AIに負けない思考方法、思考の型
それでは「ヨット講座」始めましょう。
※以下はヨットのプロフィールです。Twitterフォロワー数は2021/1/15現在です。

自己満足とは何か?

はじめに自己満足とは何か?について考えていきましょう。
自己満足→自分自身、自分の言動・行動に自分で満足すること
まずは模範解答からです。
自己満足とは「自分自身、自分の言動・行動に自分で満足すること」を指します。
「独りよがり」などの悪い意味で用いられることも多い「自己満足」という言葉。
自己満足→人間にしかない概念
「自己満足」いう概念を持つのは、全世界で人間だけです。
動物、鳥、爬虫類などは、何をしたところで「自己満足」はできません。
またAIも全く同じで「自己満足」はできません。
人間が「自己満足」を目指すことを辞めた世界を想像してみましょう。
凄く味気なく、人間をロボットと間違ってしまうような殺伐とした世界になるでしょう。
自己満足を否定する人達はそれでも「自己満足」を否定するのでしょうか?
自己満足という概念があったから人類は発展できた
人類がここまで発展できたのは、間違いなく自己満足の力のおかげです。
ライト兄弟が飛行機を開発している時、人々は「自己満足でおかしな研究をしている」と嘲笑っていたことでしょう。
資本主義社会がここまで発達して、人々の暮らしが豊かになったのも、様々な人が自己満足を追求した結果です。
先述したように「自己満足」という言葉は良くない意味で使用されがちです。
そんな観点で考えてみると新たな発見があるのではないでしょうか?
そして、そんなことに気づける感性が大切です。
自己満足を大切に育てると人のためになる

ビジネス・仕事・書籍などでは、「顧客満足」「他者満足」などといった言葉が並んでいます。
これらを虚心坦懐に観察してみると、面白いことに気づかされます。
それは「顧客満足」「他者満足」を口にしている人は、それを口にすることによって自己満足しているということです。(笑)
この時点ですでにパラドックスです。(笑)
ここから分かることがあります。
まずは自己満足を大切に、次に顧客・他者満足にシフト
私はいつも思うのですが、提供する側が「自己満足」できないサービスや品物、商品などで、「顧客・他者満足」が実現できるのだろうか、と考えてしまいます。
本質的には提供する側が「自己満足」できないサービスや品物、商品などは全て偽物です。
これを別の事例に当てはめて考えてみればすぐに分かる話です。
従業員から労働力や時間を搾取して、経営陣が荒稼ぎしているブラック企業の構図と全く同じではありませんか。
飛行機、自動車、インターネット、スマートフォンなど、偉大な発明は全てそのような構図になっています。
進化や本当に価値を見出せるものというのは自己満足から生まれるものなのです。
芸術が顧客のニーズを考え出したら、それは芸術と言えるのでしょうか?
そんな問いを真剣に考えてみるのも面白いでしょう。
自分の「自己満足」を大切に育てる
自分が様々なシーンで感じる自己満足。
それはシーズの種です。(翻訳すると、「種の種」となってしまい、少し下手な表現かもしれません。)
※ニーズ、シーズって何だっけという人は以下の記事をご一読下さい。
内部リンク:【ニーズとシーズ】これからの時代に必要なのは「シーズ」
そのシーズの種(自己満足)を大事に大事に育てることが非常に大切です。
「顧客満足」「他者満足」はニーズに寄り添うと獲得できます。
しかし、現代社会ではニーズに寄り添うだけではコモディティです。
コモディティと言うことは、激しい競争で買い叩かれると言うことです。
自己満足ができない内容で激しい競争で買い叩かれたらどうなるでしょうか?
間違いなく「自己肯定感」が下がり、疲弊していくことでしょう。
「自己満足」はシーズを極限まで磨くことで獲得できます。
現代社会ではシーズにこそ価値があります。
様々な「自己満足」がお金になり「他者満足」に繋がる時代です。
1億円オーバーの時計がポンポン売れています。
1億円オーバーの車がポンポン売れています。
そしてキャンプを楽しみ、「自己満足」をYouTubeで発信すればお金になる時代です。
そう考えると、自己満足を追求することは非常に大切なのではないでしょうか?
誰に何を言われようと、自己満足を追求し続けた人や会社が偉大なブランドになっているのは歴史や現状の市場を見れば明らかです。
人生の充実度は自己満足を大事にできたかで決まる

人生の充実度とは何で決まるのでしょうか?
死ぬ直前に、「顧客・他者満足ばかりで全く自己満足できなかった。もっと〇〇したかった。」という人生は充実していたと言えるのでしょうか?
様々なご意見があるかと思いますが、私はそうはなりたくありませんし、充実していたとは言えないと思います。
「やりたいことは全部やった。まだやりかけのことはあるけど、自己満足できた。」
そう思える人生を送りたいと思っています。
結局のところ、自己満足ができない人生と言うのは切ないものです。
死ぬ直前に後悔してからでは目も当てられません。
今すぐ「自己満足」を目指しましょう。
そして、自己満足できた内容で、大切な人を満足させましょう。
今回は以上です。